なんとなく「旅嫌いユージーン・レビィのトラベルガイド」を見ていたら、韓国回にさり気なく(？)アバンギャルディが混ざっていて笑った。

配信は今日までだけど、「ハンドメイズテイル」を観た人はこれもあわせて観ると面白いかも。 www.web.nhk/tv/an/butter...

「3月のライオン」18巻 私が読み続けている唯一の漫画。 桐山君にも島田さんにも両方、涙が出るくらい共感できる瞬間がある。 それは気持ちと言うよりも生き方の部分だと思う。 人生には選択があるように見えて実はない。 例え何度繰り返すことができたとしても、その人がその人であるが故に同じ道を選んでしまう。 そういうものだと思う。

「ハンドメイズテイル」ファイナルシーズン 最終話 セリーナが心から謝れたことが何より大きかった。 ジューンにとっても許すことは憎しみを手放すことでもある。 何かを憎みながら生きるのは辛いから。 強欲だったセリーナが全てを手放して息子だけいればそれでいいと思えたのも、彼女自身にとって幸せなことだと思う(ただ今後また「司令官の妻」になりそうではある)。 リディアおばは詭弁ではない本当の信仰を胸にギレアドに残り、それが続編へ繋がるんだろう。 「戦わなかったからギレアドが生まれた」 言葉を失わないこと、書くことがこれからの世界を生きていく子供たちのための戦いでもある。

「窓際のスパイ」を観ていて思うのは、スラウハウスは左遷場所ではあるけれど、落ちこぼれても簡単に切り捨てられることなく居場所があって頼れる上司もいるというのは幸せなことだよね。 現実でもちょっと社会の規範から外れてしまった人たちを受け止めるこういう場所があれば世の中もっと良くなりそう。 ……場所は作れてもジャクソン・ラム的な人材が圧倒的に足りないか。

共同通信社の時評、九月掲載もひと通り済んだということで紙面シェア。9/13沖縄タイムスさん。この報道に接した8月末、締切まで一週間切っていましたが、これしかないなと…。10歳から18歳まで北九州で過ごしたので「炭鉱」は身近な存在。そういう背景をもつ哲学者だからこそ書けた…かもしれません。 筑豊に生きた作家・上野英信の各著作や、それを語り継ぐ牧師・犬養光博先生のことばが、ずっと自分のなかでも反響しています。報道に触れて、即座にヴェイユの『イリアス、あるいは力の詩篇』と結びつける構想が浮かび、ほぼ一筆書きで書きあげましたが、九回目にしてなんらかの意味で「最高」の回ではないかなと思います。

ニックはこれまでずっとジューンは好きだけどギレアドの自分の居場所は守りたいというどちらにもつかない煮え切らない態度でいたから、これ以上ないくらい彼らしい終わり方だったと思う。 もしギレアドを捨ててジューンをとる決断ができていれば、ニコールができたときにカナダへの亡命は成功していたはず。

「ハンドメイズテイル」ファイナルシーズン 9話 ジューンを含むメーデーを売ったのも、飛行機に乗ったのも、どちらも保身や欲だよね。 捨てられなかった。 愛する人や血を分けた子供がいても、一番は自分。 ふたりでフランスへ逃げようと言ったのも、ただジューンに自分の密告を知られたくなかっただけ。 価値がないと思っていた自分を愛し生きる意味をくれたジューンを一番に考えていたらこうはならなかったのに。 ニックは偶然巻き込まれたのではなく、自分で選んだ結果こうなったのだと思う。

「窓際のスパイ」S5 1話 皆が心にダメージを負っている中でホーだけがホー。笑 中身を知らなければモテるかもとは言っても、口を開いた瞬間に中身が露見してしまうタイプだからな……。

ガール対ミュール最終戦はダスク(ダークネス)が作らせたブラックホール爆弾(ノヴァキュラー)が舞台になるのかな。 ミュールだってテレムみたいに(もしくはデマーゼルみたいに)死の瞬間に近くの人へ移動してしまうときりがないから、人のいないところで戦う必要がありそうだし。 そしてどちらが勝つにせよこれからも突然変異的に能力者が生まれてくるだろうし、その中に第二のミュールがいないとも限らないのだから、人類はロボットを復活させて個人ではなく人類全体を主人とした第0原則で守ってもらうくらいしか手がないのでは？

