学生の進路のための推薦状を書いてたら熱が入ってきて、「こんないい学生他所に行かせるのは惜しいから、あと10年ぐらいうちにいなよ！」と言いたくなってる

20代から鬱病に苦しんでいつの間にか歳を取ってしまったので、自分が45歳のおっさんだという自覚がいまいち足りない。友達と徹夜でマリオカート(SFC版)したり、ブックオフで一日中立ち読みしたりしたい。

今日は遠隔で学生の相談に乗るなどした。やらなきゃいけない職務に含まれるかと言えば別にその範疇でもないかもなんだけど、家族以外の身近(物理)にいる大人が若者にとって頼れる存在であるような世の中だといいな、という淡い期待が僕の中にあるので、その実践…。

お金欲しい…。ポケットマネーではなく学生を雇ったり学生の研究に使ったりするお金である…。

住んでいる場所を聞かれて川口と答えると最近は毎回のように「外国人で大変らしいね」的なことを言われるのだけど、外国人との接触の多く(そして僕がこの街で経験した全て)は、ポジティブでもネガティブでもない特に深い印象を残さないものなんですよね…。というかそれなりに都市なので、都市の常だけど近所に誰が住んでるかは生活にほとんど影響しない…(同じアパートに住んでる野良猫に餌付けする人とかには迷惑かけられてるけど、そういったことでもなければ外国人が住んでいようが自分の生活にはあんまり関係ないのが都市の生活というもの…)

秋学期の授業始まりました。ゼミ見学も随時受け付けているので、関心のある方はぜひ。

早朝に一旦目覚めて仕事に取りかかった後、朝の薬を飲み忘れたことに気づくまで気絶していた…。ままならねぇ…。

社会心理学者は社会問題を扱うことに消極的なところがあって、まあそれ自体は別にいいんだけど、「社会は社会、研究は研究」という感じの、自分が研究してるところが社会の一部で研究室と繋がる空間に社会があるということすら忘れているんでないかと思える人が多いのには、何だかなぁと思う。予算の申請書を書くときには研究の社会的意義を書くはずなんだけど、書き終わると忘れちゃうのかね…。

相変わらず気力と体力が乏しいのだけど、ふと気づいたら鉛のような身体の重さや濃霧に閉ざされたような思考の濁りがなくなっていて、長い時間がかかったけど鬱病からは回復しつつはあるのかなと思った。20代、30代の頃と比べると、もうだいぶ…。まあ薬を飲み忘れなければの話ではあるけど。

聞き間違いでなければ、今すれ違った二人組の一人から「お前の生殺与奪の権は俺が握っている」と聞こえたのだけど、気になる…

ここ数日急に涼しくなり虫の音がしだしたので、「やりゃあできるじゃねえか最初っからそうしてりゃよかったんだよ、二度と血迷うんじゃねえぞ」みたいな感じです

学部からの同期(学科・専攻は違った)にこの話して、「僕も学生時代は規範から逸脱しないようにしてたけど」って言ったら、「え…？高くん割と逸脱してたよ…？」と返ってきた。むぅ…。

1ヶ月の間に3つの学会大会に参加して３回発表して4つの発表を指導して立ち会って1つの学会大会を主催して3件の予算申請書を提出して国際会議の原稿を2編書いて2編指導して遠方での講演を1回して事典原稿を1編書いて合間にオープンキャンパスや健康診断もあって学生の各種申請書の添削もあって、と本当に忙しかったのだけど、研究に多くのエフォートを捧げることができたし友人や学生や研究関係者の中でも好きな人たちと過ごす時間も多かったし、充実していたおかげで何とか乗り切れた。関係者に感謝。

社会心理学会大会が終わって、死ぬほど忙しい時期がようやく過ぎた。そして秋学期も既に始まっているし学生たちのタスクの添削も次々にやってくるので、ここからは死ぬほどではないけどいつもどおり忙しい時期だ…。

先日学会のシンポジウムを聴講してたら指定討論者から「ではそこに座っている高先生からもお話をいただきたいと思います」と突然投げ込まれるというアクシデントがあったのだけど、今日聞いたら何か満足していただけていたらしいのでよかった。

朝早くから働いて、暑い時間に軽く(距離的には軽いけど今の僕の身体的には重く)ランニングして、水風呂に浸かって、午後はゆったりと過ごすのが、今は(授業のない今だけは)いいリズムを作れる気がする。 ひと月ほど忙しすぎた反動で鬱っぽいけど、まだタスクが積まれてるので、もうしばらく頑張んないと…。

酸素が足りないみたいな嫌な眠気がする…とウトウトしてから跳び起きて二酸化炭素計みたら1800ppm...(外気は410ppmぐらい、室内で1000ppmを超えたらあんまよくない、みたいな感じ)。外はクソ暑いけどしかたなく換気してる…。

