FIDE Albumより。 Richter, F. & Papack, D. 1 Comm. Die Schwalbe, 2019 H#2 (8 sols.)

簡単に解けるヘルプメイトです。待ち時間などにどうぞ。 H#2 (2 sols.)

Problem Paradise 112号の準備中。セルフメイトはここ数号は安定して5作以上のpublishができています。短手数の（解答者にやさしい）作品の投稿も増えており、作家のみなさまに感謝。

来年、Jan Timmanのスタディを集めた本が出ます。 www.amazon.co.jp/Timmans-Stud...

届いたFIDE Albumを読み始めています。 目を引いた作品が以下。 Caillaud, M. 3 Comm Internet Tourney, Rhodes, 2021 H#2.5 (2 sols.)

FIDE Albumが届きました。

Fred HerschのPalhaço www.youtube.com/watch?v=HD-_...

そういえばチェスのOTBは詰めろと必至を区別せず両方mate threatといいます。

いつぞやかのWFP作品展前口上に影響されて、細々と必至を勉強してる。 詰めろと必至の定義がまあまあアバウトなのなんとかならんかね。 結局よく分からんので、どうしてもチェスプロブレムのThreatで構造を考えてしまう。

AIがchess compositionを作れるようになったという話題は、日本語での解説記事を書きたいと思います。(掲載可となれば12月のめいまが連載内で紹介したく)

Daniele Gatti 10th Anniversary JTのお知らせ。 babsontaskmuseum.wordpress.com/wp-content/u...

この論文を読んでいます。 ・NeurIPSのCreative AI trackに通っているということであり、方法論はsolidだと思います。 ・局面生成方法がかなり面白く、「400万のタクティクスの局面を訓練データとして、それまでの文字からFENの次の文字列を予測するNNを作り、生成モデルに適用する」という方式です。(2次元の盤面に対して1次元のシーケンスとすれば十分であることを示唆していてこれだけでも面白い) ・次に、生成された局面を強化学習に入れますが、その際に「勝ちになる手が1つであること」、「強いエンジンでは解けるが弱いエンジンでは解けないこと」に高い報酬を与えます。 (続く)

AIがエンドゲームスタディを作れるようになった、という論文がArXivに出されました。 arxiv.org/abs/2510.23772

World Cupの結果稿が出ました。Heterodoxに1作掲載されています。 (Fairyにも1作出したのですが、参加者に名前がないところを見るとどこかで情報が落ちてしまったようです、どこか別のところに出します) www.wfcc.ch/wp-content/u... H.Maeshima, Comm, 12th FIDE World Cup HS#3.5 (2 sols)

Problem Paradiseで、誌面に使う捨てカットを募集します。どんなものでもかまいませんが、チェスをモチーフにしたものならなお結構です。送り先は、Problem Paradise誌の表紙に記載されている若島のメールアドレスまで。

各位　チームチェス選手権への出場のため、11/1-2は返信が少し遅れます。

二冠がフェアリープロブレムに参入してくださらないかという思い

Samurai www.wfcc.ch/bern-wsc-251...

これはいろいろなところでよく起きることなのですが、あるものをつくる時にあらゆる可能性と理由づけを考えたため、結果として完成したものが自分にとってはあまりにtrivialに見える（そのようにしかならないことがわかっているため）ことがあり、そうしたものによくあることとして他人からの評価は高いので、自作の評価は難しいものだと思いました。

The Hopperに載りました。慣れた方には早いかと思います(Jonathan Mestelが30秒くらいで解いていました) Me from The Hopper Issue 9, 2025 H#4.5

Pronkin & Frolkinの57.5手のプルーフゲームがコンピュータで確認されたという話題です。 www.thbrand.de/verifizierun...

OTBチェスをプレーしている友人と話すと、チェスプロブレムに興味があるが敷居が高い感じがある、という話を聞くことが多く、どうにか親しみを持ってもらえるような方法はないかと考えているところです。Andrew BuchananがOTBとチェスプロブレムの違いを競泳と飛込競技の違いに例えていましたが、テクニカルな完成度の高さやアイディアの面白さをどう伝えるかという問題は常に残ると考えています。

RepublicanChess + Circeでひとつアイデアを思いついたのでProblemistに投稿。来年の1月号に出ます。

PAD Chessを何人かの作家の方に紹介していますが、おおむね好意的な反応をいただけています。レトロ関連をどうするかは検討の余地がありそう(今MatPlusで盛り上がっているフェアリーの分類にも関連しそうですし)。

