Xで著者が投稿しているが、2016年刊行の松沢裕作『自由民権運動』と、2018年刊行の伊達聖伸『ライシテから読む現代フランス』が重版。それぞれ10年と8年ほどかけての2刷。昨年末には2012年刊行の中村桃子『女ことばと日本語』がなんと13年後の増刷。他レーベルに比べて在庫売上の占める率が比較的高い岩波新書では「らしい」光景ではある。
何万部というヒット書目でも、今この時に一定部数動いてなければ重版はできない。小さくとも一定部数動き続けさえすれば、本の寿命は長くなる。当該本の著者や担当編集者からすれば「もっと早くたくさん売れてほしい」という気持ちだろうが、こういう長生き本が個人的には嬉しい。
17 days ago