そうそう。あたたかいんですよね。 ハーンとの出会いが無くて、これだけ魅力的に日常を描かれると、ずっと観まもりたくなります。

#ばけばけ 緩急や呼吸がコントっぽいと思いました。 いい意味で。 いろいろうまくいかない展開の最中だけど、明日も見たいと思わせてくれます。 トキが飛び出した直後に、ちっちゃい声で「茶柱」って呟いたのがなんとも味わい深いものがありました。

NHK連続テレビ小説『ばけばけ』、これはもう小泉八雲がどうこうという次元ではなく、何ともとぼけて滑稽で、でもなぜか寂しく哀しい日常のドラマ。 この会話、癖になる。 脚本のふじきみつ彦さんは、別役実氏に師事されコントを学んだ方とのことで、独特の間に味がある。 言ってみれば、どこか映画的なのだ、そう思う。 お勧めです。

4月に亡くなった露口茂氏の追悼企画で、名探偵な山村刑事の推理が冴えるミステリな『太陽にほえろ！』のエピソード群を取り上げた、めとろんさんのブログ記事。 自分も作品セレクトとコメントでひょっこりお邪魔しております。 お読みいただけると幸いです。 bsky.app/profile/meto...

めとLOG ミステリー映画の世界 新しい記事です♪ 孤高の人、孤独の人　 The proud and independent man is the lonely man　 ～ 追悼・露口茂 ～ ※特別ゲスト：砂時計様 metolog.seesaa.net/article/5181...

【新版】 めとLOG ミステリー映画の世界　 総合 INDEX ※創設して、明年2月で20周年。 　ミステリに興味がある方なら、ぜひ気楽に訪問してみてください。 metolog.seesaa.net/article/4859...

夏の疲れが出ているのか、常に眠い。 だるいし、疲れが容易に抜けないなあと。 休まなきゃ駄目♪でも、今日も結局、200ページ以上の書籍データを編集して、基礎となる資料をまずは作成する作業をずっとしていた。それ自体はひたすら続く単純作業。無いと次のフェーズには行けないので、やるしかない。なかなか、ストレス溜まるのだけど、やはりその先に作業効率化が待っているので、できる限り無心に、時間のかかる作業を進める。…そして、そこからやっと、地の文を読み込む作業が始まる算段。 夜はしめ鯖に塩麹肉じゃが、胡瓜とオクラの白だし漬けに味噌汁、冷奴。 それでは、おやすみなさい💤

オダギリジョーが犬の着ぐるみ着てる映画見た。地雷踏む覚悟で行ったけど、予想以上の地雷だった。三木聡と同じ道を辿ってる。つーか、三木聡は『亀は意外と速く泳ぐ』とか『時効警察』とか『転々』とか面白い作品はちゃんと作って今の結果になってるのだが、オダギリジョーは面白い作品は撮らないまま『熱海の捜査官』みたいなデヴィッド・リンチの猿真似にいきなり突入してる。映画監督はもうやめて俳優に専念した方がいい。あと、TVシリーズに続いて佐藤浩市が出てるのだが、これが出番が多くて(下手するとオダギリジョーよりも出番多い)、今月は俺にとって「佐藤浩市強化月間」になりつつあることを予言しておこう

Drifting Days 　 ～徒然なる写真～ ※今回、この十数年間に撮影した画像をまとめました。 　もし宜しければ♪ metolog.seesaa.net/article/5183...

白黒にカラーを埋め込む 『シンドラーのリスト』に起きた技術的な問題。 どうやって赤い色を白黒映画に埋め込んだのか？それが映画館で引き起こした問題とは。今の時代では考えられないほど複雑だった事情です。 黒澤明の『天国と地獄』の有名な煙のシーンの撮影についても紹介します。

日常をポストしていると一見、わたしは主夫に見えるかもしれませんが、うちは共働きです。 わたしが泊りの仕事なので、夜勤明けと公休の平日夜は、夕食を作る担当なのです。休みの日は余裕があるからまだ良いのですが、明けの日はキツいかな💦 日々、その日の献立を考えるのが日課です♪

めとLOG〜ミステリー映画の世界 《 改訂 》仮説・中学殺人事件　 ～構成違うのなぜで章Ⅱ～　 metolog.seesaa.net/article/5182...

