メイ・サートン『独り居の日記』(武田尚子 訳)を読み始めた。とても良い。ひとりだけの時間を愛したい。
〈何週間ぶりだろう、やっと一人になれた。”ほんとうの生活”がまた始まる。奇妙かもしれないが、私にとっては、いま起こっていることやすでに起こったことの意味を探り、発見する、ひとりだけの時間をもたぬかぎり、友達だけではなく、情熱かけて愛している恋人さえも、ほんとうの生活ではない。なんの邪魔も入らず、いたわりあうことも、逆上することもない人生など、無味乾燥だろう。それでも私は、ここにただひとりになり"家と私との古くからの会話〟をまた始める時ようやく、生を深々と味わうことができる。〉
3 days ago