小林徳三郎展@東京ステーションギャラリー
この機会が無ければ知らなかった作家。初期の作品は新劇舞台装置や児童雑誌の挿絵、装釘、軽業師を描いたスケッチなど、意匠感覚デフォルメ感覚に優れた作家という印象。「金魚を見る子供」や「西瓜」の、瑞々しいその瞬間その空気の捉え方、こういうタッチをみるとAIでは到底真似できないだろうなあなどと。
徳三郎の息子を描いた「金魚を…」のほか類似作の「花と少年」は夢中で金魚を見ていたときと違い、中学生になり意識しながらポーズとってる感じが伝わり微笑ましい。風景や静物など晩年の作品に至るまで、味わいとともにずっと瑞々しさが続いている。とても気持ちのよい展示だった。
7 days ago