おれが初めて泣いたアニメは、『みんなのうた』で放送してた月岡貞夫の「クマのぬいぐるみ」らしい。女の子が大事にしてたテディベアをお母さんが捨ててしまう話で、赤ちゃんの頃にこの曲が流れると毎回泣いていたから、母が不思議に思っていたとのこと。
それで数年後に再放送されたときもやっぱり泣いていたから、もう喋れるようになってたおれに理由を尋ねたら、「クマのぬいぐるみを捨てられちゃって可哀想だから」と答えたそうだ。その瞬間、母は「赤ん坊のときもストーリーを理解して泣いていたのか! この子はなんて感受性が豊かなんだ」と感動したという。今思えばそこがアニオタとしてのピークだった。
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