最近のクマ被害とそれに対して公的権力が何もできていないこと、ハンターに対してどんな態度でいるかを見ていると、「現代日本にダンジョンが沸いたよ！」って設定のローファンタジー作品のファンタジー度が相対的に爆上がりしてしまう、という嫌な循環が私の中で起きている。

中学の頃、インターネットが普及してその信頼性について散々警告されたが、何となく警戒心を薄れさせながら付き合って来た。大学の頃、ウィキペディアが流行って以下同文。 そして今、AIへの警戒心もそのうち薄れるんだろなあと思いつつ、書籍や「オールドメディア」と信頼性が過去一揺らぐとは。 まあ、有史以来人類は「何を信じるかよりも誰を信じるか」を重視してきたからこそ宗教や文化を生み出してきたんだろうよ。

ファミマの新商品、「デニッシュメロンパン×クイニーアマン」なるものをひょんなことから同僚に貰ったのだけど、これ、すごいね。 メロンパンにデニッシュにクイニーアマンってカロリー爆弾の３乗みたいなパンだこと。 いや、美味しかったけど。

この本、タイトルから全く期待してなかったが、大変良かった。というかタイトルが悪い。「地方自治の基本」とか、「市長に立候補する前に読む本」とか、もうちょっとたらいいのに。 地方自治についてかなり分かりやすい入門書なのに勿体ない。 しかし考えてみれば「現代日本の市長さん」は中世の領主なんだよなあと思うなど。 スポーツ漫画に憧れてスポーツ選手を目指す子の様に、内政チートものに憧れて政治家目指す高校生がもっと出ればいいのになあと。 簡単に無双できないのはそれはそうなんだけど、それはスポーツものでも一緒じゃん？ 「役所のしくみ 」 share.google/0f0XC4hqX6Yb...

評判の高い「明日の敵と今日の握手を」を読み始めた。 タイトルから予想はしていたが、「悪魔に嵌められた事に気付きながら悪魔の垂らす糸を掴むしかない」所まで追い詰められた人達が究極にセクシーなお顔をする漫画ですね。悪魔さんも良いお顔で。 握手シーンがベッドシーンに見えてきたこの頃。

読了。 面白かった。コンセプト的に「良い人しか登場しない」が分かりやすくて疲れてる時でも読みやすくていい。 主人公のやるやる具合が心配になるんだけど、設定的に「そうなるよなあ」となるのは不思議な感覚。 「ゲームのテスターに選ばれました」 ncode.syosetu.com/n3843kz/

いやぁ、面白かった。 いわゆる「転生して不遇な推しを救う話」なのだけども、推しを救うことによるバタフライエフェクトをコントロールしきれなくなる話。 後半は良質なシスターフッドで良かった。 「支流がたどり着くところ」 ncode.syosetu.com/n3446le/

昔、ちょっとだけ流行った「真面目系クズ」という自嘲表現があったよね。その流行りに、誰か有識者が「それはいわゆる一般人という」なんて言ってて膝を叩いた。 この「真面目系クズ」の人こそ「主体的な学習」で地盤沈下していく大衆ではなかろうかと思う。強制されれば嫌々で工夫してやる人達。

マジでさあ、もうさあ、中間試験直前で与党の陣営変わるのとかさあ、勘弁してほしいんだけど。 え〜、試験作り直すべき？ 開き直って、「このテストでは10/7の状況を答えよ」とか言っちゃおうかしら。 今後の予定ってだけでまだ正式に動いてないからセーフとか言う？ あー、もうちょっと文言玉虫色にしときゃよかった。 でもこの状況を先週の段階で予想できてたまるかよ。我、凡人ぞ。

男の子向け恋愛ものジャンルの名称が「ラブコメ」である理由を、最近考えている。 男の子向けでもコメディ要素の少ないものがありそうだけどな。「これは女の子向け」って回収されてしまうのか、男の子向けと見做されるちょっとえっちな描写はコメディでコーティングしないと全年齢にならないのか。 女の子向けの恋愛ものでもコメディ要素強いものは「ラブコメ」と最近は称されるから、「男の子向けジャンルは「ラブコメ」だけど、「ラブコメ」ジャンルは男女双方向けのもの！」みたいなギャップが、コンテストとかで事故を呼んでいるよなあと眺めている。

