『大いなる自由』、10/1（水）からU-NEXTやアマプラなどで配信開始、ずっと待ってました…見逃してしまっていたので有難い。

ポニーキャニオンの生配信番組のトークテーマについて考え中...🧐 何かやってほしいこととかあればいつでも教えてください！今年はあと、デジタルリマスターについて学ぶ回はやろうと思っています。映画パンフレットの回とっても楽しかったな。

📚寄稿📚 9/20発売『キネマ旬報 10月号』に『ジュリーは沈黙したままで』の作品評が掲載されています。ベルギーの新鋭レオナルド・ヴァン・デイルが紡ぐ、突然のコーチの指導停止に端を発する、ひとりの少女の沈黙。本作をポスト#MeToo時代の映画として位置付け、スポーツ界における権力の不均衡を扱う作品など、近年の類似作品を取り上げながら書きました。

パンフレットなどで関わった新作はしばらくレビューをチェックしてたりするのですが、Filmarksで『タンゴの後で』の劇場での様子を書いてくださっていた方がいて、涙してる観客がいたと……やっぱりこの時代だからこそ、シュナイダーの痛みはより届くよね。パンフレット、すぐに入荷しますように。当時／現在の背景が詳細に書いてあるので必読。インティマシーコーディネーターの浅田さんも寄稿してますよ。 skさんの映画『タンゴの後で』のレビュー filmarks.com/movies/11742... #Filmarks #映画

📚寄稿📚 8/28発売『hanako 10月号』の新作映画紹介欄にて、クリステン・スチュワート主演『愛はステロイド』、メキシコの風変わりな"恋愛"映画『マルティネス』、『ラストタンゴ・イン・パリ』の裏側を描く『タンゴの後で』、ロードムービー『テイク・ミー・サムウェア・ナイス』を取り上げました。

こんなにも多くの夜があるのだから、虚しさに包まれる夜もあるよね。

日々大量に映画を観ないといけない生活をしているけれど、最近どうせ観てもすぐに忘却してしまうという虚無感がつねに去来している。そんな虚無感に苛まれているわけにはいかないんだけど、どうしようもない。もちろん忘却しようとも決して無駄ではなく、それが血肉になっていることも頭ではわかっている。

📚寄稿📚 9/13公開『テイク・ミー・サムウェア・ナイス』の劇場用パンフレットに、「ここではないどこかを夢見て」と題した作品評が掲載されています。クレプスキュールフィルム配給最新作は、ジム・ジャームッシュにインスパイアされた男2人女1人のロードムービーです。ぜひ鑑賞のおともに.:**･･*:.

📚寄稿📚 9/5公開『タンゴの後で』の劇場用パンフレットに「マリアの決別」と題した作品評が掲載されています。ベルナルド・ベルトルッチ監督作『ラストタンゴ・イン・パリ』、俳優の主体性、シュナイダーとヌールの関係、映画界の権力勾配、視線の暴力性などから本作を読み解いています。

引用失礼します。アンドレア・アーノルド監督の新作映画『バード　ここから羽ばたく』が、9月5日に公開されます。「クィア映画」に連ねていいのかは解釈によるかもしれませんが、2024年のカンヌ国際映画祭でクィアパルムにもノミネートされている作品です。

フィルムアート社様より、8月27日発売『増補改訂版 Film Analysis 映画分析入門』をご恵贈いただきました。通常版ももちろん持っていますが、今回ドゥニ・ヴィルヌーヴ『メッセージ』やアニエス・ヴァルダ『冬の旅』なども加わり、さらに充実した一冊になっているそうです。

📚寄稿📚 8/29公開『天使の集まる島』にオピニオンコメントを寄せました。マレーシアに位置するペナン島の世界遺産「ジョージタウン」を舞台に、ひとりの少年による“空想の旅”を描く詩的な異国ファンタジーです。

📚寄稿📚 8/28発売『NuméroTOKYO』10月号のネオ淑女特集に掲載されている次世代の映画監督を紹介する記事を担当しました。今週劇場公開される『愛はステロイド』のローズ・グラスをはじめ、いま注目の映画監督たちを取り上げています。ぜひチェックしてみてください。

買った&読書予定 「刻印」松原文枝 「シモーヌ Summer 2025」児玉美月さんの文章が載ってると聞いて！

RP 恥ずかしい 嬉しい

ロマンスやセックスを含まない内容の物語を「Nomanceノマンス」というらしい アセクシャルの話や恋愛をしない人たちが増えている話などいい記事だなぁ ashita.biglobe.co.jp/entry/column...

