Netflixの退会を考えていたが、友人に教えられて『ザ・ニューヨーカー: 創刊100周年を迎えて/The New Yorker at 100』を見た。創刊したハロルド・ロスは「不道徳か違法か太ることしかしない」という愉快な人物で、洗練された都会の読者向けの雑誌を創刊。ジョン・ハーシーの原爆レポートで世界的なジャーナリズム雑誌になり、二代目編集長ウィリアム・ショーンの時代にはレイチェル・カーソンやJ・ボールドウィンの記事を載せる。カポーティ『冷血』については掲載を後悔していたらしい。その後もいろいろな歴史を辿るのたが、現編集長デイヴィッド・レムニックがいう「良識」の精神が貫いている。
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