山河令10 義侠の士を名告りながら結局は我欲に溺れる連中の闘争心を剥き出し、相争わせることで”数を減らして”いたら、まったき善人が騒擾に巻き込まれてしまい、己の浅薄さと向き合いつつも部下に八つ当たりしちゃう谷主なあ。表面通りの機嫌でないことは確かでも、どこまで阿れば合格なのかさえ分からない上司、いやだね十鬼も。同情はしないが。
自分の不甲斐なさに足を捕まれた時に、他者をはべらせて己の機嫌を取らせながら酒を呑む谷主と、孤独に痛飲する荘主の違い
周は温が誰もいない状況で四賢の墓穴を必死に掘っていた場面を見てるから、八つ当たりで痛いところを衝かれても、決定的に温を見放すってことはないんだと思う。
2 days ago