商業作家における目標設定は難しく、売上や賞やメディアミックスは運要素が大きく絡むので、達成できれば嬉しいがメルクマールにはふさわしくない。こういった外部評価に振り回され、わけが判らなくなって自滅していく人も大勢いる。小説技術の向上を目標にしても、段位制でもないのでいまどのレベルにあるのかを客観的に把握しづらい。
ということを色々考えた結果、今後は「その作品に対してできることをすべてやりきったか否か」を目標に定めることにした。これなら達成度も判りやすいし、モチベーションにも人生の糧にもなる。来年で十年目となるので、ディケイドの最後はとにかくやりきるぞ。
5 days ago