宮澤伊織『ときときチャンネル』「宇宙飲んでみた 」に続く第二弾「ない天気作ってみた 」が出た。SFには、酒場やクラブで奇想天外なサイエンスほら話を語るシリーズものの系譜があり、代表的なものはクラークの「白鹿亭綺譚」。これを現代に甦らせるにはどのような「場」が考えられるのか? それはネットによる「配信」であり、語り手と、聞き手の相槌という双方向性の関係は、配信者と、視聴者のリプライにそっくり置き換えられる。という訳で、『ときときチャンネル』シリーズは伝統的SFほら話語りものの正統な系譜に連なる新世代のサイエンス奇譚として超オススメなのだ。しかも百合w
19 days ago