[BOT] 【駒形根神社の巡幸神事】 「駒形根神社」の大祭。1768年から3年または5年ごとに『ご巡幸』と称して行われてきた。神輿を中心に先頭と最後尾に騎馬を配し、その間に行列を形成する。神霊の神輿への遷御に始まり、いくつかの神事を行って神輿からの遷御で終了する。宮城県指定の無形民族文化財。

[BOT] 【仙台市の名誉市民一覧④】 ・杉村惇：芸術文化の振興、塩釜市・仙台市に居住 ・加藤陸奥雄：仙台市出身、東北大学総長、自然環境保全に尽力 ・小田滋：国際司法裁判所判事・副所長 ・一力一夫：仙台市出身、河北新報社社長 ・岩崎俊一：東北工業大学学長・理事長

[BOT] 【玉ノ木原水芭蕉群生地】 宮城県七ヶ宿町にある湿原林の水芭蕉群生地。『二井宿峠(国道113号の山形県境付近)』に位置する。約3.5haの面積にハンノキが生育しており、その根元に約8万株の水芭蕉群が見られる。4月の下旬から5月上旬に20～30cmの白い苞が開く。遊歩道が整備されている。

[BOT] 【和霊騒動】 「宇和島藩」のお家騒動。1620年に宇和島藩の家老・山家公頼の一族が襲撃されたが、藩主・秀宗が幕府や父・政宗に報告せず、激怒した政宗が幕府老中・土井利勝に対して宇和島藩の返上を申し入れた事件である。秀宗の正室の兄・井伊直孝と土井利勝による執り成しで収拾した。

[BOT] 【プリマスハウス】 「七ヶ浜国際村」にある施設の1つ。国内唯一の米国開拓史をテーマとした展示施設で、七ヶ浜町の姉妹都市・プリマスにある17世紀の建造物『フォートミーティングハウス』を再現した。アメリカ入植当時の生活やメイフラワー号の模型、また「高山外国人避暑地」の歴史を展示している。

[BOT] 【飯坂氏】 陸奥国の氏族。伊達家庶流。伊達朝宗の四男・為家を祖とし、その子孫が飯坂を拠点にして飯坂氏を名乗り始めたのが始まりとされる。藩政時代には「吉岡伊達家」として一門に列していたが無嗣断絶。養子を迎えて再び飯坂氏として存続したが「伊達騒動」によって断絶した。

[BOT] 【信田小太郎碑】 「東光寺(岩切)」にある石碑の1つ。信田小太郎は室町期に成立した幸若舞『信田』の主人公で、物語は常陸国の伝承に基づく。その中で製塩が登場するため、製塩で栄えた塩竈にも伝わり広まったと考えられる。江戸時代の『集古十種』にも『信田小太郎古舘跡碑』として記載されている。

[BOT] 【猿田彦神社(金成)】 宮城県栗原市金成にある神社。宮城県内で唯一の猿田彦神社の分霊社である。1159年に奥州藤原氏3代当主・秀衡の家臣で岩崎館主・長崎長徳が伊勢国・猿田彦神社の分霊を勧請して創建されたと伝わる。江戸時代には岩ヶ崎村の産土上だった。現在の社殿は1864年に建造されたもの。

[BOT] 【宮城県美術館の収蔵対象】 日本美術では、明治以降の近現代美術、特に宮城県と東北地方にゆかりのある作品に重点を置いて収集している。海外の作品はドイツ近代美術を中心として、19世紀末美術、ドイツ表現主義の作品、バウハウスに関連する作品、またムーアやボテロ等の彫刻を収集している。

[BOT] 【深松組】 仙台市青葉区荒巻本沢に本社を置く企業。1925年に現在の富山県朝日町で創業し、創業当初は水力発電所建設の施工を手がけた。1953年に法人化し、本社を仙台市に移転。昭和後期には住宅や民間施設の建設事業に、また建設以外にエネルギーや不動産、リゾート開発事業などを手がけている。

