たけ
@takehiro.bsky.social
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朝ドラ「カーネーション」をきっかけに、ドラマや映画のつたない感想をときどきつぶやくアカウントです。旧ツイッターでも投稿しています。
#大河べらぼう
ようやく心の安らぎをえた歌麿。幸せに暮らしている花魁の瀬川。多くの人を殺めた黒幕は成敗されて、成敗を成し遂げた松平定信は重三たちと和解する。家族や仲間に囲まれて大往生する重三。 奇想天外で夢のような展開は、「こうあってほしい」という思いなんだな。切なくて愛しく思える。
about 10 hours ago
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#大河べらぼう
一橋治済は権謀術数をめぐらせて「一橋ファースト」で一橋の血統による全国支配を目論むのだけど(そしてそれはある程度実現する)、そもそも「御三卿」が領地も与えられず、幕閣政治にも関われず「将軍の世継ぎ」を産むことのみ強制されるトンデモナイ仕組みで、血統がすべてという非人間的なコンセプトを過激に原理的に推し進めた悲しい妖怪が治済なのかもしれない。吉宗も罪作りなのである。
about 11 hours ago
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#大河べらぼう
BS「英雄たちの選択」で紹介された一橋治済はドラマ以上に腹黒な陰謀家だった! いかにもエンタメらしい荒唐無稽な黒幕に見えた治済像もじつは的外れでないことがわかるという...。その治済を松平定信たちが成敗するという展開は「こうあってほしい」という切ない黄表紙的な夢噺で願望。
about 11 hours ago
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#大河べらぼう
BS再放送「英雄たちの選択 一橋治済」。治済は息子の将軍家斉を介して「血統」による全国支配を進めるが、それは結局、田沼や松平のような改革派の官僚たちの政政治を否定する「アンシャンレジーム」の復古主義のようなものか。一橋支配による「泰平の眠り」は黒船来航まで続くと。
about 12 hours ago
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#大河べらぼう
BS再放送で「英雄たちの選択」を見る。陰謀と工作に長けて、ドラマに負けじ劣らずの腹黒だった一橋治済。一片の見識も理想もなく、念頭にあるのは「一橋ファースト」だけ。政敵を追い落とし権力を奪取する政治力だけはあるという怪物だったわけだ。これまた現代の政治にも通じるような。
about 12 hours ago
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#大河べらぼう
BS再放送で「英雄たちの選択 一橋治済」を見る。あのドラマ以上にとんでもないと陰謀家と評される一橋治済。血統で国を支配しようとして、松平定信を操ろうとするまさに傀儡使い。案外あのドラマの治済像は正鵠を射ていたのかもしれない。スタジオの出演者が言っていた「政治力のある人がよい政治家というわけでは必ずしもない」(大意)という言葉が印象に残った。
about 12 hours ago
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#べらぼう
「拍子木が鳴ったら死ぬ」と言ったのは実際に墓碑銘に書かれていたことだけど、戯作者たちだけに「盛っている」可能性はいかにもありそうで真実はわからない。ステキな夢噺を作った戯作者たちの人生を虚実をまじえて描いた夢噺がこのドラマで、その夢噺が拍子木に合わせてきれいに幕を閉じた。
1 day ago
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たけ
しみず さるひこ
1 day ago
「へ」「へ」「へ」・・連呼される「へ」の合唱。 そこで蔦重目を覚まし、皆が静まりかえって注目するなか「拍子木聞こえねんだけど」の一言。 瞬間、チョン、と拍子木が鳴って。果たして、蔦重の生涯が終わったのか、それとも、誰かが書き記した夢のような戯作芝居が終わったのか。真実と創造が混ざりあったまま物語は終わった。よい幕引き。
#大河べらぼう
#べらぼう
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#べらぼう
容疑者全員が犯人だったという「写楽」全員説は、とても知的なアイデアで脱帽したけど、仲間たちとの共同制作が歌麿の寂しい心を癒したという展開がとても良かった。歌麿、その悲しい最期も知っているだけに、蔦重と再び心が通い合ったというせめてものハッピー展開に救われる気持ち。「ありがとうよ姉さん」に泣けた。
1 day ago
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#べらぼう
「声をかけてくれてありがとう、姉さん」と歌麿が言う。昔、いろいろあって絶縁した弟と、その後、仲を修復して、いろいろと気遣ってくれた妻のことを「姉さん」と呼ぶようになったんだよね。それを思い出した。
1 day ago
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後継者から戒名、墓碑銘まで準備万端というのが喜劇にして悲劇。 笑わせながら涙というやつ。死にいく蔦重に妻ていが語りかける伝記物の王道的な見せ場がやはりよく、そこに墓碑銘を読みあげる声が聞こえてきて、臨終に駆けつける家族や仲間たちの映像にかぶっていく。 堂々たる大団円だ。
