青空のくいちろりん 19 days ago
「こんなモノが何故此処に?」
ボズヤ旧市街跡、その廃屋のテーブルにまるで客人をもてなしたかのように茶器が置かれている。この辺りは件の蒸発事件によって調度品はおろか家屋すら殆どが吹き飛ばされていた。その中で無傷のテーブルと茶器は異質であった。
「帝国の連中の悪戯か?悪趣味な……」
レジスタンスが一歩廃屋に入ると辺りが一変する。そこは今まさに誰かが住んでいるかのような、生活感溢れる住宅となっていた。
「これは、一体…?」
レジスタンスが戸惑っていると、家の奥から年老いた女性の声が聞こえる。
「大変だったでしょう?ゆっくりお茶でも飲んでらして」
茶器からは温かな湯気がたちのぼっていた。
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