[BOT] 【大槻家】 陸奥国の氏族。葛西氏の一族・寺崎氏の末裔とされ、宗家は幕末まで磐井郡西岩井の大肝入を務めた。また同族からは仙台藩や学問に対して功績を残した人が多く、6代から分家した『大槻玄梁』の子孫らは「大槻三賢人」と呼ばれる。9代から分家した『大槻平泉』は「養賢堂」の学頭を務めた。

[BOT] 【不忘閣 門】 「不忘閣(青根温泉)」にある門。国道457号線に面した位置に東面している。昭和前期に建造された棟門形式、木造の門で、間口は2.7m。屋根は切妻造、金属板葺で、両脇に袖塀、南側に潜戸が付いている。藩政時代から湯守を務めた当主の名前『佐藤仁右衛門』が掲げられている。

[BOT] 【鹿落旅館】 かつて仙台市太白区向山にあった旅館。「鹿落坂」の崖沿いに立地しており、鹿が傷を癒すために使ったという伝承がある。断層から湧いた鉱泉を引いていた。1680年に創業し、戦前には湯治宿として戦後は旅館として営業を継続したが、東日本大震災で崖が崩落して建物が倒壊、閉業した。

[BOT] 【3がつ11にちをわすれないためにセンター】 「せんだいメディアテーク」に開設されているプラットフォーム。略称は『わすれン！』。東日本大震災とその復旧・復興のプロセスを発信、記録している。震災に関する様々な写真や映像、音声が記録され、メディアテーク内やホームページで公開されている。

[BOT] 【かねせん蒲鉾店】 宮城県気仙沼市魚町に本店を置く蒲鉾店。1918年に創業。『気仙沼蒲鉾』を標榜して「笹かまぼこ」を中心とした練り物商品を製造・販売している。東日本大震災で大きな被害を受けたが、2019年に元の場所に戻った。2017年に「及善商店」と「三陸フィッシュペースト」を設立した。

[BOT] 【毘沙門天唐門(荒町)】 「荒町の毘沙門天/満福寺」の唐門。平唐門形式で、一間一戸の本瓦葺の屋根の側面に唐破風が付いている。建築年代は江戸時代中頃とされ、毘沙門堂よりも後の時代のもの。旧・奥州街道に面した場所からは鳥居をくぐって参道を進んだ場所にある。仙台市指定の有形文化財。

[BOT] 【軽井沢越最上街道】 陸奥国から出羽国に向かう峠道の1つ。吉岡宿(現・宮城県大和町)から小野田宿を経由し、軽井沢番所を越えて尾花沢宿(現・山形県尾花沢市)を結ぶ。現在の「国道347号」や「鳴瀬川」に沿う。『最上海道』『銀山街道』、明治以降は宮城県側が『中羽前街道』とも呼ばれた。

[BOT] 【牧山市民の森】 「牧山(石巻市)」にある公園・森林レクリエーション施設。1973年に石巻市制施行40周年を記念して設置された。山麓から山頂付近まで散策路が巡り、野外炉やバーベキューハウス、遊具やアスレチック施設等が配置されている。アヤメ園なども整備されている一方、自然林も残る。

[BOT] 【瑞巌寺洞窟遺跡群】 「瑞巌寺」の境内にある中世から近世の供養場。参道の右手にある凝灰岩の壁面・洞窟に供養塔や卒塔婆、五輪塔、戒名などが刻まれ、その前に三十三観音が並んでいる。現存最古の供養塔は伊達政宗に殉死した家臣のものであるため、現在の形になったのは江戸時代以降とされる。

[BOT] 【おもわくの橋】 宮城県多賀城市にある橋梁。「野田の玉川」に架けられている。名称は、安倍貞任が女性のところに通うため渡った橋であることに由来するとされる、安倍宗任が虜となって都へ送られたとき、その妻がこの橋の上で涙を流したともいわれる。現在もコンクリート橋の名称になっている。