#べらぼう
1 day ago
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後継者から戒名、墓碑銘まで準備万端というのが喜劇にして悲劇。笑わせながら涙というやつ。死にいく蔦重に妻ていが語りかける伝記物の王道的な見せ場がやはりよく、そこに墓碑銘を読みあげる声が聞こえてきて、臨終に駆けつける家族や仲間たちの映像にかぶっていく。堂々たる大団円。#べらぼう
1 day ago
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#べらぼう
蔦重が言う「死の間際まで書を持って世を耕したい」は、冗談に見せかけて本音だったんじゃないかというが、このドラマもそうだね。「戯けて遊び」ながら、吉原の女郎の悲惨な境遇から政治による文化弾圧まで現代にも通じる諸問題を描いていたね。
1 day ago
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#べらぼう
一橋治済の亡骸の前に立っていた男というのは、源内を暗示しているのだろうが、同じように、わざわざ様子を見に行った「花の井」も後ろ姿だけで顔すら見せない。蔦重との再会のシーンを用意しない。そこの節度がうまいなぁと思った。
1 day ago
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#べらぼう
東洲斎写楽に「江戸の誉」や「楽しく写す」などの解釈を付けたうえで、斎藤十郎兵衛とのアナグラムを仕掛ける重層的な仕掛けが楽しい。「戯けた遊びだね」と喜三二が言っていたが、このドラマ自体が黄表紙のような「たわけた遊び」を全力で再現して演じている、そういうドラマで
1 day ago
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#べらぼう
写楽の正体についてはさまざまな説があったわけだが、歌麿から斎藤十郎兵衛まで「容疑者」全員が関わったというクリスティーのミステリばりのアイデアを出した上で、歌麿に「写楽」の共同製作を通して「望まれない子だった自分が皆と溶け合っているようで嬉しい」と言わせる深み。
1 day ago
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#大河べらぼう
BSで最終回視聴。終わっちまって寂しいなあ。 「光る君へ」「べらぼう」と2本続いた「文化大河」、 視聴率の数字はともかく、これからも記憶に残り続ける傑作歴史ドラマになったんじゃないかな。大成功だったんじゃないかな。
1 day ago
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前々から見なければと思っていたものの、内容が陰鬱そうで避けていたイーストウッド監督「ミスティック・リバー」をようやく視聴。傑作で圧倒されたのですけど、このDVDを買ったのが、記録を見ると2006年。購入から開封して見るまでに19年かかった(笑) そんな調子でまだ見てない映画ディスクが山ほどある・・
3 days ago
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SF作家のジョン・ヴァーリイ死去。「残像」「へびつかい座ホットライン」「ブルー・シャンペン」「汝、コンピューターの夢」「さようなら、ロビンソン・クルーソー」...超絶テクノロジーで家族や倫理観さえ一変した未来社会とそこに生きる人々の生を鮮やかに描いた天才作家。流浪と青春の70年代感。RIP
3 days ago
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たけ
カカオ99(カカオ・ツクモ)
9 days ago
#大河べらぼう
べらぼう家斉の心に一番響くのが、自分の乳母を務めたべらぼう大崎だったとは。そこに死ぬ間際のべらぼう家治の言葉が重なる。うわー!べらぼう治済の最たる傀儡はあなた。でも生きた人間を傀儡のように操る天才の実父を止められるのはあなた一人だけ。本物の天。
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松平定信に「上がった凧を許し、笑うことができれば、全てが違った...」と後悔と和解の言葉を言わせる脚本。 為政者の統制とそこから逃れて自由であり続けようとする町人の姿を丁寧に描いた本作、その結末は、いささか「夢噺」風なんだけど、本当いいドラマだったな。#大河べらぼう
9 days ago
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この黒幕退治作戦、町人と武家の棲む世界のちがいも感じさせるよね。命の取りあいが前提の武家(替え玉を使うのは混乱を事実を隠蔽したいからで)、冗談で毒饅頭を相手に食わせればいいと強がりを言っても本気で人殺しはできない町人の蔦重たち・・
#大河べらぼう
9 days ago
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たけ
大矢博子
9 days ago
とんでもないフィクションのはずなのに史実とちゃんと辻褄が合うアクロバティックな展開、
#おんな城主直虎
の「小野但馬が佞臣と伝えられてる理由」に匹敵する感動を覚えている。これだから歴史モノは面白い。歴史小説と推理小説は似ていると言われる所以ですよ。
#べらぼう
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たけ
しみず さるひこ
9 days ago
