冬学期は、フローベールについての講義を取ります。取り上げられる「ボヴァリー夫人」は大学生の頃挫折して読めてません！大丈夫か……？

秋学期のアメリカ文学の講義が終わりました。思った以上に面白かったし、本の読み方に変化をもたらしてくれました。サリンジャーもう一周しよう！ amzn.asia/d/den8tKY

紅葉がすごく赤いです（語彙）

ロッキーがちゃんとかわいい。変に人型じゃないのがいいね

映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」公式Xで予告編が公開されています！ x.com/ProjectHM_mo...

いまだけの光景

また時間がかかる読書でした。ChatGPTがわたしの蔵書リストを見て勧めてきた本。移民として生きた市井の人の人生を、縁があった「わたし」が、残された写真や書き付けや会話の断片から、ときに精緻に、ときに抽象的に編んでいく形です。写真や新聞記事がところどころに現れ、しかしそれが本物かどうかはわからない。静かで抑制された感情が流れていて、だからこそ時々心が揺さぶられる文章に突かれます。 “そして日一日、刻一刻、脈の一拍一拍に、パウルは不可解になり、個性がぼやけ、抽象的になっていった。”（「パウル・ペライター」） 移民たち：四つの長い物語 amzn.asia/d/dc7IWP3

週1回配信の文芸サブスク始動　「ブンゲイデリバリ」収益の7割作家に www.nikkei.com/article/DGXZQO... 作家の西崎憲氏による試みで、月4回、金曜夜7時に短編小説やエッセー、詩歌がメールで届きます。作品はコンペで集まったものや作家仲間から募ったものが中心。 購読料は半年間で2470円、月換算で約411円。気軽な作品との出逢いを促します。 もうひとつの要が「作家の地位を高め、収入を増やすことへの挑戦」。一般的に著者の印税は書籍価格の1割程度で、出版社への配分が最も大きいといわれます。この状況に風穴を開けます。

最後の「ヘロディアス」が読みにくくて苦戦していたのですが、解説を読んでから再挑戦したら驚くほど面白く読めました。言葉の、文章の力ってすごいな、と最近思います。ジャンルにとらわれず良いと思ったものを読んでいきたい。

イチョウいいですよね

いま一度、署名してもいいよって人はお願いしたいです…。 アトピーでビリビリの顔面で思春期を過ごし、今やっと落ち着いてきてメイクの楽しさの入り口に立ったのに、また楽しみの無い（あるいは苦痛だけの）顔面に戻りたくない…。痛くて義務のメイクに戻りたくない…。 負担が増えて生活を圧迫するのももうこりごりだ。 c.org/nBbXH4SNJ4

Unlimitedに入ってるから、くらいの理由で読んだのですが、最初の「素朴なひと」に持っていかれました。不運な一人の女性の人生を、淡々と、でもどこかあたたかい視点で描いたお話。たいへん好みでした。残りの2編は神話的な寓話的なお話です。 “フェリシテは、この帽子をもらってもよいだろうかと訊ねた。視線を交わし合ううちに、ふたりの目から涙があふれた。” 三つの物語 (光文社古典新訳文庫) amzn.asia/d/1q366Os

ガルシア・マルケス「予告された殺人の記録」読了。140ページちょっとの中編なのに、そして「百年の孤独」ほどマジック・リアリズムに振り回されるような内容ではないのに、すごく時間がかかりました。このページ数なのに登場人物が30人超えてて名前もスペイン系アラビア系が入り混じり覚えにくく、章ごとに時間も主となる人物も変わるからです。でもめちゃくちゃ面白かった！アウレリャノ・ブエンディア大佐も名前だけ出てくるよ！ amzn.asia/d/17JVkVM

好きすぎる

👻👻お知らせ👻👻 10月から開始された文芸のサブスクリプション『ブンゲイデリバリ』、11月第一週は、私の書きおろし短篇「多生の縁」が配信されました！一風変わった幽霊譚です。サブスクに登録されている方はどうぞお楽しみください。