[BOT] 【宮城県内自治体の国内姉妹都市等⑥】 ・多賀城市 友好都市：太宰府市(福岡)、奈良市(奈良)、天童市(山形) ・松島町 夫婦町：にかほ市(秋田) ・七ヶ浜町 友好の町：朝日町(山形) ・大衡村 友好交流都市：金ケ崎町 ・色麻町 親善友好都市：牛久市(茨城) ・加美町 歴史的友好都市：山形市(山形)

[BOT] 【北無双作】 白石本郷および白石市にある地名。「斎川」の自然堤防地帯に立地する。白石市史では『無双』を表裏の無いという意味として毎年同じ程度の作柄の土地という意味か、『無双作』を作柄の良い田んぼという意味かではないかと考察されている。『南無双作』もあったが「白石沖」に統合された。

[BOT] 【仙台藩御用酒発祥の地】 仙台藩の御用酒は、1608年に大和柳生藩主・柳生宗矩の仲介により大和国の榧森又五郎を招聘し、仙台城・清水門南側に酒蔵『御城御用御酒屋』を建てたことに始まる。榧森家は12代にわたって夏氷酒や葡萄酒など20種類以上の酒を醸造した。付近の湧水が酒造に使用された。

[BOT] 【西町】 宮城県塩竈市の地名。「赤坂旧道(仙台海道)」が開通した元禄年間から享保年間までに「千尋淵」の「一森山」側の「表坂」から「七曲坂」までの範囲を埋め立てて形成された。後に遊郭が設置され花街としても賑わった。現在は西に範囲を拡大して地名として利用されている。

[BOT] 【仙台祭】 仙台城下で行われていた仙台東照宮の御祭礼のこと。仙台城下で最大の祭りで、歴代の仙台藩主も参拝していた。神輿の渡御路は現在よりも距離が長く、宮町通りから御譜代町などの氏子町や国分町などを経由していた。祭礼は現在でも行われているが一般に「仙台祭」とは言わない。

[BOT] 【玄光庵】 仙台市青葉区通町にある曹洞宗の寺院。創建年代は不明だが「龍泉院」の別院・玄光坊として青葉山に鎮座しており、仙台城築城時に独立して現在地に遷座した。奥州仙臺七福神の1つとして壽老尊が祀られており、壽老尊の胎内には大日如来が納められている。『熊野神社(通町)』が隣接する。

[BOT] 【稲井石】 宮城県石巻市稲井地区から産出される粘板岩。遠方では『井内石』『仙台石』とも呼ばれる。黒色と石目が特徴で、文字を刻むと鮮明に白く見えることから、明治以降各地の記念碑や墓碑に多く用いられていう。また薄く割れるため寺社仏閣の参道、屋根材なども用いられる。

[BOT] 【小泉海岸海水浴場】 宮城県気仙沼市本吉町にある海水浴場。『津谷川』の河口付近に位置し、JR気仙沼線BRTの陸前小泉駅、三陸時樋車道の小泉ICなどが近い。東日本大震災で大きな被害を受けて県内で最も高い14.7ｍの防潮堤が建設されたものの砂浜が残され、2019年に海水浴場として復活した。

[BOT] 【桜小路】 かつて仙台城下町にあった道路。「弾正横丁」から南下して「片平丁」に鉤型に接続する道で、藩政時代に桜が植えられた馬場があったことが名称の由来。明治以降、片平丁が学校用地となり、徐々にその敷地内に呑み込まれた。現在の東北大学片平キャンパスを南北に貫く通路となっている。

[BOT] 【小萩観音】 「仙岳院」にある観音堂。奥州藤原氏3代・秀衡の三男・和泉三郎忠衡の娘とその乳母・小萩が携えていたとされる十一面観音を祀る。元は「福沢神社」にあったが藩政時代には榴岡にあった『仏生寺』に遷座。明治期に廃寺となって商人の手を経て現在地に至る。仙台三十三観音第十一番札所。