何かおかしいと思って「ファウンデーション」S3終了後に最初から見直してみたら、S1はわりと覚えているのにS2はほぼ覚えていないことに気づいた。 S3の最後、デマーゼルは初代クレオンが首の後ろに埋め込んだパーツが物理的に焼かれたことで今までの体から脱出できるようになり、接続によって言わば転生を果たしたのかな？と思うけれど、頭だけだからなぁ……。 カーレーならイグニスのハリにしたのと同じ方法で回収できるかもしれないけれど。 ハリが覚えていないだけでカーレーはハリの研究の協力者だったんじゃないかな。 だからデマーゼルがロボットだと知っていたのでは。

「ハンドメイズテイル」ファイナルシーズン 8話 ギレアドの上級司令官なんていい人にできる役職じゃないのはわかりきっているのに、とは思うけれど、私はセリーナを笑ったり怒ったり蔑んだりできる気がしない。 誰でも最初から騙すつもりの相手に騙されずにいることは難しいし、特に恋愛感情が絡むと相手の悪い部分について考えることを無意識のうちに避けてしまうものだと思う。 ジューンがニックを信じたのもそう。 いい人であってほしいから。

S1のデマーゼルとドーンのシーンも凄くよかった(デマーゼルのあの表情)けれど、これもかなり好き。 youtu.be/QcdLxwCQivw

「ファウンデーション」S3 最終話 面白くなってきたところで終わったので、無事S4に更新されてよかった。 S4で終わるのかな？ それにしても、こんなに半裸シーンと格闘シーンが多い皇帝他にいる？笑

ニックは、人を殺すことはできても上手く言い逃れする才覚はないのが悲しい。

「ハンドメイズテイル」ファイナルシーズン 7話 ファイナルシーズンだからなのか、皆今まで思っていたことをどんどん口に出すからすっきりする。 ジャニーンがひたすらかわいそうで辛いけれど、イゼベルの店での出来事は逆にメーデーの味方を増やしたように見える。 リディアおばが静かにいろいろ察していて次回が楽しみ。 状況はシリアスなんだけどわりと高頻度でラストシーンで笑わせてくるよね。 2話だったかのセリーナの自己陶酔スイッチオンも面白かったし、前回のジューンの刺すような視線とニックのいたたまれない感じ(でも逃げ出せる状況じゃない)も完全にコメディでよくある演出で、この1週間思い出す度に笑っていた。

「ファウンデーション」S3 9話 第一ファウンデーションのハリ・セルダンが自分の不完全さを気にしているのが面白かった。 ミュールにしてもデマーゼルとクレオンたちにしても、愛の拘束力の強さよ。 明日がシーズン最終話だと思うと寂しい。

9/8未明は全国で皆既月食！ 部分食開始 01:27 皆既食開始 02:30 皆既食最大 03:12 皆既食終了 03:53 部分食終了 04:57 赤銅色に輝く月をぜひご覧ください🌕

「ハンドメイズテイル」ファイナルシーズン 6話 ジャニーンとリディアおばのシーンも良かったけれど、最後のシーンのジューンの表情の変化が最高だった。

気象庁から夏のまとめが報道発表されました。 ・今年夏の日本の平均気温はこれまでの記録を大幅に上回り、統計開始以降で最も高くなった ・猛暑日を記録したアメダス地点数は2010年以降で最も多くなった 日本の夏平均気温偏差の長期変化のグラフには、絶望感を感じます。 www.jma.go.jp/jma/press/25...