Ａセクシュアル、Ａロマンティックについてや、 「異性愛を全力でやりぬく」が問題視されていた『We Live in Time この時を生きて』の劇中セリフは英語では「Heteronormative = ヘテロノーマティヴ 異性愛規範」であることが語られていて読めてよかったです。 『宝塚・やおい、愛の読み替え―女性とポピュラーカルチャーの社会学』への言及もあって嬉しかった…！ ashita.biglobe.co.jp/entry/column...

わたしに無害なひと チェ・ウニョン/古川綾子 The Summer/あの夏 高校生から20歳頃までの女性同士の恋路が観れるアニメ映画。レズビアン映画。百合映画 高校生時代の田舎の映像も綺麗だけど、ソウルに来た後の都会の風景も好みだな。 パンフレットに児玉美月さんのコラムがあって良かった。

10月末に公開される韓国の『あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの"もしも"の世界。』ってゲイ映画なのか。宣伝からは全くわからず……

これはいろんな文章に言えることなんですが、「〇〇映画にはこういう傾向がある」というように大きな主語で語るときに、基本的には日本で劇場公開された長編の商業映画に限っています。映画祭のみで上映された作品、映画館未公開作品、短編及び中編作品、インディーズや自主映画作品などはあまり想定していません。

映画「 #美しい夏 」パンフ 大判かつ字が多い！ 佐々木敦さんのコラムが、原作読んで衝撃を受けたティーンネイジャーのまんまの反応で、なんか可笑しかったです☺️ 児玉美月さんによるラストシーンの解釈は私とは違いますが、でも確かに"『美しい夏』に存在する夏の季節には、終わらない予感がある"はその通りだと思いました！

映画「 #美しい夏 (原題: La bella estate)」 ジーニアが一人で居る時の心中の表現で、仰向けで真っ直ぐになっているシーン(なぜか映画「勝手にふるえてろ」のヨシカを思い出した！)が何度も描かれましたが、一方でアメーリアに対してはもたれかかるような姿勢。安心と信頼がそこに。 ジーニアの職場での上司がフェアな人物として描かれているのも良かったです。 画づくりも絵になるシーンがいくつも。 音響も、ジーニアにとっての男性との初体験で音が無くなる演出で、その意味に気付いて唸りました。 ラストについて、私は「メイデン」と同様の解釈をしました。 児玉美月さん寄稿のパンフ、これから読みます。

『The Summer／あの夏』のパンフレット、ハン・ジウォン監督の「小説で一番気に入ったのは繊細なリアリズムで、それを反映する様に映画のトーンをデザインした。」ということ、「登場人物の感情を込める際も大げさではなく現実の人間の感情の範囲内になる様心がけた。」という。映像を観て声優さんの演技も伝わっていたなあと思う。 あと寄稿されていた児玉美月さんのコラムがとても良かった。原作者の過去の記述、現実のクィアコミュニティと今回のアニメーション映画の表現を絡めつつ、韓国や日本のまだ続く女性差別についても言及している。私もアオサギの表現が好きだ。

連載エッセイ、そろそろ次の回も更新されます…！

ワー！見逃していました🥲🥲🥲 児玉美月｜恋愛の焦燥感に駆られない社会に【言葉で紡ぐ、いま・ここにある社会】 ashita.biglobe.co.jp/entry/column...

📚寄稿📚 8/15公開の韓国のアニメーション映画『TheSummer あの夏』劇場用パンフレットに、「その飛翔にやがて手が届くまで」と題した作品評が掲載されています。チェ・ウニョンによる原作小説をふまえつつ、現実社会と架橋しながら物語の深奥に分け入っていくような文章になるように書いてみました。

📚寄稿📚 8/22公開『マルティネス』の劇場用パンフレットに「風変わりの「恋」を描く御伽噺」と題した作品評が掲載されています。老年期にさしかかった男性のある「恋」を描くメキシコ映画で慎ましくささやかながらも、ロマンティシズムに溢れた一本です。他寄稿者は新谷和輝さん、清田隆之さんです。

📚寄稿📚 8月6日発売『anan 2458号』「愛とSEX」特集の最新エンタメガイドで、インタビューにお答えしました。『ANORA アノーラ』や『ベイビーガール』など今年の話題作をはじめ、いくつかの作品を取り上げてオススメポイントについて語っています。