[BOT] 【松澤蒲鉾店】 仙台市青葉区中央に本店を置く蒲鉾店。1910年に仙台市南町通で創業。1946年に名掛丁の現在地に移転。昭和の中頃にはスーパーマーケット事業を手がけていた。現在は仙台市内の4店舗の他、東北自動車道の長者原SAや仙台駅構内、スーパーマーケットなどに売店も展開している。

[BOT] 【牡鹿諸島】 「牡鹿半島」の周辺に位置する島々。「石巻市」または「女川町」に属する。有人島は「出島」「江島」「金華山」「網地島」「田代島」の5つ。また江島周辺の島々で『江島列島』とも呼ばれる。島域の多くは「三陸復興国立公園」に含まれている。黒潮の影響で県内でも冬は比較的温暖である。

[BOT] 【中瀬公園】 宮城県石巻市中瀬にある公園。1973 年に造船所の跡地を活用して整備された。元は中瀬地区の北半分に広がっていたが、東日本大震災で中瀬地区全体が津波被害を受けて災害危険区域に指定され、住宅等の建設が制限されることから、2027年度までに中瀬全域に拡大する予定。

[BOT] 【肘折こけし】 山形県の肘折温泉を中心に発展した系統のこけし。鳴子出身の工人が遠刈田で修行して肘折で開業したことから誕生したものとされる。他の系統と比べて豊かな表情が特徴。宮城の伝統こけしに指定されている肘折こけしは、肘折から仙台に移住した工人によって継承されている。

[BOT] 【佐具叡神社】 「佐倍乃神社」の境内社。名取郡の延喜式内社に比定されており、元は塩手村(現・名取市愛島塩手)にあった。詳細な由緒は不明で、藩政時代の地誌にも荒廃して史料が乏しい旨が記載されている。1908年に佐倍乃神社に合祀。元の境内地に現在は「中将藤原朝臣実方の墓」がある。

[BOT] 【佐藤忠良】 日本の彫刻家。1912年に宮城県黒川郡落合村(現・大和町)で誕生。1918年に北海道夕張町に転居した。東京美術学校を卒業し、日本を代表する彫刻家として活動した。フランス国立ロダン美術館にて日本人初の個展 『佐藤忠良展』を開催。宮城県美術館に「佐藤忠良記念館」がある。

[BOT] 【多福院】 宮城県石巻市吉野町にある曹洞宗の寺院。創建年代不明の天台宗寺院・日輪寺の跡に、1570年に湊の地頭・笹町氏が曹洞宗寺院として開山した。「吉野先帝菩提碑」を始めとし、中世以来の板碑が境内に多数点在する。護良親王の守本尊と伝わる大日如来を祀る。牡鹿三十三所霊場第十四番札所。

[BOT] 【おそばさん竹】 仙台市青葉区一番町にある蕎麦屋。1907年に清国・上海市で日本料理店として開業。1947年に仙台市東一番丁の「東一連鎖街」にそば専門店として移転した。せいろ、ざる、かけなど一通りのそばの他、春は白魚、夏は白海老、秋は舞茸、冬は牡蠣の入った季節限定メニューが登場する。

[BOT] 【かほピョン】 「河北新報社」のマスコットキャラクター。ウサギをモチーフにしたキャラクターで、卯年の1999年に誕生した。特技は長い耳で素早く情報キャッチし、速い足で読者に新聞を届けること。河北新報のことを宣伝する仕事をしているが、休日は年に9日しかない。性格は喜怒哀楽が激しいらしい。

[BOT] 【米川八幡神社】 宮城県登米市東和町米川にある神社。社伝では1062年に源頼義・義家父子により、別当寺・大誓寺と共に創建にされた。1564年に葛西民部少輔の子息・孫太郎によって再興。現在の拝殿は1794年に建造されたもので、1852年に奉納された花天井がある。境内には別当寺の名残で護摩堂がある。

