『早池峰の賦』シネマヴェーラの羽田澄子特集の最終上映回にて。東北独特の曲がり家を一人で解体する映像からすぐに映画に引き込まれる。序盤のクライマックスの祭りで演じられるハレの場での山伏神楽の舞から、神楽のある日常へと基調が変化していく構成が見事。正月に隣町に門付で神楽を舞いに出かける演者5,6人が、畑の中の細い道をとぼとぼと歩くさまを捉えたロングショットに陶然。農業に従事している演者達の家族総出で行う煙草の葉の栽培の変遷の模様はそれだけで見応え十分で、3時間の上映時間がとても短く感じられました。
25 days ago