ケン・ローチ監督『オールド・オーク』。寂れつつあるかつての炭鉱町で、パブ経営者のTJは家族とやってきたシリア難民のサラを助ける。難民への町の人たちの態度には温度差があり、差別やヘイトもある中、パブでサラとコミュニティのための食事サービスを始めるものの、という話。困窮したり虐げられたりすると、さらに弱い立場の存在へ怒りや不満が向く、というこの国でもまさに起こっていることが描かれていて、また何度も打ちのめされてきた人間が起き上がろうとする話でもあり。時々、これがどうしても伝えたいことなんだな、とストレートすぎる表現に感じる部分もありましたが、最後は少し希望があり、温かみがあり、いい映画でした。
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