そもそも「ベストバイ」なる言葉はいつどのようにして産まれたのだろうか。ファッションスナップの黒石奈央子のベストバイが貶され、土井善晴や山内マリコのベストバイが賞賛されるあたり、ベストバイにも世間一般で認められる流儀があるらしい。

この時期、四方八方からめちゃくちゃ資本主義とポジティブさの圧力を受けません！？

心労🫠

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』は私（一応読書論で博論書きました）も正直申し上げて全然評価できない本で、「忙しくて本が読めてないなあ」という大多数の人が身に覚えのある「肌感覚」に訴求し、結論が「半身で働こうよ！」てそれこそ自己啓発本かいな……とがっかりしてしまった。三宅さんにはこれまでの議論の寄せ集めではなくてオリジナルの資料分析を期待したかったというのは確かにある。 ただ飯田氏の文章とそこに賛同する人たちからは「（若い女を）データでぶん殴ってやれ」とでも言わんばかりのマチズモを感じてなんか嫌な感じですね。

本当にそうだと思う一方、これが現在の「保守」の基準になったとしたらエドマンド・バークが泣くよなあとも思う

やっとこれで殺人的スケジュールは落ち着いたけど、明日は我が愛犬の手術の日でして、その結果がわかるまで心が休まらない。

学会で1日家を空けたので、せめて早く帰宅して夫を自由にしてやろう（趣味に出かけさせてやろう）と思いきや、今日は諸事情あって行けないのだとのこと。パフェでも食ってくればよかった。

サイレントブッククラブなるものにずっと興味があり、自分でもやってみたいと思っている。余裕ができたらやりたいなあ。余裕がないときでもやるもんかなあ。 tokion.jp/2020/10/24/t...

BIZOUXの源氏物語ジュエリーに寄せられた山内マリコの小説がとてもよい。しかし肝心のジュエリーはどれも、嘆息するほど安っぽい…… bizoux.jp/collections/...

Blueskyで表明した願望はそのあとすぐに叶えられている（表明するのが大事なんでしょうね）。昨日はジャケットを見ることができた。

いい感じのダブル金ボタンのジャケットが欲しいので見に行きたいのだが、スケジュールに一分の隙もない日々が続く🧟‍♀️水曜日はむりやり美容院をねじ込んだが、こんな過密スケジュールで生きていけるのだろうか……

noteの作り出そうとしている世界がとても苦手でいまいち乗り切れずにいる。 とはいえ人が書いたnoteを読むことはあるのだが、情報過多な割に得るものはとても少ないと思ってアプリごと消してしまった。ひとつだけ入っていたメンバーシップもクレジットカード切り替えのタイミングでやめた。

タリーズ来られた☕️

だいたい今回の判決、同性婚当事者だけでなく誰でも怒っていい内容ですよ。日本国憲法前文をあんな形で使ったことやら、家父長制と国民国家を理想としているらしいことやら、もはや挑戦状にも等しい。

合憲判決、一夜明けてもなお腹立たしい。今日の朝刊に全文が載っているとのことなので、あらためて読んで怒りを増幅させなければ。

判決要旨全文読んだが、「婚姻に基づく家族が社会の最小単位」「婚姻は生殖を目的とする」といった、ジェンダー研究がもう何十年も批判してきたエッセンスがてんこ盛りになっていて体調が悪くなった。 「夫婦が夫婦としてどうあるべきかという観点のみならず、その間に生まれてくる子の父母としてどうあるべきかという観点」とか、気持ち悪すぎる www.huffingtonpost.jp/entry/story_...

昨日はまさに綱渡りだったのだが、どうにもならないのを見越してファミサポさんを2時間依頼していたのはよかった。夫ではない大人と関わる時間は大事だ。 なら友達と会って話すなりすればよいし、現に今までならそうしていたと思うのだが、現在私は風邪で声が出ない状態であり、人とオーラルな対話を行うことができないのである（ストレスの大半がこれ）。

本気でいろいろ存立危機なので落ち込む暇もない（でもそれがいいのかもしれない）のだが、おととい犬の散歩中に駅のタリーズの前を通りかかり、ふわっとコーヒーの匂いが漂ってきたのを感じて、ああこういうところでコーヒー飲んでゆっくりしたいなあと心底思った。 おしゃれなカフェとかではなく、こういうチェーンのコーヒーショップで15分くらいだけコーヒー飲む時間と余裕が欲しい。憂いも心配事もなくゆっくりしたい。

存立危機事態（私自身の）

たぶんなんですけど（杞憂であってほしいんですけど）、原稿料を踏み倒された気がする。今年の2月に原稿を送ってから一切連絡がなく、最近になって「どうなってます……？」との旨連絡してみたが返信なし。