ChatGPTでチェスプロブレムを作る試み。(定期的に試してみています) 現段階においては、ChatGPTのみでオリジナルを1作作る、というのはかなり難しい感じです。ただ、人間が考えたコアとなるアイディアが破綻していないか、というチェックはできるようになっているという感じでした。 例えば私の2024年のSchwalbeの作品のコアのアイディアは「3種類のLeaperによるParrain Circe条件上のCyclicなダブルチェック」ですが、適切にLeaperやParrain Circeの条件を教えた上で、LeaperとKの配置を列挙してほしい、というプロンプトを書くと答えが返ってきます。

落ち着いて考えると、無限個の解を持たせるには無限盤の上で適当にバッテリーを開けば良いのであった（Nonstop equihopperは不要）

Shankar Ramのfeenschach作品のメカニズムがすごいということに尽きます。

The Hopperの第9号が出ました。第8号の解答も出ています。 第8号で公開されたこちらのH#2はツインが重いなど、気になる部分もありますがアイディア自体は珍しいと思います。 www.thehoppermagazine.com/SS233

FIDE Albumがそろそろ発送後3ヶ月になるのに全然届かない

Problem ParadiseのHPで「今月のプロブレム」の10月分出題をアップしました。 problem-paradise.com/2025/10/04/p...

PAD Chessはおそらくクラシカルレトロの分野でとても面白いことができると思うのだが自分ではつくれない

PAD chess, Discordでは「駒を取るのはプレーヤーだから2回駒を取るとプレーヤーが消えるのでは？」という盛り上がりを見せている

「駒取りは1回に制限される」という変種をOne-time PADというのはどうか

チェスの場合はtrivialでない過去の駒取りが論理的に推論できる場合があり、PAD Chessは過去の駒取りの推論と相性が良いですが(レトロ作家であれば様々なアイディアと組み合わせていただけるものと思います)、長手数の趣向作はあまり主流ではないので手順中に2回駒取りを入れるのが簡単にはいかないように思います。詰将棋の場合はちょうど逆になるのでは、という想像。

PAD Chessの記事、英語から書いて日本語に直したか、日本語から書いて英語に直したか、どちらだと思いますか。

PP111号では私の論考が掲載されており、「PAD chess」という新規フェアリー条件を提唱しています。駒を2つ取ると取った駒が消えるという条件。 フェアリー詰将棋にも良いかもしれません。

Problem Paradise第111号をHPで公開しました。 problem-paradise.com

来年のISCですが、懇親会に出られない可能性がそれなりにあります(学会予定のため)

「無限シリンダー盤」が構成できるのかわからなくなってきた

もう歳も歳なので、抱えている仕事のテクニカルな部分を手伝っていただける方を募集したいと思います。 （１）『詰将棋年鑑』のスタッフ……校正、索引作りなどの仕事。それとは別に、図面貼り込みや版下作成などの仕事（こちらは、InDesignを扱う技術を持っているが人が望ましい）。 （２）Problem Paradiseのスタッフ……図面貼り込みや版下作成などの仕事。こちらも、InDesignを扱う技術を持っている人を望みます。 どちらも、詰将棋やプロブレムの専門的知識は必要ではありません。出版の主旨に賛同していただける方ならどなたでも。

Lacny Cycle (ℵ_0 × ℵ_0)という単語を生み出してしまった

Problem Paradiseのサイトを楽しんでくださっている方がいる。嬉しい。 www.chess.com/ja/blog/alex...

各位　月末に向けてやや忙しいため返信等滞ったらすみません

そういえば9月のプロパラでの発表で発表作が100作になる見込みです。

Problemistで2025/3に発表された作品の結果稿が出ました。Geoff Fosterさんに詳細な解説をつけていただいているので、本誌を購読されている方は読んでいただければ幸いです。 作品を、最近使えるようになったChess OLV Viewerで共有してみます(リンクの有効期限は72時間です) helpman.komtera.lt/olv-view/#fi...

ProblemistのSelected ProblemsのコラムにDr. Manikumarとの共作が載りました。彼の訃報をきき、大変驚くとともに悲しんでいます。

3×3 Djurasevicが特定の仮定（たとえば黒Kを動かさない、初手はチェック以外など）のもとでOrthodoxで作れないことは示そう（示す元気がない）

今年はSpringerから論文が出てFIDE AlbumにLeaperを3つ使った作品が選ばれました。飛躍の年。

Matplusの解答者のページで山田康平さんの写真としてFIDEのページの山田弘平さんの写真が誤って使われている問題、連絡したいのだがMatplusの連絡先がわからない…