斎藤十郎兵衛が能役者という事実が、今回の伝奇ミッションの裏付けにうまく効いているし、治済を傀儡師として位置付けておきながら退治したことにも効いている。まさに「そうきたか!」となるねえ・・
#大河べらぼう
#べらぼう
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松平定信公が仇敵でありながら、愛すべき人物としても、丁寧に描かれていて、そんなところもこの脚本家の美点だなと。
#べらぼう
#大河べらぼう
9 days ago
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田沼は清濁合わせ呑む人物なので魅力的に描かれるのは想像の範囲内だけど、そのライバルである松平定信を彼のオタクの側面にもふれながら魅力的に描き出したというのは、今回大河ドラマの功績というか、創造だね。こうやってさまざまな「異本」が生まれていくのだなぁ
#べらぼう
#大河べらぼう
9 days ago
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田沼が単なるワイロ政治家として描かれなかったように、松平定信も、「寛政の改革」のイメージのように、統制一本槍で堅物の政治家だったかもしれないけど、同時に、戯作文芸に興味を示し、文化にも理解ある面白い人物だったという、人の両面が丁寧に描かれていて良かったと思うな
#べらぼう
9 days ago
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いま、田沼と書こうとして、田岡と書いてしまって、あわてて書き直す神戸出身者。
9 days ago
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忠臣蔵の松の廊下のように、松平定信が一橋公と差し違えると激高したり、能の俊寛のように、悪幕を孤島に流したり、いろいろとミックスされていて、そんなところも江戸の戯作文芸を念頭に置いているのだろうか
#大河べらぼう
#べらぼう
9 days ago
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「写楽」は、プロジェクトとして作り上げたバーチャルアイドルのようなもので、実際に「写楽」だったと推測されている阿波の能楽者の斉藤某を、このドラマでは一橋公の替え玉にあてがって、一橋公は斎藤某となってしまい、すべてのパズルがはまる。 まさに伝奇ミステリのような謎解きだな。#べらぼう
9 days ago
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替え玉をつかった、伝奇的な時代ミステリーに。 まるで蔦重たちが世に出してきた黄表紙の世界をなぞっているように。このドラマ自体が江戸の戯作文芸リスペクトになっているという仕掛けかな。
#大河べらぼう
#べらぼう
9 days ago
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たけ
蓮花茶
15 days ago
今年の流行語大賞、私は「日に日に世界が悪くなる」かなあ… 気のせいか~そうじゃない~
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たけ
HS
16 days ago
「べらぼう」作・森下佳子「蔦重が、歌麿や京伝とやってきたことの行きついた先が“写楽” 江戸を沸かせようと、最後に打ち上げた“祭り”として描きました」|ステラnet
www.steranet.jp/articles/101...
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「べらぼう」作・森下佳子「蔦重が、歌麿や京伝とやってきたことの行きついた先が“写楽” 江戸を沸かせようと、最後に打ち上げた“祭り”として描きました」 | ステラnet
第46回で写楽絵は、蔦重(横浜流星)が中心になり、歌麿(染谷将太)や春朗(くっきー!)など大勢の絵師や戯作者が集まって作り上げたものと描かれた。初期のインタビューで「写楽は誰なのかより、なぜ蔦重は売れない写楽画を出し続けたのかが、最大の謎」と答えた脚本家の森下佳子は、いま何を思うのか。話を聞いた。
https://www.steranet.jp/articles/101214
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ラストカット。ふつうに考えれば定信側が用意した「影武者」で本物を成敗したあとに据える設定なんだろうね。本物の一橋は成敗されていたという陰謀論的いやいや伝奇もの的設定なのだ。平賀源内といい写楽といい、この大河自体が奇想天外な「伝奇もの」リスペクトなのだ。
#べらぼう
#大河べらぼう
16 days ago
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蔦屋と火付盗賊改と松平定信がチームを組んで、宿敵の一橋と戦うなんて、奇想天外な展開で、まさに「南総里見八犬伝」ばりの伝奇物だ。この大河ドラマ、「八犬伝」的な伝奇物へのリスペクトをすごく感じるね。八犬伝作者も「平賀源内生きていたか」と叫んでいたし(笑)
16 days ago
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平賀源内の偽物=毒で罠をかけていたら、計略は見抜かれていて、饅頭の偽物=毒で逆襲されてしまう。この謀略合戦、こんな展開の大河ドラマとは知らなかったなあw
#べらぼう
#大河べらぼう
16 days ago
