米アカデミー賞、ネット独占配信 ユーチューブ、29年から

ロブ・ライナー、まさか...。お昼のCNNでたくさんの警察官がロブ・ライナー邸に駆けつけていると報じていたが、まさかこんなことになるとは。大好きな監督の1人だったな。思い浮かぶ映画はたくさんあるけど、比較的最近の『記者たち 衝撃と畏怖の真実』もなかなかのものだった。

コケたことによる身体的なダメージはそれほどないのだけど、精神的なショックが残っているようで、今朝はメモ帳をズボンのポケットにいれたまま洗濯してしまった。洗濯機のなかが悲惨な状態。さらに、大事なメモ帳もパー。久しぶりに泣きたくなった。

昨日のこと。ぼーっと歩いていたら、側溝に右足をつっこみ、豪快にこけた。近くにいたおばさん3人が「大丈夫ですか？」と駆け寄ってくれたけど、恥ずかしいので、「大丈夫です」とさわやかに告げてその場を立ち去った。そのときは痛さを感じる余裕もなかったけど、家で見てみると、右手の親指に切り傷が2か所あり、親指の付け根が赤黒く腫れていた。そうこうするうちに、左足の膝頭にじゅくじゅくした痛みを感じ、これも見てみると、コケた小学生みたいに膝頭が擦りむけていた。今朝は手も足も痛みをあまり感じないので、やれやれという感じ。でも、腫れた親指の付け根とジュルジュルの膝頭を、♪あなたにも見せてあげたい。

月に1回か2回くらい電話で話す、日本の翻訳会社で働く中国系の女性（名前で判断しているだけ）。この人、とても優秀なんだけど、ものすごい早口の日本語で話すので、年寄りにはよく聞き取れない。俺もせっかちな日本語なので、相手もよく聞き取れない。こみ入った話になると、お互いに相手の言っていることがわからなくなり、つい笑ってしまう。 この人とは5年以上の付き合いになるのだが、今日初めて思った。この人とは、日本語ではなく、英語でもなく、ましてや中国語でもなく、日本語と英語と中国語がチャンポンになった会話をすれば、意思の疎通がいちばん効果的に図れるのではないか、と。

昨夜は桂米朝さんの「本能寺」（NHK録画）。田舎の芝居小屋で上演された歌舞伎狂言「三日太平記」の様子を描いたもの。小さな噺なのだが、まくらからさげに至るまで絶えず挿入される、米朝さんの歌舞伎談義がとにかく楽しい。歌舞伎その他の芸能に対する見識の深さと見巧者ぶりがよく伝わってきた。

金曜日の夜、風呂から上がってスマホを見たら、大阪の市外局番「06」で始まる電話番号からの着信通知が2つあった。最初に発信してから、5分後にまた発信したらしい。固定電話番号の着信通知は珍しいので、その番号に電話してみた。呼び出し音が鳴る前に振り込め詐欺対策と思えるメッセージが流れた。それから呼び出し音が鳴り、高齢らしい女性が電話に出た。スマホに着信履歴が残っていた旨を伝えると、女性は、自分は長らく入院していて、今日退院したのだと言った。自分は83歳だとも言った。病院から帰宅したら郵便物がたくさん届いていて、そのなかに旧友（北海道の人らしい）の死を伝える葉書が入っていたそうだ。（1/3）

この2日間、日中ずっと留守番させたせいか、今日はずっと近くにいる作戦みたい。

今日は、（まじで）40年ぶりくらいに自転車に乗った。乗れるかどうか不安だったけど、こういうのは一生もので、一度できるようになると、多少の中断があっても大丈夫なのね。水泳や語学も同じ。とはいえ、某高校の正門前を通過したとき、自転車の高校生が次々と全速力で迫ってきて、ちょっと怖かった。

猫さんが掛け布団の上にきて、私の脚のあいだで眠るようになりました。寝返りの打てない季節の始まりです。

1985年11月9日、ロナルド・レーガン大統領が、いまは亡きホワイトハウスのイーストウィングで催したダンスパーティで、イギリスのダイアナ妃が俳優ジョン・トラボルタと踊り、たいそうな話題になった。 アメリカ中のTVメディアというメディアが、このふたりの姿をテレビで放映した。いまでもよく覚えているわ・・・ あれ、イーストウィングだったのですね。泣く。

ちょっと寒いし、猫さんが寄る辺なさげにしているので、思い切ってこたつを出した。速攻で潜り込みました。

ホットカーペットをゆるっとつけた。猫さん向け。

ノーベル文学賞の人はタル・ベーラの「サタンタンゴ」とかの原作者らしい。この原作も映画並みに長いのかしら？ ハンガリーの人名は日本と同じく姓と名の順で、タル・ベーラだと「タル」が苗字で、「ベーラ」が名ということらしい。なので、英語圏での表記では「Bela Tarr」というのが多いように思う。 ノーベル賞の人はクラスナホルカイ・ラースローという名前だそうで、「クラスナホルカイ」が苗字で「ラースロー」名前ということになるのだろうか？もしそうなら、 「サタンタンゴ」みたいに長い苗字。日本だと「武者小路」みたいなものなのか。文学者だけに。

こういう催しがあるとは今まで知らなかった。行く一手のような気がしてきました……。 blog.livedoor.jp/yoshomatsuri...

