チャートの裏側「WEAPONS／ウェポンズ」届け「最後の作品」 mainichi.jp/articles/202... 都心のメイン館では満席が続いた。ヒットして良かったワーナー・ブラザース・ジャパンの最後の洋画作品だ。が、上映館が少ない。多くの人に届いてほしい #ひとシネマ　#wepons 　#ワーナーブラザース

シネマの週末「殺し屋のプロット」 mainichi.jp/articles/202... 名優マイケル・キートンが監督・主演・製作を務めるネオ・ノワール。陰影に富んだ映像の中で糸を張り巡らせるような策略が展開。エスプリの利いたセリフ、無駄のない展開で一気 #ひとシネマ　#殺し屋のプロット　#マイケル・キートン

シネマの週末「佐藤さんと佐藤さん」 mainichi.jp/articles/202... サチとタモツの15年。違和感がほころびとなり、いらだちや不満となってにじみだす。岸井ゆきのと宮沢氷魚の、ある表情の説得力に感服。今年を代表する一本 #ひとシネマ　#佐藤さんと佐藤さん　#宮沢氷魚　#岸井ゆきの

シネマの週末「WEAPONS／ウェポンズ」謎が謎呼ぶスリル mainichi.jp/articles/202... 小学生17人の集団失踪事件。チャプターごとに視点が異なる“藪の中”方式の語り口の妙で謎が謎を呼ぶスリルがじわじわ加速。カメラワークも秀逸。独創的な恐怖劇 #ひとシネマ　#ウェポンズ

「ペリリュー　楽園のゲルニカ」 mainichi.jp/articles/202... 写実を目指せば“事実”との差異は避けられないが、抽象化したアニメなら“真実”に近づけるかもしれない。細部のリアリティーを徹底的に追求した「この世界の片隅に」とは別の、アニメが戦争に迫る可能性を示した力作 #ひとシネマ　#ペリリュー

撮影所よもやま話「笠智衆さんのこと」 mainichi.jp/articles/202... 松竹大船撮影所、カメラのレンズ越しにのぞいた小津安二郎組の常連、笠智衆の演技の極意とは #ひとシネマ　#笠智衆

シネマの週末「ナイトフラワー」 mainichi.jp/articles/202... 生活困窮のシングルマザーとセックスワーカー格闘家が足を踏み入れた闇。クールな美貌捨てた北川景子と逸材・森田望智のシスターフッドの行き着く先は #ひとシネマ　#ナイトフラワー　#北川景子　#森田望智

シネマの週末「兄を持ち運べるサイズに」　「家族は支えである」宣言 mainichi.jp/articles/202... ダメ兄の死をきっかけに、家族を見つめ直す主人公。前向きなメッセージに心が温まる #ひとシネマ　#兄を持ち運べるサイズに　#兄の終い　#柴咲コウ　#オダギリジョー　#満島ひかり　#中野量太

“悲しみとユーモア”の妙味「旅と日々」 mainichi.jp/articles/202... 「猫の足の冷たさで、生を実感する」。三宅唱監督が語る、つげ義春マンガの核心。「旅と日々」は、「はじめまして」から「さよなら」までの物語。シム・ウンギョン #旅と日々 #三宅唱 #つげ義春 #シムウンギョン

チャートの裏側「呪術廻戦」もったいない「客層固定化」 mainichi.jp/articles/202... 実写新作を圧倒する特別編集版＋先行上映版、興収11億円超。約1時間の編集版はバトル中心で初心者には厳しいか。再生産型アニメ興行の功罪 #ひとシネマ　#呪術廻戦

満江紅／マンジャンホン mainichi.jp/articles/202... チャン・イーモウが挑む歴史ミステリー。和平交渉前夜の殺人事件、消えた手紙を巡る陰謀と群像劇。二転三転する展開に息をのみ、スリルとユーモア満載の2時間37分は一瞬に #ひとシネマ　#満紅江　#チャンイーモウ

シネマの週末・「平場の月」 mainichi.jp/articles/202... 離婚後に再会した50代の男女。寄り添えず、あと一歩踏み込めない距離感が胸を締めつける。大人の恋の痛みとときめきを、現実を見据えて描く #ひとシネマ　#平場の月　#堺雅人　#井川遥

mainichi.jp/articles/202... 山田洋次監督「ＴＯＫＹＯタクシー」。「パリタクシー」を戦後80年の日本に置き換え。オーラを抑えたタクシー運転手の木村拓哉に、倍賞千恵子が人生を語る。軽やかな構成に深い歴史の陰影 #ひとシネマ　#ＴＯＫＹＯタクシー　#木村拓哉　#倍賞千恵子　#山田洋次

mainichi.jp/articles/202... 日本映画界変革期。撮影現場に「ファミリーデー」「保育スペース」導入、女性がキャリアを続けられる環境づくり進行中。高畑充希「がまんしないで声に出す」。中島健人「変化のただ中」。映画業界の働き方改革、どう思う？ #ひとシネマ　#働き方改革 #中島健人　#高畑充希

