坂元裕二さん「往復書簡 初恋と不倫」読了。まさにロマンティックの極北。不器用で正直で滑稽で切ない台詞の応酬、偶然性について。確かに絶望って、あり得たかもしれない希望なのかも。「わたしの初恋はわたしの日常になりました」「わたしの中に入らなかったことが待田さんの後悔として残るなら、わたしとしてはしてやったりで少し気持ちがいいです」恋は乞うで、強く記憶に残る。「その人の前を通り過ぎるという暴力。それは多分金槌で頭を叩くのと変わらない」私だって、周りの人の何を知っているだろうか。豆生田さんの言う通り、夜中に考えてはいけない種類のことだから、朝起きてごはん食べてから考えろだな。大好きな一冊。
about 2 months ago