Percival L. Everett「James」を読みたいんだけど、その前に「ハックルベリー・フィンの冒険」を読んでおかないとだめかもな。この2つは『ゴッドファーザー』と『ゴッドファーザー PART II』の関係みたいな気がするな（つまり、前者を見ずに後者を観ても意味がない）。あっ、さらにその前に「トム・ソーヤーの冒険」も読まないとだめかもだ。本自体は家のなかのどっかにあるはずだと思うんだけど、いずれも完読していないような気がする。

おお！幕末太陽傳 youtube.com/watch?v=opp9...

この人がずっといるので、買い物に行けない。こういうのも、小さい秋見つけた、なのかもな。

「折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー」はいろんな人に勧めているんだけど、あんまり読んでくれないんだよね。おもしろいよ～。「三体」につながる作品も掲載されているし。 www.amazon.co.jp/%E6%8A%98%E3...

「夏への扉」は、SF小説というよりは猫小説だな、俺のなかでは。

初めて中山競馬場に行ったときは、秋葉原からJRなんちゃら線に乗って船橋法典駅で降りた。競馬の帰りも船橋法典駅に行き、当然ながら来たときと反対側のホームに立った。 ところがである、朝降りたホームに府中本町行きの電車が止まっているではないか。府中本町とは東京競馬場の駅ではないか。これで一気にわけがわからなくなった。東京からの往路のホームに、どうして東京行きの電車が止まっているのか。どうして中山競馬場から東京競馬場に行かなければならないのか？一瞬、向こう側のホームに行こうかと思ったよ。

阪神対ヤクルトが12回終了引き分けとなった頃にはぐっすり寝ていたのだが、猫さんがやってきて、ミャーミャー言って起こされた。トイレかと思ったがトイレはきれいなまま。とりあえず自分がトイレに行ったら、台所に吐いておられた。吐瀉物を処理するようにという指示を出しておられたのだな。

小説「国宝」に書かれていた、歌舞伎「菅原伝授手習鑑」の寺子屋の段は、つくづく恐ろしい話だなあ。

【速報】ロカルノ映画祭で三宅監督作品が最高賞

『国宝』の原作、まだ3分の1くらいしか読んでいないけれど、原作を読んでから映画を観たら、複雑な感情を抱くかもしれないな。映画自体はとてもよくできているんだけど、前に書いたようにストーリーには「なんでそうなるの？」、「あれはどうなったの？」と思える点がたくさんある。原作ではそのあたりがとても（執拗なくらい）丁寧に記述されていて、読んでいると「（映画の）あれはそういうことだったのか」と見事に腑に落ちる。映画の脚本はそれら細部をあえて（主に尺の都合で）拾っておらず、逆にその省略が映画の成功に貢献しているのかもしれない。原作と映画が全然ちがっていることもよくある話だしね。

天気予報士がテレビで言っていたわけではないけど、真夏のピークが去ったように思えるな。そのせいか、夕方5時のチャイムが今日はなんだか胸に響くな。まだ5時じゃないけれど。

「国宝」の原作を読み始めた。吉田修一さんの本を読むのは、じつはこれが初めて。なるほど、なかなかに読ませるな。朝日新聞連載のときに、どうして読まなかったのだろう？ 陶芸や染色の話と思っていたのかな。次は「国宝2」として、落語家の話を書いてほしい、前座入門して。

5回目のお誕生日だよ。

俺はまだ滅びていないけど、愛用のステテコにほころびが出てきた。

映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の予告編、ネタバレが混じっているという噂が多く出ていて、見るのをためらっていたのだが、よく考えたら、俺、原作読んでいるわ（とてもおもしろいです）。原作を読んでいたときの俺のイメージは、主人公がライアン・レイノルズで、絶対的な権限を持つプロジェクトリーダーがジュリアン・ムーアだったな。なので（原作を読んでいるので）、この予告編のどれがネタバレなのか、俺にはわからなかった。そもそも、書籍が出たときも、表紙がすでにネタバレだという話があったような作品だから、どうまとめてもネタバレになるんだろうし、それだけ盛りだくさんということなのだろうな。

