おはよう、青空。
今日は秋分の日。暦の世界には4つ、大きな区切りの日があるわけだが、その3番目。不思議なことに、春分の日と秋分の日は、国が定めた国民の休日だけれど、冬至と夏至は休日ではない。明治維新以降の日本の朝廷では、二至二分のうち、二分を重んじた。春分と秋分は、お彼岸の中日で、仏教にはな先祖信仰と関わりがあり、民間で広く行われている習俗だった。神社のなかにも、その年の実りを祈願するために、この時期(厳密に春分や秋分の日ではなかったが)に祭祀を行うところはあった。
明治維新直後の朝廷は、国の安定のためにも、それまでになかった宮中祭祀を暦に従ってふたつ創設した。これを春季/秋季皇霊祭という。
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