読んだし、面白かった。 タイトルの印象と反して、「悪女と呼んでいる」筆頭が読者となるであろうことが楽しい。 ニコポナデポチートハーレム主人公は、ここまで開き直れれば嫌悪感全てが消え失せるのだなと。 「悪女と呼ばれておりますが身に覚えがございません」 ncode.syosetu.com/n0120le/

愛用していたキッチンバサミが壊れたので買い替えた。 そしたら、刃物だからかパッキングが厳重すぎて全然開かないでやんの。 ティファールさん、考えて。キッチンバサミを新しく使い始める人は、キッチンバサミがない人なの。キッチンバサミがないと開封出来ないようなパッキングは辞めてほしい。

教師は政治的信条を生徒に伝えちゃダメなルールなんだよ、って言ってもあの手この手で私からそれを引き出すゲームをしかけてくる子たちがいてさ。 最近は「政策的なものは置いとくとして、同じ女性として日本初の女性首相が目の前で誕生するかもってのはわくわくするよね」で交わせてたの楽だったな。

昨日、親戚の結婚式だったので一家全員で参列した。 式場でヘアセットしてもらった後、下の子のネクタイを結ぼうと彼の前にしゃがんだ時のこと。 私の髪が見慣れぬふわふわで気になったんだろうね。彼が徐ろに私の髪に手を突っ込んだんで悲鳴をあげた。 小２でも好奇心に勝てないか〜。そうか〜。 なお、そのとき全力で止められた彼は、披露宴終了後に神妙な顔でママに近づき、「もうやってもいい？」と上手なおねだりをしたので、ママは騎士の様に彼に跪く羽目になった。

この作者さん好きなんだよね。 書籍の単行本にして２巻くらいかな？ 面白かったのに、打ち切りっぽくて短めで残念。これはねえ、映像で見たい。ちゃんとした脚本家さんがドラマ化してくれないかな。ドラマが大好きな改変も、この原作の懐なら映えそう。 「診える医師」 share.google/H7MWPeGWPjNa...

平日代休だったので、マンモに行ってきた。 あれ痛いんだよな～って溜息ついたら、普段にっこにこの姑が据わった目で「でもね、まだ「ある」人はいいのよ。「ない」人はね、周りから無理矢理引っ張ってくるから比じゃないの」と吐き捨てていた。 うちの平和のためにももうちょっとだけ医学進歩して。

これ、なんか良かった。 ファンタジー学院の将来有望な学生が、長期休暇に、友人の故郷であるファンタジー因習村へと遊びに行く話。 ……といっても陰惨だったりする訳ではなくて、きちんとリスペクトと神秘と穏やかな青春があるのがいい。 「王の村」 ncode.syosetu.com/n8053jt/

「SNSで文章（日本語）をきちんと読めない大人が可視化された」とよく言われるけれど、それはそれとして「SNSはきちんとした読解や議論よりも即応性とリーチ力が優先される媒体なのに、議論ツールとして使おうとするから分断が加速される」のではないかと思う。

遅ればせながらデジタル採点ソフトを導入することになり、いくつかの会社のものをお試し。 勘違いしていたけど、AI採点ってAIが○×を判定する訳ではないのね（一部記号を除く）。「１」問１の解答欄がどこかをAIが全生徒分読み取って並べ、教師がクリックとかで○×判定するものらしい。 便利で早いけど、この方式、ゲシュタルト崩壊がヤバいね。「夏」みたいな小学生の漢字一文字でも100個とか横並びになると「なつってどう書くのが正しいんだっけ？」ってスマホさんに聞く羽目になる。 人間の目って面白いなあ。

読了。とても面白かった。 まず、構成がアツい。MMOものとVtuberもののいいとこ取りしている感じ。 ゲーム実況特有の「答えをちょっと良い感じに教えてもらえる」みたいな相互作用が自然に発展していって、クライマックスになだれ込むのが燃える。 迷惑PCがいないの、不自然にも感じそうだけど、設定の妙で「運営頑張ってるな」と安心できるのも良い。 「【視聴者さん】転生先はVRMMOのNPC!?転生して最弱の錬金術師になった私はゲームの中からVtuberとして配信します!【助けて】」 ncode.syosetu.com/n2033ie/