KATｰTUNとても良かったです。私なぞたかだか十数年のファンに過ぎないが、それでもいろんな思い出が去来した。はじめてコンサートに行ったのが2012年の留学直前で、留学中は下宿でKATｰTUNのDVDの上映会などしたりしたものだった。異国での生活を彩ってくれてありがとう。今後もメンバー（と元メンバー）のみなさんのご多幸をお祈りしています。

不妊治療も1年を超え、その中で流産2回経験するとさすがに精神的な負担も増してきた。今後の方針決めについても懊悩し、この前やっと結論を出してクリニックに伝えたが、このストレスも身体的不調も懊悩もすべて女性が背負わねばならないのかと思うとかなり不公平に感じる。

流産（2度目）し、さらに息子がインフルエンザになり（たぶん私自身も罹患し）、と先週後半から週末にかけて心身ともにハードだった。身体面はようやく快方に向かっているのでぼちぼち立て直していこう。

今週のばけばけ、どう考えても惣領娘とその入婿が「家」の犠牲になる話なのに、家族愛ほっこり、みたいな形でまとめられたのにはどうも違和感がある。

不妊治療がまたしてもうまくいってない可能性があるという指摘を受けて昨日は途方に暮れていたが、今日会議で大暴れして生気が戻った。私へこたれへん！

立憲民主党と公明党は選択的夫婦別姓の法案を出せばいい。たとえ成立せずとも、いろいろと得るものがある。 ・女性初の首相であるのに、高市は選択的夫婦別姓に反対せざるを得ない。 ⇒　高市は名誉男性みたいなものだと可視化できる。 ・維新も反対する。 ⇒　維新の感覚が20～30年くらい遅れていると全国の有権者が認知できる。 経済界もそろそろ痺れを切らす頃合いなので、国民的議論を喚起する意義は十分にある。

土日両方つぶれてしまい、さらに昨夜は息子が全然寝なかったので、あらゆる作業が本日に持ち込まれてしまった🫩

入試を見ていると、ほとんどの私大ではむしろ一般入試以外で入る人の方が大多数なのに、なんで世のアンチ女子枠論者は女子枠だけをつかまえて「質が担保されてない」みたいに言うのか不思議でならない。要はミソジニーじゃん。

クラスナホルカイ・ラースローて『サタンタンゴ』の原作者だったのか！あれはてっきりタル・ベーラが作ったものかと……（恥）

おととい切羽詰まってひさしぶりにファミサポさんを頼り、4時間息子を見ていただきながら仕事をしたところ、大変捗った。少額でもお金が発生している＆時間制限があるということが集中に結びついたと考えられる。またお願いしよう……

「大岡山」という地名をいつも「だいおかやま（福山市や直島なども岡山に含まれるとする思想）」と読み間違えてしまう🍑

『宝島』とても見たいのだけど、3時間長の大作なのはまあいいとして、暴力シーンがかなり厳しいとの評判に怖気づいて諦めた。諦めるまでにだいぶ悩んだ。アマプラで配信が始まったら、暴力シーンで音を消すなどして見る。

気になっていたミューラルのコートを見にはるばる店舗まで足を運び、ずっしり重いコートを目の当たりにして欲しい気持ちが雲散霧消した。遠かったが行ってよかった。私のコート探しは続く。

今日ランチをした友達は長崎にご実家があるので、昨今の「長崎モノ」の話をした。話題にのぼったのは『国宝』『遠い山なみの光』『海に眠るダイヤモンド』。私は『海に眠るダイヤモンド』は軍艦島出身者が受ける差別なども描いていて秀逸だったが、徴用工出身の在日コリアンなども登場させると物語に深みがでたはずだと主張した。軍艦島出身者として軽んじられた鉄平（神木隆之介）が在日コリアンに対しては差別的なまなざしを向けるとか、そういうインターセクショナルな物語になってもよかったんじゃなかろうかと。

『遠い山なみの光』を昨日見てきまして、広瀬すずも二階堂ふみも圧巻で（特に広瀬すずは往年の吉永小百合のようだった）映像も美しくて眼福だったのだが、一方でやっぱりカズオ・イシグロ作品は映像化してしまうと良さが半減するよなうーむ……今作に関しては"pale"じゃなくなってるしな……とかもやもや考えながらいろいろ人様の感想を渉猟しておりましたところ、saebouさんの「カズオ・イシグロの「信頼できない語り手」をけっこうそのまま映画にすると、気品のある『ファイト・クラブ』みたいな観じになる」でだいぶ笑えた。いやごめんなさい、「気品のある『ファイト・クラブ』」がパワーワード過ぎたんです……