チャートの裏側「爆弾」エンタメに潜めた「社会派 mainichi.jp/articles/202... エンタメ大作に新風。年配者が多い。スズキタゴサクに「社会派」の匂いを感じとったのではないか。ゲーム感覚が優先されたサスペンスでは、この層はなかなか動かない #ひとシネマ　#爆弾　#佐藤二朗

シネマの週末「モンテ・クリスト伯」 mainichi.jp/articles/202... 起伏に富んだドラマをテンポよく見せ、大勢の登場人物が織りなす人間模様の情感をきっちりと表現した語り口は上出来。フランス映画らしい優雅な娯楽大作 #ひとシネマ　#モンテクリスト拍

シネマの週末「爆弾」 mainichi.jp/articles/202... 爆弾のありかをクイズで暗示するスズキタゴサク。底辺に生きる人々の絶望や社会への嫌悪感、命の選別の倫理まで、しゃべりまくる。スズキと刑事の駆け引き、その真意をめぐる謎解きの面白さが本作の核心 #ひとシネマ　#爆弾　#佐藤二朗

シネマの週末「視える」古典的な興趣の「怪奇映画」 mainichi.jp/articles/202... 風変わりな趣味がうかがえる小道具がすごい。鳴らすと幽霊が現れる呼び鈴。主人の命令を忠実に遂行するゴーレムのごとき木製の怪奇人形。軽妙なオチにも感嘆 #ひとシネマ　#視える　#ホラー

シネマの週末「視える」古典的な興趣の「怪奇映画」 mainichi.jp/articles/202... 風変わりな趣味がうかがえる小道具がすごい。鳴らすと幽霊が現れる呼び鈴。主人の命令を忠実に遂行するゴーレムのごとき木製の怪奇人形。軽妙なオチにも感嘆 #ひとシネマ　#視える　#ホラー

シネマの週末「旅と日々」悲哀と幸福、滋味深く mainichi.jp/articles/202... つげ義春マンガのペシミズムと、三宅唱監督映画の温かさ。そしてユーモア。苦さとおかしみ、悲哀と幸福感が混じり合う #ひとシネマ　#旅と日々　#つげ義春　#三宅唱　#シムウンギョン　#堤真一　#河合優実

妻夫木聡さん主演「宝島」から読み解く　うちなーんちゅの「悔しさ」 | 毎日新聞 mainichi.jp/articles/202... 沖縄出身の比嘉洋記者が、映画「宝島」に描かれた沖縄の苦難の歴史を論じています。米軍基地に入ると「憧れのアメリカを感じられると同時に、悔しさが込み上げてくる」 #ひとシネマ　#宝島

坂口健太郎と渡辺謙の関係性はなぜこれほど魅力的なのか？　「盤上の向日葵」 mainichi.jp/articles/202... 刀の代わりに将棋の駒を握り、21世紀の侍のごとく心理的アクションを披露し、じゅうたん爆撃のようなストーリーテリングに魂を奪われる #ひとシネマ　#盤上の向日葵　#渡辺謙　#坂口健太郎

チャートの裏側「死霊館　最後の儀式」洋画ホラーの若い客層 mainichi.jp/articles/202... 「死霊館　最後の儀式」が都内のシネコンでほぼ満席。洋画ホラーだ。若い観客が目立つ。異界へのちょっとした冒険、刺激性への希求か。怖いものが、多様になった「娯楽」の一つに入っている #ひとシネマ　#死霊館

シネマの週末「愚か者の身分」 mainichi.jp/articles/202... 歌舞伎町の闇バイト青年たちの逃避行。底流にあるのはお互いを慈しみいたわるまなざしの優しさ。永田琴監督は闇バイトから始まる逃避行の果てに、淡い光で3人を照らす #ひとシネマ　#愚か者の身分　#綾野剛　#北村匠海　#林裕太

シネマの週末「ミーツ・ザ・ワールド」 mainichi.jp/articles/202... 趣味を隠して銀行で働き、推し活だけの人生に不安を感じ始めた由嘉里と、希死念慮を持つライ。出会いが人生に新しい風を吹き込む瞬間を鮮やかに捉える #ひとシネマ　#ミーツザワールド　#杉咲花