空き時間についついXのオススメタブを読み続けてしまう行為は、私たちが忌み嫌っている「子どもらがショート動画を延々見てしまう」行為と何ら変わりがないのではなかろうか。 活字中毒か動画中毒かだけの違いしかないぞ、とふと反省した。

最新話もとても良かった。 他人事なので笑ってしまったけれど、真に思春期の男の子にとっては大問題だよね。 いつもながら登場人物の関係性が好きだ。

「まどいのいきもの」4話掲載のビッグコミック増刊発売&ビッコミ更新日です！ 今回も全力でふざけた生き物達のお話を描いてます 光りモノの話だよ！！！！ ビッコミでは9/29まで限定で4話も無料公開になりました 良かったら周りの方にもお勧めしていただけると嬉しいです！💡 bigcomics.jp/episodes/3c4...

「異世界のんびり農家」、Web版はかつて追っていたのに、コミカライズ版みるまで途中で来たエルダードワーフ３人組の命名規則に気がつかなかった。不覚！ え、原作にもあった？ ドノバン、ウィルコックス、クロッス！ 十五少年漂流記のドノバン一派じゃん。わーいわーい。 しかも、ちゃんと「ドニファン」じゃないのよ。「ドノバン」なの。クロッスはクロースの方が好きだけど、許容範囲内。 むさいドワーフのウィルコックスが急に可愛く見えてきて困る。 ３人で銃作って狩猟バンバンやろうぜ！

「エモい」と「ストーリーの出来が良い」は別ベクトルだよね。 「エモい」を重点的に摂取したい場合、「良いストーリー」の中からスパイス的な「エモい」を探すより「ストーリーの出来はどうでも良いけどエモさは高頻度で転がってる」ジャンクなものの方が快楽中枢を刺激するので、そういう作品増えたよなと思う。

これ、じっくり堪能した。ほとんどはXで読んだけど、こうして並ぶと圧巻。 タイトルの「ファーストコンタクト」も好きだけど、やっぱり１番好きなのはEVAサイボーグの彼と0気圧船の話で、2番目は宇宙っ子たちがカヌー遊びする話。 「ファーストコンタクト 窓口基作品集 」 www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B0FK...

読んだ。 魔王と相打ちになり損ねた英雄譚の裏話。 勇者パーティーの空気感と覚悟が本当に好きで、だからどうしても大団円が見たくてちょっと泣いた。 「勇者の首の後始末」 ncode.syosetu.com/n7298la/

読んだ。 ちゃんと悪いことして追放されて飼い殺しになってるヒロインが、本性を矯めないままちゃんと明るく正しく幸せになる話。 えげつない割にカラッとした描写でなんか良かった。 「第八夫人エスメラルダの陰湿」 ncode.syosetu.com/n7787la/

息子の中学入試に合わせて、色々な学校の説明会行きまくってる。でも、見てるうちに「うちの子に合う学校だろうか」よりも「私がこの学校に転職するなら」みたいな視点で見始めてるからなんかこう、ごめんよ息子。 実はあんまり転職する気はないのにね。 ただ一つ言えるのは、「定員100名ちょっとなのに毎年受験生が4-5000人来て、合格は1500人以上にだすが、実際の入学者は100-120程度に収める」学校の入試担当だけはやりたくないなということ。一発で胃に穴を開ける自信がある。マジで尊敬する。

読了。面白かった。戦記物なのにストレスが少ないのが良い。敵方も「愛すべき人」だからかも。 よくさあ、生意気な若い主人公が成り上がろうとするとき、ぱっと見頼りなくて小馬鹿にしたくなるおじさん貴族がいるじゃない。愛妻家で覇気がなくて、でもいざとなったら主人公のケツ持ちしてくれて「実はすごい」って分かるタイプの愛すべきサブキャラ。 そんな彼の若かりし頃の武勇伝、って感じ。 「ウィリアム・アーガイルの憂心　～脇役貴族は生き残りたい～」 ncode.syosetu.com/n4794jz/

