更に続き
いくら備品だからって扱いを蔑ろにする気はないし、食料の血液パックも渡してる。だけど君、血液よりギルドとかでご飯食べてる方がよほど美味しそうな顔するよね。そう言って「隊長さん」はデスクをコツコツと指で叩きながら俺を見る。赤くない、金色の瞳で。
「血液パックも悪くないけど、だって、飯美味いじゃん」そう言いと、コツ…と叩いていた指を止めハァーと天井を向いてため息をついた「隊長さん」は顔をデスク向かいの俺に向けると「今夜も家に食べに来なさい」とだけ言った。そうして夜、隊長さんの家に行き「いらっしゃい」と迎えられ馳走になる。
add a skeleton here at some point
2 days ago