Hulu『時計館の殺人』を見終える。大変面白かった。
(以下、微妙にネタバレ含む)。
『十角館』と立て続けに見て気づいたことは、このシリーズにおける「館」が、単にミステリのためだけに存在する特殊設定というだけにとどまらず、ひとつの独立したルールや戒律を持つ、歪な異世界として描かれていることである。その閉じた世界の中は外界とは異なる原理で駆動しており、そのギャップの中にミステリが仕込まれ、その世界が作られた切実な動機が小説的・文学的な読みどころとなる。やはりとんでもないシリーズなのだなと再認識させられた。
29 days ago