くぐりさんのBD笑った。でも、これは言うほどBANとか炎上されないのでは。健全。 #エイトリ

BLR18注意 読了。面白かった。私はあんまり主従萌えはないんだけども（主従は主従でカップルになるより主従で居てほしい派なので）、これは主従萌えの人は必読であろうと思う。 革命で最後の王族になった王子の話。革命家が人間的で好き。 「第五王子とその従者の物語」 novel18.syosetu.com/n6225kv/

BLR18注意 読了。BLファンタジーの王侯貴族もの。 本当に王道って感じで安心して読めてなんか良かった。疲れてる時に読みたい感じ。 「魔力提供者の僕は王子に焦がれる」 novel18.syosetu.com/n4779ky/

AI時間割、駆使して分かった。 これ、AIがボタン１つで「何か良い感じの時間割」を作ってくれるやつじゃない。 「AIに作らせた数十、数百の時間割の中からなるべく皆が文句言わないものを担当者がひたすら選ぶ」やつだ。 っていうかね、皆簡単に文句言いすぎ条件付け足しすぎ。 「あ、言わなかったけど、これとこれ担当者TTだから作り変えて」「この授業の直前には準備時間が必要なの。今まで言わなかったけど」「確かにこの日はいつでも良いって言ったけど、こうなるなら7限は避けてよ」とか、発狂しそう。

中学生に手持ちのDVD見せるイベントがあったのだが、彼らが楽しめそうなのが「オデッセイ」しかなかった件。ちょっと長くて重いかなぁと思わなくもなかったが、もうすぐ「プロジェクトヘイルメアリー」映画化するし、タイミング的には良かったのかな。 結構身動ぎせず見てた。良かった。

NLR18注意。 フォロワーさんが紹介していたので読んでみた。素敵だった。 クライマックスでのタイトル回収は盛り上がるけど、このタイトルで２回目のタイトル回収が「月がきれいですね」状態なの、何か良かった。 「とりあえず、ヤりましょう」 novel18.syosetu.com/n6363gl/

読了。 ちょっと価値観や倫理観の終わってる最強ヒロインがドタバタする話。 コミカルだし、ヒーローのパトリックはいい男だし、楽しかった。 ただ、巻が続くにつれて、パトリックが苦労の割に報われてないんじゃないかなとちょっと寂しくなった。結婚がゴールだからか、唯一の報酬もずっとお預け状態だし。 ヒロイン最強ものは構造的に、ヒーローがヒロイン化せず下剋上も果たせないなら、「理解ある彼くん」になりやすいんだなと思った。 「悪役令嬢レベル99～私は裏ボスですが魔王ではありません～」 ncode.syosetu.com/n0284ev/

今、駅前の某餃子チェーンで息子に食わせてたら、帽子かぶったいかにもお散歩なお爺さんが入店したのね。 「おぅ、今日で冷やし中華最後だろう？ 食いに来たわ」って。 その光景見て、あ～、いわゆる「地域の大衆食堂」はもう完全に個人商店からチェーンレストランに切り替わったんだなぁってなった。

読了。面白かった。 王道の内政成り上がり無双もの。かなりサクサク無双してノンストレスだし、味方陣営が手厚くて良いキャラが多いので楽しい。 ただ、その分、成り上がりのカタルシスは少なめかな。速攻で最上位貴族とかとタメ口の関係になってしまうと、それは身分的に駆け上がるモチベーションにもなりにくいよね。 「転生したら平民でした。生活水準に耐えられないので貴族を目指します。」 ncode.syosetu.com/n2125gz/

「ママは今日疲れたから夕飯は息子くん作ってよ～」っていう無茶ぶりダル絡みをしていたら、「しょうがないなあ。分かったよ〜。材料何かあるかなあ」とか言い出して冷蔵庫とレシピ本をごそごそやり始めた小２がいるのでママはひよりだしてる。 ちょっと待って。緑のジャガイモは使っちゃダメだ。

何か今、最先端のホテル泊まってる。 まず、ホテルの中に多分誰一人人間のスタッフがいない。チェックインもチェックアウトも事前のインターネット操作と当日のQR読み込みで終わるし、エントランスとお部屋の鍵は暗証番号式でメールで届く。 アメニティはLCC方式で最低限だけど、必要なのは完備。 掃除は行き届いてるけど、受付にはコールセンターとビデオ通話出来る端末と、何かの時のために電子マネーで払えるQRコード、旅館業法の免許だけがぽつん。 正直、きらびやかなホテル街の中で一番しょぼくて変哲のないビルだからチェックイン前はかなり後悔したけど、これは体験できてよかったわ。

