『〈女流〉放談』を再読したのは、山田詠美の新作『三頭の蝶の道』を読んだから。
女性作家が「女流」と呼ばれていた時代に活躍した3人の作家について、彼女らの葬儀を基点として編集者や作家仲間や親類など周囲の近しい人間視点での多声的な語りによって、3人の作家道や生き様が浮かび上がってくる群像劇。
山田詠美がこの時代のことを知る自分が書き残しておかなければと思った気持ちも含めて、すごく良かった。
好みだけで言うと今年読んだ小説の中で一番好きだった。もっといろんな人の視点で読みたいし、昭和・平成・令和まで傍で作家たちを見続けてきた編集者の赤羽瑤子が作中で上梓したノンフィクション『三頭の蝶』を私も読みたい!
2 months ago