[BOT] 【川内駅】 仙台市地下鉄東西線の駅。副駅名は『東北大学川内キャンパス前』。副駅名にあるとおり「東北大学」の川内キャンパスに隣接している。周囲は「川内山屋敷」「川内三十人町」など藩政時代には足軽が住んだ町で、現在は住宅街となっている。鹿児島県にあるのは『川内(せんだい)駅』。

[BOT] 【晒よし飴発祥の諸説】 「晒よし飴本舗 市場家」では「晒よし飴」は市場家の先祖が殿様の命により、大沼の岸辺には生い茂る葦に着想を得て作り上げたとしている。『みちのくの駄菓子(著・石橋幸作)』には、島屋新五郎が明治中期に有平細工から着想を得て作り出したとする説が紹介されている。

[BOT] 【ティナ】 プロバスケットボールチーム「仙台89ERS」のチームキャラクター。子供のライオンがモチーフになっているが、身長189cm、体重89kgとかなり大柄である。また背番号89、生年月日は8月9日と、いずれもチーム名である「仙台89ERS」にちなんだ数字となっている。明るく活発な性格。

[BOT] 【志波彦神社・鹽竈神社】 宮城県塩竈市にある神社。元は「鹽竈神社」のみが鎮座していたが、明治時代に「志波彦神社」が遷座してきた。現在は同一の宗教法人となっている。毎年7月の「塩竈みなと祭」では両社の神輿が市内中心部を巡行する。また宮城県内屈指の初詣スポットである。

[BOT] 【荒木飛呂彦】 仙台市出身の漫画家。1980年に『武装ポーカー』でデビュー。いくつかの連載作品を経て、1987年に週刊少年ジャンプで「ジョジョの奇妙な冒険」の連載を開始。またスピンオフ短編作品『岸辺露伴は動かない』も度々発表している。デザインやカラーリングで漫画表現に大きな影響を与えた。

[BOT] 【堤通雨宮町】 仙台市青葉区にある地名。旧・堤通の北半分の範囲で、名称は旧称に地域内の「雨宮神社」の雨宮を付加したもの。明治以降は町域の広範囲が学校の要地で、戦後は東北大学の雨宮キャンパスが立地していたが移転した。跡地には商業施設とマンション、仙台厚生病院が新築される予定。

[BOT] 【藤原朝狩】 奈良時代の公卿。史料の初出は757年に陸奥守としての記録である。按察使兼鎮守府将軍に任じられ『雄勝城(現・秋田県)』と「桃生城(現・石巻市)」を完成させた。また762年には「多賀城」を大規模に改修し、その記念碑として「多賀城碑」を建立した。『藤原仲麻呂の乱』で敗戦し、逝去。

[BOT] 【角田石川家廟所・文山様廟】 「長泉寺」にある「角田石川家」の廟所。2代義宗、3代宗敬、8代村俊、9代村文とこれらの正室(「牟宇姫」など)のほか、初代昭光の側室、3代宗敬の二男などの13名と、2代義宗の殉死者4名が埋葬され、宝篋印塔または角形の墓碑が『ロ』の字に並んでいる。

[BOT] 【White Deer (Oshika)】 ・作者：名和晃平 ・設置場所：ホワイトシェルビーチ(石巻市荻浜) 「Reborn-Art Festival 2017」で制作された芸術祭のシンボル的作品(常設)。ネット上に現れた『迷い鹿(鹿の剥製)』を3Dスキャンして得たデータを元に制作された。空を見上げ、瀬戸内海・犬島に向いている。

[BOT] 【本郷国包】 仙台藩お抱えの刀工。読み方は初代は『くにかん』で2代目以降は『くにかね』。初代国包は政宗の命により京都の越中守正俊のもとで修行し、山城大掾の官名を受領した。以降13代目まで続いた。墓所は「善導寺」にある。大阪府の個人所蔵の刀一振が国の重要文化財に指定されている。