西崎憲先生 @kennishizaki.bsky.social のブンゲイデリバリ、今週も素敵な作品でした。ゆる幽霊譚、いいなあ。

よく聞け。SNSでのお前らのALT属性の使い方は間違っている - HIDARI日記（右） hidari-lab.hatenablog.com/entry/2025/1... 以前から苦々しく思っていたことをここぞとばかりに書き連ねた。 とりあえず全人類一旦読め。

竹内先生の講義をオープンカレッジで受講しています。エドガー・アラン・ポー会が終わり、併せて読んでいたこの本も読み切りました。たいへん面白い分析で、「こういう読み方もできるんだ！」と講義もわくわく楽しめました。本の方で一番感動したのはあとがきです。文学の研究アイデアが生まれて論文になるまでの行程って、こうなっているんですね。たいへんなお仕事です。 amzn.asia/d/5sC08X7

とても面白かったです。仏教SF。スペースオペラ風でもあり、コズミックホラー風でもあり。 “「法勝寺、発進。合掌！」「合掌！」” “このような現象が発生するのは、空間を佛理的に歪曲し、佛質が相対的に圧縮された結果という説がある。” こういう世界観です。 天駆せよ法勝寺　-Sogen SF Short Story Prize Edition- 創元SF短編賞受賞作 amzn.asia/d/c9NfPI1

11月ですね。マルセル・シュオッブにご縁があるこの頃。まあどちらも西崎憲先生のセレクトなんですが。忙しい日々の潤いです。

このあとがきを書かれている谷村省吾先生の、ちょっと前に話題になった哲学に対する議論を読みました。110ページもある論文で、大学生氏と一緒に精読したのですが、論理的なのに悲痛な叫びのような文章に胸が詰まりました。すべては言葉のすれ違い。相互理解の難しさについて、この1年くらいずっと考えています。

新しい車が来たうれしさよりも、長年連れ添った前の車とお別れした寂しさの方が強い。今は。ディーラーさんに「新旧2台並べて写真撮りますか？」って聞かれて、それはかわいそうでできない、と思ってしまった。妊娠中に、これからのことを考えて購入した前の車。赤ちゃんやベビーカーや必要な大荷物の乗せ下ろしが楽で、広々としていて、後部座席には赤ちゃんの顔が運転席から見えるようにミラーがつけられていた。その赤ちゃんはもう中学生で、車は役割を終えたのだ。いろいろ不具合も出てきて、やむを得ないお別れだった。ありがとうわたしのポルテ。

夫の実家からすぐのところ、こんな感じなので好き

不穏な雲

中学生の頃買ったCDとか出てきて捨てられない……。ハチャトゥリアンとか渋すぎですが、ガイーヌ、当時吹奏楽で流行ってたんですよね。

15年乗った車とお別れすることになり、トランクや後部座席を片付けたら、CDが大量に出てきて困惑。車載のCDプレイヤーが壊れて、次の車にもついてないから、もう聴く機会はほとんどないだろうなあ。

この本が興味のど真ん中で面白そうだけど、読める気がしない……。横書きのハードカバー本、敷居が高いのです。 物理学の哲学入門　Ⅰ: 空間と時間 amzn.asia/d/gcWizfq

女性も総理大臣になれるんだと小さい子供には覚えておいて欲しいが、あんなに笑わなくてもいいし、毅然とした態度でいいんだと誰か教えてあげておいてくれ。

高市早苗がマレーシア市民の対日感情を悪化させているというニュースが入ってきていますが、三井不動産はあろうことが旧日本軍がクアラルンプール市民を拷問・虐殺した刑務所跡に巨大ららぽーとを建ててしまい、ほんとうに客が寄り付かないという事態になっています。世界の中の"ノンポリ"ってかんじだ。 www.nikkan-gendai.com/articles/vie...

Bluesky

今日は読書の日らしいですよ。まあ本を読まない日なんてないわけですが。年齢を重ね、読む「量」は減りましたが、好きなものは変わりません。

書きました。途中で力尽きてるので後日追記します。 note.com/tomano/n/nb2...