上策:ちゃんとした調査や実験を実施する 中策:何もしない 下策:ダメな調査や実験を実施する と考えているので、何もしないというそこそこ優れた選択肢があるのに調査や実験を実施する以上は、ちゃんとしたものにすることが条件になる。

今日はイベントで出勤してきたのだけど、体力が限界でふらふらしてる(空き時間は研究室で寝てた)。4週間前から働いた時間が54h, 54h, 72h と来て、今週は労働時間こそ短くなっているものの関西に出張してきたので、鬱病の人間の働き方ではなかった。休みたいのだけどやらなければならないことがまだ溜まっている…。

年内にもう一回講演で大阪に行く機会があるかと思ってたら、オンライン開催だった…（よく見てなかった）

「○○先生はゼミ中によく怒鳴ってたので」 「それは最悪だねぇ…」 「そこまでかは分かんないですが」 「最がつくかどうかは分かんないにしても、間違いなく悪だねぇ…」 「そうですねぇ…」

S.J.Gouldに私淑していた僕としては理論というのはしばしば現実についての緻密な観察を積み上げていったところから生まれると考えているのだけど、心理学は抽象的な理論を偏重してその土台となるべき個別の観察の蓄積を軽視するところがある…。そしてこの理論偏重と明示的・非明示的な欧米中心主義が重なると、日本の事象を扱った論文は「それはGlobalな読者には関係ない」とリジェクトされる一方、欧米の事象を扱った論文については「人間の心理の本質に迫った」みたいに評価される、ということがしばしば起こる…のはとても不健全だと思う。

まもなく東京。今週は関西出張はあったものの、8/20頃から続いたヘビーな日々に比べると一息つけている。疲れてはいるものの、20代・30代の大半は目眩や頭痛、吐き気などの症状とも戦い続けていたのに比べると、このスケジュールを乗り越えられる程度に回復しているのは幸福だと思う。来週にも原稿の〆切や学会のエントリ、学会発表などが控えているので、頑張らないと…。

Blueskyで1000件目のポストを祝して🎉

東洋大学大学院で大学院生として僕と一緒に研究したい人を、引き続き募集中です。偏見・ステレオタイプ・差別、または情報社会について社会心理学でアプローチしたい方は、ぜひ選択肢としてご検討ください。博士前期／後期課程いずれでも、丁寧に指導されながら経験を積むことができます。 なお意外と知られていない本学のメリットとして、 ・学費が安い ・学生向け支援制度が充実している があります。 研究室訪問／ゼミ見学も随時受け付けているので、ご関心のある方はお気軽にご連絡ください。

学会の夜も学生その他にご馳走したし、昨日も久しぶりに会った親友にご馳走したので、先月〜今月はずいぶん出費が嵩んでいる。まあ、大事な人たちのために使えたほうがお金を稼ぐ甲斐があるというものなので…。

神戸で講演したついでに大阪の友人の家に泊まって今日は鶴橋の商店街に行ってきた。一番心を惹かれたのは女性向けファッションの店だったんだけど、平均年齢50歳↑のおっさん2人で入るのは申し訳なく、外からサッと眺めるだけだった。ああいうのが似合う身体がほしい…(単に好みのファッションの話なのでジェンダーに関する含意はないです)。

新大阪駅混みすぎ！　そして2日間で3回、JR東日本アプリの"混んでるから5分待て"という主旨の表示を眺めることになった。もう少し頑張って…。

講演、持ち時間90分のところを主催者による紹介も含めて91:31で終わったので、これはなかなかうまくいった(多分分かりやすく話せた)。時間調整がうまくいかないときが多いので…。

「関西人っぽい」と言われるの、昔馴染みに言われるとイラっとするのに、関西出身の学生に言ってもらうと嬉しくてニコニコしちゃうな。

さて…1時間半も早く講演会場付近に着いてしまったしご飯もあっさり食べ終わっちゃったし、ここからどうしようかな…(*せっかく神戸に来たのだから街中を散策すればよいのだけどそれをするとうっかり何かに夢中になって遅刻するタイプの人間ゆえの悩み

神戸！！

新幹線の中で原稿の添削しようとしたら速攻酔ってしまい、今は必死で吐き気を我慢してる。 その日史明は思い出したーー 酔いやすいから乗り物では仕事をしないようにしていたことをーー

Amazonで海外のsellerから学術書（Handbook）を買ったら、3版のページではなく2版のページで買ったのに3版が届いた。Handbookにありがちなことに版が違うと内容が大幅に違っていて、3版は既に持っているけど2版が必要だったから、現行の版より高い値段で買ったのに…と返品申請をしたら、「2版が絶版だから代わりに3版を送っただけだよ！内容もアップデートされてるしこれでいいでしょ！」（意訳）という返信が来て、苛立っている。学術書を扱うのに何だその雑さは…。