今週より公開される『The Summer／あの夏』日本語字幕版に一部蔑称が含まれることに関しまして、鑑賞される方が事前に心構えできるようにという意味合いも込めて、公式HPにアラートを掲示していただきました。アラートの文では物語の具体的な内容までは踏み込んでいないので鑑賞前でも問題ないかと思います。また、該当箇所についてはパンフレットのほうでも原作ではどうなっているのかなどに触れつつフォローするようにしています。 summer-movie.com/notice/

📚寄稿📚 8/29公開のローズ・グラス監督最新作『愛はステロイド』に、オピニオンコメントを寄せました。指定された文字数が少なかったので、一番伝えたいことを一言に絞りました。監督や俳優たちをはじめ作り手のクィアな感性に支えられた、破天荒な"ラブロマンス"です。

RP これは本当にその通りですね。

わたしが何を言ってもどうせ変わらないと思うけど、加藤拓也作・演『ここが海』で、現状を改善しようともせず、トランスジェンダーの役柄をシスジェンダーの黒木華さんが演じるのは本当に最悪だと思う。 公式HPでの加藤さんと児玉美月さんの対談では、加藤さんが「当事者キャスティングに反対しているわけではない」と言い訳しておいて、ここで言う「当事者」とは誰なのか？ と考えもせず、その「当事者」が、俳優含めこの業界で労働したり能力を発揮したり訓練を積んだりシス規範のなか交流したりする機会に乏しいか、困難かを検討もせず、聞き慣れた発言が散見する。 kokogaumi.com/interview/#i...

こちらの投稿とても有益情報なので引用失礼します。『美しい夏』『サタンがおまえを待っている』『愛はステロイド』はコメントを寄せていて、『The Summer あの夏』はコメントとパンフレットを書いています。一応こちらの作品すべて何らかの形で関わらせていただきました🙏

『美しい夏』のパンフレットに作品評を寄せているのですが、同じような文章を最初の方と最後の方で繰り返しているようにみえて、実は何文字かを入れ替えて真反対の意味にしています。少し言葉遊び的なことをしました。

📚寄稿📚 8/1発売『シモーヌ』2025年夏号に「"食"と映画」というテーマのコラムが掲載されています。『冬の旅』『哀れなるものたち』『ベイビーガール』『サブスタンス』『We Live in Time この時を生きて』など、7ページにわたってたくさん書かせていただいたのでぜひお読みいただけると嬉しいです。

六本木蔦屋書店で「『私たちが光と想うすべて』のトートバッグを購入したら特典でブックカバーをもらえるという投稿を見て来たんですが」と店員さんに聞いたら、何人か来てくださったけど結局「担当者がまだ出勤して来ていないのでこのフェアについて分かる者がいなくて…」とのことで帰ってきた😢たぶんもう六本木は行けないな…トートバッグほしかった。

映画「 #MELTメルト (原題:Het Smelt)」パンフ 児玉美月さんの評で、"胸糞映画"、"鬱映画"と云われている本作の鑑賞後に何故か心に残る微かな光を感じた理由が判ったように思います。 観た人は、観たことによって受け取ったその光を忘れないはず。 その光こそがMeToo以降、この世界に差しこんだもの。 もう幻にさせない。

映画「 #MELTメルト (原題:Het Smelt)」 スリラーとは感じませんでした。 ただただ、味方がいなくて悲しみと痛みを判ってもらえなくて苦しくて、ラスト直前のパーティーとそれに続く出来事さえ、そうあらねば主人公エヴァの魂が救われない… そう感じました。 ただただ、悲しかったです。 その二つの出来事が唯一、エヴァの気持ちを(誰も掬い取ってはくれなかった、だから自らが)受け止めた故の行動のように思います。 "儚くとも美しい"ってどういうこと？ 儚くも美しくもないじゃないですか。 PG12です。人のこころの痛みが判るようになってから観て下さい。 児玉美月さん寄稿のパンフ、これから読みます。

📚寄稿📚 7/25公開『MELT メルト』の劇場用パンフレットに、「レイプリベンジ映画の系譜における『MELT メルト』とその現代性」と題した作品評を寄せました。ほかに映画ライターの高橋諭治さんも寄稿されています。なお、公式サイトにはトリガーアラートが設置されています。 melt-film.com

ありがとうございます！久しぶりにここ最近ずっと韓国クィア映画の原稿に着手していたところだったのでタイムリー😉

RP これはイタリアのレズビアン映画(原作者もレズビアンの物語と明言してる)。今年はすでにこのあと韓国のレズビアン映画２本もパンフレットの原稿が控えております。楽しみにしててください。