今夜は、過去のドラマを観た。 現代のそれと比較して、リアリティラインの設定など異なる部分があったとしても、その時代性を理解しつつ、描いた「核」の部分を受けとめれば良いと思う。 「こんなの、あり得ない〜」とか嘲笑しても、大切なものを取り零すのは損ではないか。なんて♪ おやすみなさい💤

現在 全話無料公開中『ウソツキ！ゴクオーくん』は僕的には"倒叙ミステリ漫画"だと思っているんだけど ミステリ的視点からのちゃんとした批評やレビューがあまり見たことがない。最終的に"イイ話"に着地するのでミステリ的な印象が薄らぐのかもしれない。まぁそこが魅力でもあるんだが。 www.corocoro.jp/title/251

新しい記事をヒーコラ進めていたら、ついにデアゴスティーニの『特捜』最新号が届いてしまった！危うし（何が？）

昔、ブログ執筆は長時間、徹夜などして一気に書かないと、なかなかペースが掴めない感覚がありましたが、現在は子どもたちの勉強で、PCデスクをいつでも使用できるわけではありません。 自然と小刻みに執筆、またLINEなどでブロックごとに通勤時や出先などで思いついた内容をメモするようになりました。決して、作家気取りでは無いのですけれど💦 何しろ、「小刻みに書く」って苦手だったのが、必要に迫られて…が大きいのでしょうが、何とか出来るようになったのです。ま、逆に歳を重ねて根気と集中力が衰えたとも言えますが（笑）

物静かに語る頭木弘樹さんの、温かくも力強い言葉に、「他者」に向き合う謙虚さと、思い遣る「想像力」を培う、文芸の力を感じました♪ 〈人類の世襲財産〉としての、痛みの記憶を記録する—— 『痛いところから見えるもの』 著者・頭木弘樹さん インタビュー youtu.be/M04plCWUemQ?si… @YouTubeより

今更見たのか映画『教皇選挙』。前評判高かったんで期待してたがイマイチ物足りないなあ(天邪鬼ですまん)。コンクラーベの舞台裏で起こる虚々実々の騒動と否応なしに巻き込まれる主人公。ピーター・ストローハンの脚本は明らかに"喜劇"として書かれてるのに真面目監督エドワード・ベルガーの演出ピントがズレてるのだ。ついつい同じ趣向で作られた映画『スターリンの葬送狂騒曲』と比べてしまう。こちらはスターリンの突然死に伴い巻き起こる笑えない騒動をドタバタ喜劇で描いてみせた黒い笑いの傑作でした。監督脚本はコメディ作家出身のアーマンド・イヌアッチ。似たような題材でも笑いの素養があるなしでこうも違うか。不真面目万歳。

「最後の開拓者」はジョディの祖父が農場にやってくるというエピソード。開拓民だったという祖父が何度も同じ話を繰り返しており、父親はそれにうんざりしている一方、ジョディはその話に魅了されているのです。世代の価値観の違いと少年ならではの感性が描かれています。

可愛がっていた動物の死を体験することによって、少年の成長を描いているといえるでしょうか。 「連峰の彼方」は、ユーモラスながら哀切な雰囲気を持つエピソード。ある日農場にやってきた老人は、かってその場所で生まれた人物だといいますが、老いた今、そこで暮らすためにやってきたというのです。父のカールは追い出そうとしますが、ジョディは彼に魅了されていました…。 厄介者として現れた老人が、外界から来た人間として少年には魅力的に映るのです。同じく老いた馬と共に老人が姿を消すラストもどこか幻想的ですね。

素直で無邪気なジョディ、厳格ながら息子を愛する父、慈愛に満ちた母、優れた仕事人である雇われ人ビリー・バック。農場で暮らす一つの家族たちの日常が描かれていきます。自然や動物のあふれた農場での、少年の日常生活が情感豊かに描かれていくのですが、ユーモアあふれるエピソードと、厳しい体験をするエピソードが交互に描かれる構成も面白いです。 「贈り物」では可愛がっていた小馬が病で死んでしまい、「約束」では再び小馬が生まれるのを楽しみにしていたところ、母馬の状態が悪化し、母馬か小馬かどちらかの生命を選ぶことを余儀なくされて（厳密には選ぶのはビリー・バックではあるのですが）しまいます。

ジョン・スタインベック『赤い小馬／銀の翼で　スタインベック傑作選』（芹澤恵訳　光文社古典新訳文庫）を読了。アメリカの文豪スタインベックの短篇を集めた作品集です。 「赤い小馬」 両親と雇われ人のビリー・バックと共に、農場で暮らすジョディ少年の日常を描く連作シリーズです。赤い小馬の世話を託されたジョディの奮闘を描く「Ⅰ　贈り物」、過去に農場に住んでいたという老人が農場に居座ることになる「Ⅱ　連峰の彼方」、生まれる小馬を楽しみにしていたジョディが悲劇的な状況に遭遇する「Ⅲ　約束」、農場にやってきた祖父と家族との交流を描く「Ⅳ　最後の開拓者」で構成されています。

本日は公休。 夕食に鯖の塩焼き、じゃがいもと玉ねぎのチーズ焼き、レバニラ炒め、胡瓜と茗荷の酢の物、冷奴に味噌汁…また作りすぎた感💦納戸から古い扇風機を引っ張り出して掃除。タモリさんの認知症の番組を家内と観て、1日が終わる。 それでは、明日も早朝出勤。 おやすみなさい💤

こんなんでるんやで。 牧野は『初恋』という作品で参加しております。 お子様のお土産に一ついかがでしょうか。 www.hayakawabooks.com/n/n38b136ad6...

