ワッシュさんの新作『呪怪廻游録 骸返しの部屋』を読んだ。奇妙な話、それを語る人達はもちろん、それに加えて取材する側の苦労も書かれていた。怪異の話は差別につながってしまうことがあるので、そっちに行かないといいなと心配したり、話がそれて家庭や職場の愚痴を聞かされたり、世代差から話が噛み合わなかったりとか。ついには話の真偽を確認するため、著者と報告者が相撲をとったりする。しかも「酒が入っています」「その程度は影響しないでしょう」といやり取りの後に、ごつい大人が力比べという、実に夢枕獏っぽい展開ですよ。他の怪奇ルポにはまず無いと思う。面白かった。
add a skeleton here at some point
2 days ago