富永さんの『なぜ社会は変わるのか』読了。社会学における社会運動論の学説史の展開をわかりやすく解説されている本だと思いました。私が「お!」と思ったのはダグ・マックアダムの理論の箇所です。彼の理論が頻繁に出てきており、彼の理論とそれに対する社会学における彼への批判、さらに彼の反省とその後の研究という一連の流れは知らなかったので面白かったです。私は院生時代に彼のPolitical Process and the Development of the Black Insurgency, 1930–1970とFreedom Summerを読んで、公民権運動の複雑さと運動の多様性(特にローカルの運動)
14 days ago