「分かりやすすぎんよ、あんた」といつもスに笑われてきたゼが、老いて余命の見える病を告げられたとき、(あの毒ガス愛好者を叱って見送るはずだったのになあ)と思い、そしてスの前で何一つ変わらない生活を送ってほしい。18歳から先、無意識に自分が先にいくと思っていたスがついにゼの限界がすぐだと知ったとき、愕然としてから「顔に出るやつだったろ、あんた。なんでんな隠し事ばっか上手くなっちまうかね」と力なく笑ってくれ。そうして最後の時間を、互いに素直に寄り添って過ごす。最後の、いちばん上手な隠し事の話。
とXで言ったけど、ここぞが強すぎるゼに負けるスの図がずっと好きなんだねぇ。ベッドでも死を前にしてでも。
5 days ago