日本人とホットロッドの関わりを探求するなら、戦前1936〜37年に「多摩川スピードウェイ」オーバルで開催された数回の大会で、ブガッティ、インヴィクタ、ベンツなどの欧州車に混ざって、特別なボディやエンジンを日本国内であつらえた、フォード、ダッジなどのアメリカ車が何台も出場していたことを頭の片隅に置いてみると、より楽しくなると思います。成り立ちはグランプリカーですが、見た目はホットロッドに近い。ちなみに若き日の本田宗一郎氏が制作し、操縦した「浜松号(はままつごう)」のベースはフォードです。顎髭型グリルは33風。
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