シネマの週末「ナイトコール」一夜の切実な感情の軌跡 mainichi.jp/articles/202... 典型的な巻き込まれ型スリラーだが、命がけの逃避行を繰り広げる主人公の運命を、濃密なサスペンスをこめて映像化。地下鉄構内の階段などを活用し、目を見張る臨場感のアクションを実現 #ひとシネマ　#ナイトコール

シネマの週末「ハード・トゥルース」母の日に願うこと　好きになれなくても mainichi.jp/articles/202... パンジーは強烈。口を開けば文句ばかり。とことん無礼でひねくれている。それでも、くむべき一片の情がある。人は一人では生きられない。心にしみる一作 #ひとシネマ　#ハードトゥルース

ヤンチャなリアムの〝成熟〟に感無量　オアシス来日盛り上げるソロライブ映像 mainichi.jp/articles/202... リアム・ギャラガーの2022年のネブワースライブ。ハチャメチャだったリアムも50歳。“成熟”という言葉を使う日が来るとは……しみじみ #ひとシネマ　#オアシス来日2025　#リアム・ギャラガー

シネマの週末「スノードロップ」貧困、救済制度届かぬ領域 mainichi.jp/articles/202... 生活保護は平等に受けられる権利。しかし「生きている価値がない」と思い詰めた人たちの救済は。「文化的な最低限度の生活」は経済的な基盤だけで保障されるわけではない #ひとシネマ　#スノードロップ　#生活保護

シネマの週末「トロン：アレス」良心ゆえ葛藤するAI mainichi.jp/articles/202... ８０年代に映画に革新をもたらしたＳＦの最新版。最先端のテーマであるAIと「冷酷非情な主人公に良心が芽生える」という古典的な物語を融合。「ターミネーター2」の変奏と言ってもいい #ひとシネマ　#トロンアレス

“PTA”集大成にして最進化形　「ワン・バトル・アフター・アナザー」を何度も見たくなる理由 mainichi.jp/articles/202... 洋画興行を活気づかせた最新作は、活劇にしてアジテーション。魅力を解説 #ひとシネマ　#ワンバトルアフターアナザー　#ポールトーマスアンダーソン　#レオナルドディカプリオ

オアシス、来日ツアー目前　波乱の歩みたどる2作で楽しむ“前夜祭” mainichi.jp/articles/202... オアシス日本公演迫る。チケットを手にした人もできなかった人も、未履修者も、その魅力をドキュメンタリーで。オアシスとリアムのネブワース公演の記録 #ひとシネマ　#オアシス　#リアムギャラガー

オアシス、来日ツアー目前　波乱の歩みたどる2作で楽しむ“前夜祭” mainichi.jp/articles/202... オアシス日本公演迫る。チケットを手にした人もできなかった人も、未履修者も、その魅力をドキュメンタリーで。オアシスとリアムのネブワース公演の記録 #ひとシネマ　#オアシス　#リアムギャラガー

チャートの裏側「ワン・バトル・アフター・アナザー」えたいの知れない存在感 mainichi.jp/articles/202... 作品レベルは近年の最高クラス。冒頭から、米国の移民政策に反政府組織が爆弾闘争を繰り広げる。型破りな作品の興行が健闘というから映画はわからない #ひとシネマ　#ワンバトルアフターアナザー

「秒速5センチメートル」 mainichi.jp/articles/202... 新海誠監督のアニメを映像監督、写真家の奥山由之が実写化。大人になった貴樹の心の揺れを、松村北斗が繊細な息遣いで体現。一歩を踏み出す成長物語として、静かな希望が残る作品 #ひとシネマ　#秒速5センチメートル 　#松村北斗

「アフター・ザ・クエイク」 mainichi.jp/articles/202... 村上春樹の連作短編に基づくNHKドラマを再構築。登場人物は挫折や喪失を経験した孤独な者たち。先行き不明の不安に駆られる人々の葛藤を、現実の中に突如立ち現れるファンタジーを交えて映像化 #ひとシネマ　#アフターザクエイク　#村上春樹

「見はらし世代」街の変貌、際立つ空虚 mainichi.jp/articles/202... 家族の崩壊と若者のリアルな実感。渋谷の再開発による景観の変貌が、不安や割り切れなさ、無関心をも生み出し、家族の関係性と感情の変化、空虚感を際立たせる。 #ひとシネマ　#見はらし世代

