広島保生 16 days ago
『世界の破滅を信じた人たちのとんでもない世界史』(トム・フィリップス/寺西のぶ子訳、河出書房新社)は古今東西の終末論について、その流布された背景と人物、それによって引き起こされた”影響”を丹念にたどった書。個人的には20世紀末に大流行した「ノストラダムスの大予言」と1999年に世界が滅ぶとの風潮を思い出すが、なぜかそれには触れられておらず。終末論は聖書の時代からではなく、なんと紀元前のゾロアスター教にまでさかのぼるという。数千年前から人類は、現実世界に絶望し、この苦しみから救ってくれる存在と時を待ち望んでいたかと思うと、人々が幸せに生きられる世界はいつ来るのかと→