二度寝する猫の丸さや半夏生

アンモニャイト。

想像したらかわいかったので…

猫を愛おしく思う感情は、何に喩えればいいのかと考えた。あくまで自分の場合だけど、親が子を思う感情とはちょっと違うし（そもそも子がいないし）、兄弟を思う感情とも絶対違うはずだし（そもそも兄弟がいないし）、ましてや友情というものとも違う気がする。ふと思い立ったのだけど、いい歳をした大人が自分の甥とか姪に注ぐ愛情に近い気がするな。まあ、兄弟がいないのだから、甥とか姪もいないんだけどさ、これは意外にいいところをついているような気がしている。

今朝、玄関先で、下駄箱にこっそり入ろうとしている猫さんと目があった。猫さんは動揺することなく、一声朗々と鳴いて、靴箱のなかに入っていった。その姿は、「俺はここにいるから、なんかあったらいつでも連絡してきなさい」と告げる「頼もしい上司」のようであった。

今日は過ごしやすしきよし。

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李相日『国宝』。傑作でした。設定に気になる点がいくつかあるし、メインの男性3人が大顔濃いめの、いわゆる「歌舞伎顔」ではないのだけれど（あまりにすばらしいので気になるところを先に書いちゃった）、芸能もの、芸談ものとしては世界でもトップレベルに入るものだと思う。 3時間という上映時間を危惧していたが、なんのなんの3時間が短く感じられる。長い時代にわたる物語をケレン味なく、時系列で映しているだけなのだが、各パートの描き方にメリハリがあるし、それになにより、それらのパートのクライマックスとして挿入される歌舞伎のシーンがなんともすばらしい。吉沢亮と横浜流星はものすごく練習したのだろうな。

楽しみにしていたのが届きましたよ。

ペケのほうで、「オチをつけずにはTwできないのですか！」と言われた。はい、そうです、

仕事部屋にも来た。寝る気満々。

寝てます。

トイレのドアを開くと、どこからともなく猫さんがやって来て、便器の上に座る。当然、抱っこして排除する。トイレを済ますと、また猫さんがやって来て便器の上に座る。当然、また抱っこして排除する。 出かけるとき、どこからともなく猫さんがやって来て、ドアの前に寝そべる。当然、抱っこして排除する。ただし、出かけるときはこれが2回続く。 私たちは毎日、このようなJapan、じゃなくて茶番を繰り返している。

残業せ猿を追えない。

締め切り延びた。助かった。あまりに嬉しくて、コーヒー牛乳の入ったグラスをひっくり返した。

昨夜はNHKでやっていた『疾走！タクラマカン砂漠鉄道～冬のシルクロードをゆく～』（録画）を見た。タクラマカン砂漠を一周する高速鉄道の話。 俺は40年以上前に硬座（2等車両）に乗って、西安～トルファン～ウルムチ～カシュガルというルートを一人旅したことがあるんだけど、便利なものができたなあという印象。 トルファンもウルムチも立派な駅ができていて驚いた。俺が行ったときはトルファンなんて駅を出ると未舗装の広場にオンボロバスが1台停まっているだけで、街なかをロバの荷台に乗っけてもらって移動していたものなあ。ウルムチからカシュガルまではバスで3日くらいかかったし。

今は、Min Jin Lee『Pachinko』（これも前にここで書いた）を集中的に読んでいる。これまでは新聞休刊日の朝にだけ、新聞代わりに読んでいたのだが（なにか読まないと不安なのよ）、『『ルーツ』のクンタ・キンテにあたる主人公（若い韓国人女性なんだけどね）が大阪の鶴橋にやってきて、戦争中に夫が投獄されたあたりから、物語に勢いがついてきて、読まなければおられなくなった。夫が瀕死の状態で帰宅したときの、彼女の長男（小学生）が健気に動き回る姿に涙が出たし、さらに彼女の過去の恋人（じつは長男の父親）が登場したときには唖然とした。もうすぐ戦争が終わる（ここまで読んだ）。

前にここに書いたジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』。いろいろあって読み終わるまでに時間がかかったけど、とても楽しめた。ただ、読了したあと、これには『ガニメデの優しい巨人』と『巨人たちの星』という続編があることが判明。で、ゴールデンウィークにそれら2作を読み終えて、よし三部作完読だと思ったら、さらに『内なる宇宙』と『ミネルヴァ計画』という後日譚があるではないか。とにかく面白いシリーズなので、いずれそれらも読むことになるのだけど、しかし長いね。『三体』よりも長いかもな。