川上泰徳監督「壁の外側と内側 パレスチナ・イスラエル取材記」@ユーロスペース
2月にツオモリリ書店にて自主編集版を観たが再編集されより内容が明確になっていた。
中東ジャーナリスト川上がiPhoneで撮影した西岸地区とイスラエルの取材記録。ニュースが伝える非日常ではない私達と地続きの日常を捉えた映像に改めて関心を寄せる事の意味を思った。
上映後には川上監督と哲学者の永井玲衣さんによるトーク付。
作品の中で印象的だった洞窟住居にバラの花を飾る女性の豊かさから展開。イスラエルと日本との類似性。日常を伝える事の意義。対話を繰り返す事で獲得する信頼など。殺伐さが加速する世界で疲弊気味の心に色々と刺さった
27 days ago