廃業間近なのでもう梯子でしか登れない古本屋の二階に行き、がらんとした棚の中から本を物色している。荒川弘が同人誌として限定部数発行した辞書ばりに分厚い設定資料集を買うかどうか悩んでいたら店内の照明が徐々に暗くなり、慌てて隣の本も見ようと手に取ったら重たくて落としそうになり冷や汗をかく。開くと本の中に硯と小筆がセッティングされている、屋外で漢詩をつくるための本だった。大変気になるが飽きて使わなくなる未来が見える。いやでも面白すぎるだろこの本と悩んでいたら完全に店内の明かりが落とされ、店内に閉じ込められてしまったところで目が覚めた。
3 days ago