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「写楽」が偽物であって罠であるように、饅頭も偽物であって毒饅頭なんだよね。
#べらぼう
#大河べらぼう
16 days ago
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「プロジェクト写楽」っていうのは、古い言い方でいえば、ポストモダンだよね。ひとりの天才がさまざまな葛藤の末に個性を発揮して作品を表現するという近代的な芸術家観を超えていて、この軽やかさが、とても「べらぼう」っぽい。
#大河べらぼう
#べらぼう
16 days ago
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天気がよいので家族と散歩にでかける。区内は緑道のネットワークが縦横に巡らされていて、いわゆる車道と立体交差しているのが面白い。緑道沿いに街中から街中へ移動できる。
16 days ago
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たとえば、22世紀の未来社会を舞台に1950年代に書かれたアメリカのSF小説を読んでよくわかるのは、22世紀のことじゃなくて、1950年代のアメリカ社会の政治経済や文化や人々の考え方についてなんだよね。「#べらぼう」でもTLの感想を読んでいて同じことを思った。
16 days ago
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#べらぼう
今回の大河ドラマでは「これは現代社会の抱える課題とまさに同じ!」「今の世相を描いている」という感想がこれまで以上に多く、実際、ぼくもそう思うけど。そもそも過去の時代を物語やドラマとして描く場合、その時々の「現在」に置き換えて描き、受容されていくのだと思うんだよね。
16 days ago
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#べらぼう
#大河べらぼう
かつての宿敵と手を取り合って、「バーチャル人格の秘法」を駆使して存在しない小説や絵画を流布して、究極の虚無=悪を追い込むなんて展開を見るとこの大河ドラマは本邦伝奇小説の元祖「八犬伝」の後裔なんだと思うけど、その作者がチームから慎重に外されているのが面白い。
16 days ago
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「写楽」というと雑誌の名前を連想したり、「三つ目がとおる」の主人公の天才少年を連想したりする。手塚治虫は、「写楽」に「シャーロック・ホームズ」を掛けたんだよね。
16 days ago
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#べらぼう
#大河べらぼう
「写楽」は、江戸時代の「人力AI」というか「バーチャル人格」で、写楽の絵画はAIやバーチャル芸術家が生成した生成物(という設定)なんだよね。19世紀英国を舞台にしたスチームパンクならぬ「江戸の人力スチームパンク」。凡百の時代劇や歴史劇を超えていく面白さ。
16 days ago
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#べらぼう
脚本家の森下佳子さんの「善悪の彼岸」を超えていく描写ということでいえば、TBSでドラマ化した「わたしを離さないで」を想起してしまう。もちろん原作がああいうものなんだけど。そして森下さんは「血と肉」だよね。
16 days ago
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#べらぼう
「直虎」では生存のために策略を仕掛けてきた宿敵の近藤とは、政次の死後、領地経営の仲間となり、井伊直政は、小大名たちを押し潰した徳川の懐に入って、井伊家再興を果たすのだけど、本作では、究極の悪=虚無と描かれてきた一橋治済がどう扱われるのだろうね。
16 days ago
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#べらぼう
仲間や家族を殺した「宿敵」(松平定信)と恩讐を超えて共闘するという展開をこの脚本家は好むのかな。大河「女城主直虎」では、井伊家に罠を仕掛けて恋人の政次を処刑に追い込んだ張本人の近藤と手を取り合って領地を治めることになるし。善悪の彼岸ともいえるし、リアリズムとも思ったり
16 days ago
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これから台湾映画の名作「冬冬の夏休み」「台北ストーリー」の巨匠ホウ・シャオシェン(侯孝賢)とエドワード・ヤンの豪華二本立てを見に行くぞ。1時間あれば、渋谷乗り換え副都心線で間に合うはず。いつも思い立っての行動で計画性がないけど。
22 days ago
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「平場の月」 人生の後半を生きる自分には、静かに刺さる良作でした。 さて、あすは早起きして、子どもが参加する横須賀の市民マラソン応援に出かける。
23 days ago
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恋愛映画にはあまり興味はないけど、中高年の人生には実存的な関心があるので、「平場の月」を今夜見に行くことにした。
24 days ago
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