『少女は本を読んで大人になる』ちょっとタイトルで読む人の幅を狭めてもったいない本だった。そういうタイトルで開催された読書会の採録なんですが、まずメンバーが豪華。鴻巣友季子、角田光代、阿川佐和子etc(敬称略)その中で特に気になったのが末盛千枝子さんと『智恵子抄』の話。末盛さんが舟越保武の娘だという前提があると、高村夫妻と舟越夫妻が二重写になって、とても重くてグロテスクでさえある。末盛さんは決して高村光太郎を表立っては非難していないけれど、男性芸術家によって才能を摘まれた女性がいたことをやわらかな言葉で繰り返し述べているんだ…
9 days ago