「記憶の対位法」読了。図書館の魔女の高田大介さんが、一気に単行本4冊も出してくださるから買いましたよ。いつ文庫になるかもわかんないし。
フランスが舞台。イスラムヘイト吹き荒れるなか、イスラム共同体で育ちながら
クリスチャンの新聞に記事を書くからと裏切り者扱いされる主人公。第二次世界大戦後ナチスに協力した裏切り者として共同体を追われた祖父の遺品を整理するうちに、聖歌の一節と思しき文が書かれた不思議な紙片を見つけ、そのなぞを繙いていく。という話。
現在のフランスが抱える、宗教と移民とテロの問題がひとつのテーマになっていて、これは今外国人排斥が叫ばれる日本もひとごとではないと感じながら読んだ。
10 days ago