本日は公休。二日酔い気味の体調で、『特捜』レビューを1本アップして（地道だなあ）始業式のみで早く帰ってきた二男とラーメン屋へ。買い物の後、炎天下で愛車を久しぶりの洗車。グッタリした後、まる君の散歩、夕食の焼きそば（太麺）を作る。それなりに忙しい1日。明日も早朝出勤、おやすみなさい💤

THE FRONTLINE OF SPECIAL INVESTIGATIONS 特捜最前線 ①　 ～大地を走る、男たち～ ※【第49話】時効5分前のチャップリン！のレビューをアップ。これで、1～51話が繋がりました♪ 地味～に、これからも細々と更新して参ります。 metolog.seesaa.net/article/5166...

山口未桜氏の『白魔の檻』（東京創元社）を購入しました♪ 前作の『禁忌の子』に大変感銘を受けた故ですが、出だしから不穏な空気満載でワクワクしております。 前回と同じく、怒涛の展開に冷や水を浴びせられる予感。楽しみです。 #山口未桜 #禁忌の子 #白魔の檻

タイ・バンコク発のシューゲイズ/オルタナティブ・バンド、Slowwves（スロウベス）のアルバム『PERFECT EVASION』が素晴らしい♪ シューゲイザーらしい、浮遊感のあるサウンドに、女性ヴォーカルJillの歌声が力強く響き渡る。お勧めです。 #Slowwves

本日は公休。家内の買い物にお付き合いしてショッピングモールを散策。帰宅して、夕食を作る合間に『特捜』レビューを1本アップ。『シンポ教授の生活とミステリー』の続きを再読し、私のブログ書き出しが無味乾燥だ…と反省💦 ミタニバーグの動画や洋画ベスト150を読み返し、本日もおやすみなさい💤

本日は夜勤明けで、明日はまた早朝出勤。 二男の高校受験で、余力はあっても、なかなかパソコンデスクが使えないため、執筆ままならない日々。まあ、そういうものです。 そのぶん、ゆっくり休めました。 それでは、おやすみなさい💤

Ekiss 2025年10月号の『ながたんと青と』最新話を読む。 泣けて仕方ない。 #ながたんと青と #磯谷友紀

本日は、午前中に『特捜』レビュー1件追加と、次回の記事（ミニコラム）を途中まで執筆。簡潔に纏めるつもりが、やはり自分なりに何らかのフックがないと満足できないものですよね♪その後、起きてきた受験生にデスクを譲り、夕食の準備なぞしたりして。 それでは、明日も早朝出勤。 おやすみなさい💤

今夜の『べらぼう』、家内は「暗いハナシになってきちゃったね」と不満を。 私は「社会変革のハナシに広がってきて、素晴らしいよ」。江戸三百年の天下泰平、それは単純なイメージに過ぎず、この元禄の打ち壊しや幕末のいいじゃないかも含め庶民によるプロテストのエネルギーは常に噴出していたのだ。

本日は、記憶に残るようなできごとが何もない、だからこそ豊穣な1日でした。 それでは、明日も早朝出勤。 おやすみなさい💤

福山ファンによる福山論。我々が彼に求めてきたイメージと、時代の変化がしっかり言語化されている。 / “福山雅治でいいのか｜紫藤春香(はるちん)” htn.to/2SzHQJ7iEc #芸能

朝5時の空。 淡い陽の光が、滲んで染み入ってゆく。 湧き立つ雲たちが、仄かに青と、白と黒と赤とをぶちまけて、緑鉱物のように柔く混じったり、液体のようにスッと流れて拡がったり。 さまざまな表情を覗かせて、つねに飽きることがないのです。 それでは、明日も早朝出勤。 おやすみなさい💤

テレンス・スタンプ逝去。 『私家版』（1996） 『イギリスから来た男』（1999） …が、好きだ。 どうやら歳をとるのも悪くないかも知れない、と思えた俳優のひとりだった。

創元から刊行予定のクリストファー・プリースト「The Affirmation」ついに脱稿という古沢さんの投稿…！！！楽しみすぎる！！！ x.com/frswy/status... x.com/frswy/status...