私、ナンが好きなので定期的にインドカレー屋さんを開拓するのね。 今日仕事の合間に入った都心のインドカレー屋さん、オススメメニューが「オムビリヤニ、２種のカレー沿え」だったのでナンまで行きつけなかった。 すごいローカライズに笑う。頼むでしょ、これは。

流行りのアフタヌーンティーに行ってみたくてしょうがなかったんだけども、行く機会が中々なくて（お高いし）諦めかけてたんだけど、久々に高校時代の友人と会うから、清水の舞台から飛び降りる気持ちで行ってきた。 最高だった！ 幸せ！ 紅茶飲み放題だったんだけどね、猫舌の私でも飲みやすい温度の紅茶がいっぱいあって、フレーバーもたくさんで、飲み比べみたいにひたすら頼んでしまった。 お料理は「夏祭り」がテーマなのに「お洒落」にアレンジされてて面白かったなあ。 五感で愉しむモダン「夏祭りアフタヌーンティー」 share.google/zO3tzCqGHBEc...

ウィッチウォッチのアニメを見ながらいつも思うんだけど、あのお話って典型的な「少女向け逆ハー（だけどメインヒーロー１人）王道」構造だよねえ。少女小説のド定番。 これが天下の少年ジャンプで好評連載中なんだから、価値観のジェンダーレス化は着実に進んでるよなあ。

今日、信号待ちしていたら、救急車のサイレンが聞こえた。歩行者信号が青になったときにちょうどその救急車が私たちの前に通りかかろうとしたので、私たち歩行者は全員微動だにしない。 なのに、救急車が遠慮したのか止まってしまって、困った。 隣のおっちゃんがキレて「はよ行けや！」って怒鳴って腕ぶんまわしてた。おっちゃん、結構口汚く救急車罵ってたけど、これは治安がいいのか悪いのか、悩む。

「私に合わなかった小説10選」って、いわゆる「クソゲーマニア、クソゲーを語る」って話の読書家Ver.に過ぎないでしょうに、大袈裟に揉めてんなあと思う。お行儀のよい話では確かにないからこそいくつかのマナーは必要だけど、全否定するほどでもない。 全力で語られた10選は読み応えあると思うよ。

上の子（小6）が勉強合宿から帰ってきた。 バスから降りてきた途端、彼は自分用のお土産で買ったキンキラキンのドラゴンがガラス玉を抱えている「超かっけー」キーホルダーをキラキラお目々で自慢して来た。 きみ、いつの間にかそういう年になってたのね。

うちの町内のど真ん中に、とある政治家の選挙事務所がある。その人、選挙直前に事務所の出入りが激しくなるだけでご近所に挨拶もなければ最寄り駅で演説もしない。事務所の真ん前のゴミ集積所の掃除もしないし町内の祭や学校行事に顔を出すこともない。 当選したくないんだな、と町内皆空気読んでる。

「汝、暗君を愛せよ」の電書版を読んだ。まあ、買ったのは発売日だったけど。 なろうで読むより、主人公のストレスが胸に来る迫力よ。演説シーンが戦争シーンの様にクライマックスを飾るのはいいな。そして、その評価で一冊が終わる構成も読後感が良かった。 ついでにヒロイン達の挿絵の眼力が凄い。

近所に河川敷があって、遊水池になってるんだけど、7-8年前までは近所の爺婆が勝手に畑作って私物化してたのよ。それが撤去されて良い感じの空き地が公園みたいに整備されたんでうちの子たちは町内の友達とキャッチボールや野球ごっこで日参してた。 今日、そこで虫取りに行こうって息子を誘ったら、その空き地、数ヶ月前から有料のサッカー練習場になっちゃったんだって。 お盆のせいか、良い感じの気温の昼下がりに良い感じの空き地が陽を浴びてがら～んと寂しく閉ざされてた。 私たちは資本主義社会に生きてるんだなあ。