Xで男性研究者の育休の話が出ていたので、しばらく追ってしまった。 問題提起してくれてありがとうな反面、書いてあることのいくつものポイントが地雷になっているので、まああれ見たら一言嫌味も言いたくなるよねという感じだった。「男は育休取らない選択肢が当たり前にあっていいな」もそうだが、私が一番ひっかかったのは「妻との間に合意もとれている」的な文言。 よその妻様のことは存じ上げないが、当然そんな寛大な妻でない私は「それはちょっと、もう一度よく考えてみたほうがいいかもしれないぜ」とは思っちゃったわよね（ちなみに私は、渋る夫を恫喝してほぼ半期育休を取らせました）。

子どもがいたら研究が（まとまった時間）できないというのは事実なのだが、じゃあもう家事も育児も外注しまくって独身並みの研究時間を確保したいかというと全然そうではないんだよなあ。むしろ子どものおかげで短期集中してメリハリがつけられているというところもあるにはあるしなあ。自分がどうしたいのかいまだにわからない。

それにしてもなぜニーキャップが「ネイティブスピーカー」なんてことになったんだろうかと延々考えていて、もしかしてパンフレット書いた人は日本語版Wikipediaを参考にしたのでは……？と震えている。 いや、映画の中でも少年モ・カラと少年モーグリ・バップがファスベンダーお父ちゃんからアイルランド語教えてもらってたじゃん。ネイティブならそんなことしないでしょう。そもそも彼らがアイルランド語を話すのは「英語で話せるけど敢えてそうしている」のであって、それをネイティブスピーカーだなんて言ったらあなた冒涜ですわな……。

高齢出産母として常に体力をつけることが最優先課題なのだが、問題は「どうやって」体力をつけるべきかである。 私にとって手っ取り早い＆お金がかからない＆気軽にできる＆気分も良いのは断然ジョギングなのだが、40を目前にして有酸素運動ベースで運動すると痩せるとか引き締まるとかでなくて「萎びて」いく可能性が高い。となるとやはりジムにでも入会して筋トレをするのがよいかということになるが、それもちょっと今の状況では難しく、悩んでいる。宅トレは2020年からずっとやっているが、最近かなりマンネリ化してきたので、やはりジムに入りたいところではある。

今朝のアイルランド語研究会で見逃していた『二ーキャップ』の話が出た。もう諦めかけていたが、聞いているとパンフレットやらなんやらにいろいろ「おやおや？」という箇所が散見されるそうで（Mo Charaを「モ・カラ」とは発音せんだろうとか、メンバーが「ネイティブ」アイルランド語話者とされているがそんなわけなかろうとか――なおこれは日本語版Wikipediaにもそう書いてある模様）、俄然やはり見てみようという気になった。なんとまだ上映されているようでうれしい。 unpfilm.com/kneecap/

ふだん高校野球に1ミリも興味がない、それどころか憎悪していると言って過言でないタイプの人間なのですが、沖縄の代表校が優勝するというのはポストコロニアリズム的観点からも大変小気味よい。しかもアメリカ起源のスポーツで。

男児母、これ見て一緒に泣こう youtu.be/geZh_TZlPzw?...

昨日は授業最終日だったのだが、1～3限までみっちり授業があったのちにバタバタ通院し、病院を出るまでに3時間も（！）かかって帰宅後すぐにバレエレッスンに行き、夜遅くにレッスンから帰宅したところ家が荒れ放題で憤怒する……という1日だったのでまだ喜びを噛み締められていない。なんならまだ参院選のショックから立ち直れていない。夫への怒りも1晩開けても氷解していない。ということで、とりあえず今日はこれからハイブランドを見に行く。鬱憤を資本主義で晴らしながら左派政党に投票している。

あと「みなさんのお母さんにしてください」に拒否反応を示すなら、なぜ「都民の義母」はOKなんだ。私は彼女を義母と呼ぶのなんぞ虫唾が走るぞ。

参院選が相当しんどい結果だが、歴史家のはしくれとして今後も細々とがんばろう……

そうだろうなと思ってました x.com/m_salucoro/s...

今日の朝日新聞の夕刊、絶句したんですけど。「コメ高騰 球児メシ異変」という見出しで「計55合のご飯を炊くマネージャーら」「精米機に玄米を投入するマネージャー」「練習試合を見ながらご飯を食べる選手たち」の写真を一面に掲載するセンス。当然マネージャーは女子で球児は男子、The 性別役割分業。マネージャーの本来の仕事ってそもそも飯炊きなんですか。

読んだ！👊

去年もこうだったので予測はしていたが、6月あたりからろくに記憶がない。夏休みにさえ入れば……と楽観的な期待をするのだが、夏休みに入ったら子どもがしっかり体調を崩したりするのである。

研究費の申請をオーラルヒストリーのプロジェクトで出そうかと思っているのですが、こういうインタビューを主とする研究ってそもそも読めなさすぎませんか？インタビュイーが集まらなかったとかもろもろの理由で研究遂行できなかったらどうすればいいの（こっちの可能性が高い）？その場合のことも申請書に書くの？