その一方で本作はユーモアとサスペンスの匙加減が絶妙で、ある時はヒロインの持つ障害や言語の壁といったコミュニケーション不全を、またある時は映画の撮影スタジオという舞台を活かした展開をそれと絡めて観る者を軽快に翻弄してみせるのがいい。個人的にはなかなかの掘り出し物で満足度高し。

「ミュート・ウィットネス デジタルリマスター版」観了。声が出さない障害を持つ特殊メイクアップアーティストのヒロインがある夜閉じ込められた映画の撮影スタジオでスナッフフィルムの撮影現場を目撃したことから命を狙われる話。前半は割と王道な殺人犯に追われる恐怖を描きつつ後半ではそこにマフィアまで関わってきてある証拠を巡る争奪戦が繰り広げられる点が面白い。

Les garçons　 少年たち　 ～横溝正史と西田徳重　 そして、レヴィンソン＆リンク～ metolog.seesaa.net/article/5175...

私は『火垂るの墓』上映当時の1988年に『となりのトトロ』との併映で観た。ときにバブル期。トトロの後鑑賞し、あまりのギャップに「なぜ…」と不満を感じたのも事実。…「戦争」を安易に弄ぶ時代になるなど、予想もしなかった。多分、浮かれていたのだ。 これは永遠に受け継ぐべき「呪い」なのだ。

1920年代～のミステリ映画。この令和の現代における、自身の卑近な生活とコネクトする事自体に意味があるというか、それこそ「普遍性」だと意識している。それは最新の記事でも一貫。例えば「本格ミステリ」ファンとして、当時の作品・時代の肌触りを感じ、共感できる部分ではないかと思っています。 ぼくのブログは、特に政治的な意図はない。けれど、レヴィンソン＆リンク作品を紹介・批評することを使命と宣言した時点で、政治的な内容と無縁ではあり得ない。彼らの作品におけるアメリカ社会（及び日本社会）への啓発は、驚くほどに、今こそ輝く重大な提言に満ちています。→

今夜は、『奇術探偵ジョナサン・クリーク』のムックをパラパラと捲りつつ。 明日も早朝出勤、おやすみなさい💤

いま買えるデアゴスティーニ『特捜最前線 DVDコレクション』 #オススメ発動！ 第32話「殉職・涙と怒りの花一輪」（脚本：井口真吾／監督：野田幸男） 特捜ファンの間ではあまり評価は高くない気がするけど俺は推す。 大滝秀治120％！！ タイトル通りの涙と怒り。迫力の取調べシーン、そして、『相棒』の内村刑事部長になるとは想像できない野性味ギラギラな若き片桐竜次と対決するクライマックス。悲しみをまとって鬼と化した秀治の凄味を味わいたければ必見。 www.amazon.co.jp/%E7%89%B9%E6...

『ポーカー・フェイス』シーズン2。観了。倒叙ミステリ的にはep1とep6が面白かったがep4なんかもカオスなコメディ回で好きだしケイパーやコンゲームに寄せたep7ep8も好ましい。ep5なんかは一見地味だけどストイックな倒叙好きとしては「こういうのでいいんだよ」と思わせてくれる私的偏愛回。

新しい記事です。 ちょっとしたエッセイですので、気楽にぜひ♪ 少年たち　 ～横溝正史と西田徳重　 　そして、レヴィンソン＆リンク～ metolog.seesaa.net/article/5175...

新しい、これぞ「地味」な記事です♪ Avenging Chance 偶然の審判　 アントニイ・バークリー原作　 DETECTIVE（1964～68） Seazon2episode7 metolog.seesaa.net/article/5172...

だが、それは、「その作品」の内実に踏み込み、掘り下げゆく行為であるのか、という疑問は生じる。前述の主体は、あくまでも「観た人物」の主観の内面への旅であり、そこに潜っていくものだからである。すべての批評はそういうものではないか、という考えも理解できなくはないが、自分は、それはあくまで「その作品」こそが主体であり、客体である「観た人物」との関係性は重要だと思うものである。ただし、観たうえで自由に、音楽を奏でるように即興演奏の如く言葉を発し、繰り出す「芸」としてそこに価値を見いだすことを否定しないし、面白いと感じる人もいるのだろう。→

→例えば、その曲は好きだけれども、「奏でてる個人」のセンスや手管が好きになれなくて聴かない…となることもありそうだし、そうなるとやはり、主体はその「奏でる個人」になるのかな…でも、興味があるのは、その「曲そのもの」なのだったりすると、どうなのだろう。 このコンテクストから言えば、「曲」そのものを、人間の知識を集めて考察し、調査などを通じて調べて、その事実あるいは真実を「追求」したいなあ…と思うし、そのうえでなら、そこに個人の「解釈」の飛躍は面白いしあるべきだ、とも思ったりする。 まだまだ、思索中ではあるが。