宣伝遅れた…。今回の日心は初日に予算〆切2件があったりして、参加できたのが奇跡だったので…。

日心@仙台の9/7 11:10～ 以下のポスター発表を行います。 「現代的セクシズムとデモグラフィック要因の関連ー2016年オンライン調査データを用いた探索的分析ー」

昔から何かの障害を疑うレベルで音声言語の知覚と発話の能力が低い。日本語は生きた人間を前にしたときの過度の緊張を何とか克服して普通以上に喋れるようになったのだけど、歌の歌詞とかはほとんど聞き取れない。外国語だと研究者としては致命的なレベルで能力が低い(日本語でも外国語でも、トラウマを喚起されてフリーズする状況があることも拍車をかけている)。 読み書きの方は特に問題なくて、文章力や読解力を褒められることの方が多いのだけど(あと空気も読めない)。

仙台の日心から昨日帰って、今日は本当に久しぶりにぼんやり過ごして、明日準備して明後日兵庫で講演&大阪泊。そうこうしているうちにいろんな〆切とか学生のタスクの僕のターンとか社会心理学会とかがあって、秋学期も始まる。休めん。

社会心理学会前日に弊学で開かれる院生リーグの世話役教員になってしまったので、21時過ぎに施設から撤収するとき立ち会わなければならなくなってしまった…し、学生のイベントにちょっかいかけるおっさんになるのもアレなので、研究室でひたすら待機しとかなければならない…。他のおっさんを呼んで中年リーグでも開くかなぁ…。

「カフカがどんな人だったか知ってる？」 「虫になったことしか知らない」 「カフカ自身はなってないよ…」

僕の研究を下敷きに研究しているという人に沢山出会えたのは嬉しいのだけど、僕は博士論文の研究をしている間「日本の心理学界では一生評価されないかもしれない」ということを覚悟してやっていて、それが評価されるようになったのは在日コリアンを巡る状況が2010年代に僕が想像していたよりもずっと悪くなったからという事情がある…。だから、「時代が僕に追いついてきた」と素直に喜ぶこともできない(追いつく必要がない世の中になればよかった)。ので、自分の学生たちが偏見や差別の解消のための研究をしてくれることには、ある種の救いを得ている(そうした試みのためにもヘドロをさらう仕事もしなければならない)。

このハッシュタグ、「明日は今日より、来年は今年より、もっといい」と感じたいときにお使いください。　#ボジョレーヌーボー化する人生

日本心理学会から帰京(帰玉)中。去年、今までで一番楽しい日心だったと書いたのだけど、今年は去年以上に研究の議論が盛り上がったし、学生たちと過ごす時間も長かったしそれぞれ楽しそうだったし、新しい出会いも多かったし、一番を更新したと思う。無理を押して参加した甲斐があった。　#ボジョレーヌーボー化する人生

日本心理学会@熊本から帰郷。今までで一番大勢参加した指導学生たちが楽しそうだったおかげで、今までで一番楽しい日心だったかもしれない

学会で久しぶりに会った友人に教授になった報告したら，「おめでとう。ところで教授になったんならもうちょっとちゃんとした服装はできないの？」と返ってきた…（Tシャツだった）

今回の学会は、気になる発表を聞きに行ったらあちこちで「高先生の本や論文を読んで参考にした」と言われたし、「先生の本を参考にして研究をしている卒論生／修論生がいる」とあちこちで言われたし、いつも閑古鳥が鳴きがちなポスター発表も人が絶えなかったし、研究者として報われてる感が強い(これが世の中の良くない変化を反映したものでさえなければ…)。

やっぱり広報用にXも少しは活用すべきだろうか…と思って覗いたら、おすすめ欄に炎上中のコスプレイヤー叩きの投稿や「クソみたいなフェミニスト」を叩く投稿がドッと流れてきて、心が折れた😮‍💨

あんま学生に絡みすぎて成長の機会を邪魔するようなことにならないようにしないと…と反省中(あと権力のあるおっさんが絡んでくると単純にウザいと思うので

昨日、同世代の教員から、「何か高先生そっくりの学生から高先生みたいな的確なコメントをいただいたんですけど…」と報告をいただいた。その学生はM1でそれなので、10年後には僕よりずっと高いところにいるから覚えといて、と売り込んどいた。

昨日の夜は友人教員と二人で、自分が受けたかった教育を施したい話、学生には僕らの血で舗装された高速道路ではるか遠くまで進んでほしい話、で盛り上がった。日心の夜の恒例なのだけど、毎年力づけられる。