米国最大規模の山火事がモチーフ　撮影現場は「超短期決戦」「ロスト・バス」 mainichi.jp/articles/202... 迫り来る火事の緊迫感！１日の大半を「マジックアワー」の1時間で撮影した舞台裏も紹介しています #ひとシネマ　#ロストバス

地下道から釜山へ続いた「8番出口」　二宮和也が語った「塩こしょう」の演技論 mainichi.jp/articles/202... 釜山国際映画祭の「アクターズハウス」に、日本人で初めて登場した二宮和也。突っ込んだ質問に、自身の演技論を披露。「監督を黙らす。ぶん殴っていく」 #ひとシネマ　#二宮和也　#8番出口

「軍事力なき平和はありえない」海江田のリアリティー　「沈黙の艦隊」 mainichi.jp/articles/202... 2022年2月ロシアのウクライナ侵攻、23年9月「沈黙の艦隊」前作公開、10月ガザで戦争開始。25年1月トランプ第2次政権発足。世界情勢の中で「北極海大海戦」を読み解いています #ひとシネマ　#沈黙の艦隊

チャートの裏側「沈黙の艦隊」核弾頭とエンタメ mainichi.jp/articles/202... 原潜同士のバトルが巧妙に作られていた。ただ核弾頭が話の中枢部を串刺しにしている作品を、架空＝絵空事のエンタメとして心底楽しめるか。架空が架空ではない時代。そこが伝わる作品だ #ひとシネマ　#沈黙の艦隊

シネマの週末「テレビの中に入りたい」 mainichi.jp/articles/202... ダークファンタジーの背景に、クイアに生きにくい社会的圧力が置かれ、ネオンカラーで彩られた幻想的な映像と心情の対比が強烈。悲しみが切々と漂う #ひとシネマ　#テレビの中に入りたい

シネマの週末「ジュリーは沈黙したままで」アンバランスな主従関係 mainichi.jp/articles/202... テニスクラブで起きた悲劇に、沈黙を貫く１５歳の実力選手ジュリー。語らないことで語るスタイルから、アンバランスな主従関係という根深い問題が浮かび上がる #ひとシネマ　#ジュリーは沈黙したままで

シネマの週末「サターン・ボウリング」身震いを呼ぶ心の叫び mainichi.jp/articles/202... 男らしさの呪縛にとらわれた兄弟の暗黒面がスクリーンに妖しく揺らめき、彼らの心の叫びに身震いさせられる、フランス製ネオノワール #ひとシネマ　#サターンボウリング

“うまい子”選ばず現実の教室を再現「ケンカしながら撮影」「ふつうの子ども」呉美保監督 mainichi.jp/articles/202... タイトルには「何が『ふつう』か？」との問いが。「子育てや人間関係は迷いながらだけど、見終わって自分をちょっとでも許せる気持ちに」 #ひとシネマ　#ふつうの子ども　#呉美保

時空を超え料理で問題解決！　イム・ユナ主演の痛快時代劇「暴君のシェフ」 mainichi.jp/articles/202... 三つ星シェフが王朝時代の暴君美食家と遭遇。「少女時代」イム・ユナの愛らしさ健在。新星イ・チェミンも世間知らずの若き王にハマっている #ひとシネマ　#暴君のシェフ　#イムユナ　#イチェミン

原発事故被災地の怒りを静かに表出　日本インディーズ界の土壌が生んだ「こんな事があった」 mainichi.jp/articles/202... 白黒の画面に「勝手に終わったと言うな」という怒りがある。ケン・ローチ監督の「ケス」とエレム・クリモフ監督の「炎628」を想起させた #ひとシネマ　#こんな事があった

チャートの裏側：「進歩と調和」に反旗「タローマン」 mainichi.jp/articles/202... 70年代あたりの特撮ヒーローもののテイスト。秩序を重視した管理社会に「進歩と調和」に反旗を翻した岡本太郎の思想が重なり、自由奔放な岡本流を継承。ユニーク極まりない #ひとシネマ　#タローマン万博大爆発

シネマの週末「風のマジム」夢追う熱意と行動力 mainichi.jp/articles/202... 契約社員のまじむが、南大東島のサトウキビを使ったラム酒製造を事業化。夢の実現に突き進む姿と開放的で明るい空気。気持ちのよい映画に #ひとシネマ　#伊藤沙莉　#風のマジム

シネマの週末「ディア・ストレンジャー」 mainichi.jp/articles/202... 真利子哲也監督は壊れゆくものを多面的に描きながら、その先に見えるものを模索する。リアルで表裏一体のセリフの応酬に魅了されっぱなし #ひとシネマ　#ディアストレンジャー　#西島秀俊　#グイ・ルンメイ