イタリア映画「美しい夏」キャラビジュアル2種、山内マリコ「すべての瞬間がまばゆい」（コメントあり） https://natalie.mu/eiga/news/632246 緒形龍、児玉美月、佐々木敦、水上文、山崎まどからも推薦 #美しい夏

🎧出演🎧 クランクイン！がお送りするポッドキャスト 『 #atalkfor 』最新回は、実写版『リロ＆スティッチ』です。大ヒット＆続編決定ということで、ディズニーの有識者である山本恭輔さんとスティッチ愛の強い奥浜レイラさんをゲストにお迎えし、改めてその魅力に迫ります🌺前編は感想から入っていますが、後編はいまディズニーがクィア表象に対してかなり微妙な立場にあることや実写化とポリティカルコレクトネスの問題など込み入った政治的な話になっていくので、その辺りに関心のある方は必聴の内容です。 open.spotify.com/episode/1rGU...

映画「 #平坦な戦場で 」パンフ、シナリオも掲載されて大満足。 樋口尚文監督の視点は私とは違いました。村木を見ていて全然笑えなかったし、ラストののぶえは村木に救いを与えた訳ではなくて、戦場での戦いに立ちすくむ二人であり、しかしとりあえず二人で立ち向かおうとしている姿勢だと思うので。 児玉美月さんが指摘した、あの寝室の長回しのシーン。そう、あれは祈りだったのだ、と読んで気付きました。

映画「 #平坦な戦場で 」@ シネマ・ロサ舞台挨拶回 これは深い作品。何度でも観たくなる内容です。遠上監督作品、初めて観ましたが、画面が静謐さを湛えておりかつ音の設計に唸りました。 物語は、序盤のやわらかさから徐々にサスペンスに。性被害者となった男子高校生村木が学校を休むところからラストまで、息をのむ展開。 この男子の性被害だけではなく、その恋人である女子高校生のぶえやホームレス女性の境遇も、この"平坦な戦場"の過酷さを見事に表していると思います。 これはまさに(ざんねんな、でも生きてゆかねばならない)2020年代にふさわしい作品です。 児玉美月さん評あるパンフ、帰宅してゆっくり…

『かたつむりのメモワール』パンフ掲載の児玉美月さんの寄稿に、「読書と知性」についての一節があった。『哀れなるものたち』とこの記事を思い出すなあ。 www.cinra.net/article/2023...

9月20日よりシアタートラムにて上演される加藤拓也作・演出『ここが海』公式HPに、加藤さんとの対談記事が掲載されています。 また、出演の橋本淳さんと映画プロデューサーの谷生俊美さんの対談、出演の黒木華さんと俳優の若林佑真さんの対談の構成・文も担当しています。 kokogaumi.com

この『The Summer／あの夏』という8月公開の韓国映画、レズビアンのアニメーション作品らしい。配給さんに教えてもらって初めて知った！もしかしてもうみんな知ってる…？

映画「 #かたつむりのメモワール (原題：Memoir of a Snail)」 すばらしい人生譚です。 全世界の小学中学年以上の老若男女、すべての観客が自身の人生と出会いを振り返るだろうと思います。 生まれつきの障碍、両親との別離、里親との関係、思春期、宗教、アディクション、セクシャリティ、パートナーとの出会いと別れ、老い、介護、…そして進路。 人生におけるあらゆる要素を丁寧に描いています。 それはまるでいろいろな色に見える織物のように。 そして歩んできた道の跡もキラキラと輝いているはず。 その歩みは、かたつむりのようにゆっくりでも。 おそらく2025年の個人的トップ10に入ります。

映画「 #かたつむりのメモワール 」パンフレット、単独ムックと言っても過言ではない充実度です！ 本邦のアニメ作品、金継ぎ、ひいては仙台の青葉城にいたヒダリマキマイマイにまでつながる本作の成り立ちが判ります。 児玉美月さんの評(3ページとたっぷり！)で気付かされたのが、(主人公グレースの)"知性"への信頼でした。 どんなにのろくても、他の人たちと違った道であろうと、過酷な現代社会であっても、自分が大事にしているものに気付き守れるならば、きっと生きてゆける。 そしてそれは、グレースの(双子の弟)ギルバートへの信頼にも通じるものでした。 どうぞ本作と大充実のパンフ、劇場で！