柴崎友香さんが『帰れない探偵』(講談社)の刊行記念選書として選んだ12冊の中に、フアン・ガブリエル・バスケス『歌、燃えあがる炎のために』(水声社)を入れています。1冊1冊丁寧に作品を紹介していて全部引用したいくらいです。バスケスについては「誰かが話した話を語り直す」という点に共感し、以下のように書いています。「この数年、小説は語り直すものであることに意味がある、ある人の話をほかの誰かが語る伝聞が小説なのではないかと考えています」。バスケスの他にオースター、ゼーバルト、パク・ソルメ、漱石、ジーナ・アポストル、テジュ・コール、東辻賢治郎、ソルニット、奥泉光、呉明益、イー・フー・トゥアン。
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