GrimoireBook 14 days ago
わたくしが孝和と共に暮らしていこうと思い立ちましたのはある寒い冬の日のことでございました。どこからでございましょう、冬月香か源氏香でしょうか、漂う香気に目覚めつつあの組み合わせの遊びについて思いを巡らせました。思えばその組合わせ論ともいうべき遊びの先に孝和の「行列」の閃きが瞬いたのでございます。その思いつきが程なく読んだこの書で共振した時から、孝和が私の脳髄のうちに気配を帯びるようになったのでございます。孝和全集の知らせを聞き、わたくしはなんとしてもこの書を手にせねばならぬと震えました。しかしその価格に慄き、手に汗をかき、目眩の中で誓いを立てました。必ずおいで頂くと…(続く)
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