『パリに咲くエトワール』演者と観客の間に明確な線引きがされている作品で、それがキャラ同士が一定の距離を保って向かい合う絵作りに繋がってるのが面白かったな。舞台と客席が物理的に分けられた空間はもちろん、同じ室内で友人のピアノを聴くときでさえ、主人公は友人の隣ではなく反対側にいたし、会話するキャラの前を通行人が横切ることで、キャラクターと我々の間にも線があることが強調される。
そしてついに舞台に立った親友がそちら側からの光景を見せてくれたことで、主人公も一歩を踏み出せるようになるという結末には納得感があったし、一度拳を交えた敵が今度は友として現れるという展開も当然の帰結に思える。
about 2 months ago