ブンゲイデリバリ第4回はマルセル・シュオッブでした。手持ちの本はこれだけで、収録されていない作品だったので読めてうれしい。毎週の楽しみになっています。

セール中なのであげておきます。忙しすぎて全然ジムにもマッサージにも行けていなくて、以前買ったこれに救われております。亜種はいろいろ出てるけど、この製品の硬さがちょうど良い感じ。筋膜リリースとか信じてないけど、これを使ったストレッチが気持ち良いのです。 amzn.asia/d/aHekZO5

週末、学会でたくさんの人の中で過ごした反動か、なんだか寂しさを感じています。こんなときティアキンは一人旅でより侘しいですね……。

SOMPO美術館のユトリロ展、日曜日でしたがそれほど混んでおらず、ひとつひとつ筆の跡をじっくり見ることができました。まだ会期があるのでもう1回くらい行きたいな。 www.sompo-museum.org/exhibitions/...

ユトリロ初期のこの作品、わたしの父が好きで、かつてわたしの家には父が真似て描いた油絵が飾ってありました。油絵って、筆の跡が絵の中に刻まれているのです。幼かったわたしは、ザラザラした筆跡を指でなぞり、偶然生まれた線や形から勝手に物語を紡いでいたのでした。思いがけずこの絵を見ることができて、不意にそのことを思い出して涙ぐんでしまいました。今は父は亡く、その時の家もありません。父の絵はどこかに残っているかな。

ブンゲイデリバリ第3回、今回もとても好みでした。疲労困憊して帰り着く金曜夜、このような贈り物が届くのは本当にうれしいです。

職業体験で来てくれた中学生のお子さんたち。インタビュータイムがあって、「どうしてこの仕事を選んだんですか？」という質問に、「人間の身体に興味があったから……」って、おそらく期待されてたのと全然違う回答をしてしまって、まあ引かれたよね。崇高な意思だけでは仕事はできないんですよ。人を動かすのは知的好奇心です。（※個人の感想です）

屋敷消失トリックだけを集めた短編集。バリエーション豊富で面白かったです。ポオの未発表原稿をめぐる幻想譚「未完成月光」が好みでした。表題作はクイーンの屋敷消失ミステリ「神の灯」から来てるのかな。 ・一九四一年のモーゼル ・神の光 ・未完成月光 Unfinished moonshine ・藤色の鶴 ・シンクロニシティ・セレナーデ amzn.asia/d/4vAZmnY

何かが欠落している、空虚である、話せば話すほどそういう自分に気づいてしまう。欠けたところを埋めるために本を読む。読み続ける。

読書会ありがとうございました。30年前に読んだときの表紙はこれでした。懐かしいな。いつもわたしがしゃべりすぎ、脱線しすぎで、ホスト／モデレーターの猫鮫氏や参加者のみなさまを困惑させてないか気がかりです。本の読み方は自由、いろんな方の視点が知りたいのです。

オープンカレッジのアメリカ文学の講義、すごく面白かった……！毎週の楽しみがまたひとつできました。

クラスナホルカイ・ラースロー、恥ずかしながら知らなかったです。馴染みのない響きで声に出して読みたいお名前。ハンガリー語は日本と同じく姓→名の表記です。

ノーベル文学賞にハンガリーのクラスナホルカイ・ラースローさん（無料記事） www.nikkei.com/article/DGXZQO... #ニュース

みんなもショパンコンクール見ようぜ！わたしの推しは京増さんです。 youtu.be/CAbYlYnwNuc?...

あとネトプリもしてきました。このアザミちゃんは……！

おくちゃんありがとう、植本一子さんの本買えました。サイン本だった！猫の写真集も一緒に購入。高齢・病気の猫の写真なので注意です。でもとても優しくて良い写真ばかりでした。

わたしはワークライフバランスを捨てませんよ。わたしたちやその前の世代の先輩たちが苦悩しながら勝ち取ってきた生き方なんだ。仕事は大切、でも好きなこともあきらめない。

おれは馬車馬のように働かない おれはたくさん寝る 美味しいものを食べて ねこを撫でる 好きなところに行くし 好きな人と好き勝手に話す