「ファウンデーション」S3 6話 デイの裁かれている場所がGoTのS1でティリオンが裁かれていた場所みたいだと思いながら見ていたら本当に落ちていって笑った。 クレオンたちとデマーゼルの関係が一番面白いけれど、ハリ・セルダンとプライム・レディアントの関係もほぼ同じなんじゃないかな。 両方共ミュールの利用価値を測っているようだし。 ここが釣り合っているからガールの存在が重要なのかもしれない。

時評連載、八月掲載もひと通り済んだので紙面シェアします。8/19沖縄タイムスさんより。戦後80年という節目の夏でもあり、さすがにこの話題に触れないわけにはいかず。戦争の「責任」について、I・M・ヤングの「構造的不正義」の議論を紹介しながら、私たち皆が共有しうる責任とはなにかと論じました。 ちなみに記事の見出しやコピーは各紙がそれぞれにつけているのですが、今回はとくに沖縄タイムスさんの見出しに、同紙の背負う歴史性とその姿勢が体現されていて、意気に感じました。9/1の関東大震災にも触れていますし、記事内容的にも響くものがあると思うので、今日この日にシェアしておきます。

こういう演出好き。 youtu.be/ZhTdG0Embuo

「ハンドメイズテイル」ファイナルシーズン 5話 タイトル通りジャニーン活躍回だった。 新ベツレヘムが順調だと思っている限りローレンスにはジューンを助ける理由なんてないけれど、新ベツレヘムどころか自分の命までかかっているのなら話は別だよね。 そうなる前に手を打たないといけないし、そのためには手駒が必要。 モイラとジューンの長年の友人らしい喧嘩もよかった。

「ハンドメイズテイル」ファイナルシーズン 4話 ジューンの理屈も気持ちもわかるけれど、ルークとモイラが彼女を叱ってくれて嬉しかった。 頼りにしてくれる人のために生きることはわりと簡単に習い性になってしまって、気づいた頃にはもうそれ以外の生き方ができなくなってしまっている。 だから人生においてこういう人たちと出会えるのは本当に幸せなことだと思う。 何度でも言うけど、ルークは本当に理想的な夫だと思う。

それにしても、リディアおばはあそこで何を？

ジューンとセリーナもそうだけど、ルークとニックも対照的。 ふたり共誠実で自分の欲より愛する人の幸せを優先できる人たちだけど、ルークは平和な世界では理想の夫でもギレアドのような世界では生きられないだろうし、ニックはギレアドのような世界では理想の夫でも平和な世界ではどんな職も続かないような人だから暮らしていくだけでも大変そう。

4月に話題になった朝日新聞の記事が、再掲されていたそうで、無料URLを頂きました。 あれから数ヶ月、ここで話したことを実践しているつもりです。 「なぜ『正義』が大事なのか、普遍的価値と言えば済んだ時代は去り、その切実さと必要性を、個々人が生きてきた自分史的なものの中から再度紡ぎ直して、血の通ったものにしなければいけない」 ｜有料記事プレゼント！8月19日 17:32まで｜ 「正義」の反対は「別の正義」なのか　「屁理屈」の横行に抗う哲学者：朝日新聞 digital.asahi.com/articles/AST...

私の中のリディアおばのイメージは、古いミッション系スクールの体罰シスター。 世間と隔絶された狭い世界で権力を持ってしまったことで元々あった暴力的な面が出てきてしまった人。 ミッション系スクールに限らず最近話題の野球部の暴行問題も同じで、わりと身近でも同じことが起こりうると思う。

「ハンドメイズテイル」ファイナルシーズン 3話 リディアおばはいろんなことを知る度にショックを受けつつも試行錯誤し変化してきたから、今回のことにも大きな影響を受けただろうな。 ニックはああいうことが躊躇わずにできるからこそギレアドで重用されているし、外の世界では生きられないのだと思う。 それでもギレアドがしていることを肯定しているわけではないから、ジューンにとってニックが心の支えだったようにニックにとってもジューンが心の支えだったのかもしれない。

「ファウンデーション」はどんどん伏線が回収されていくのが面白い。 ミュールとガールのどちらが勝つにせよ、その後どうするつもりだろう。 そういう能力を持たないごく普通の人々と共存できる気がしないんだけど。

「チーフ・オブ・ウォー」の視聴を始めた。 戦闘シーンは見応えがあるけれど、武器がどれもギザギザだったりボコボコだったりして必要以上に痛そう😇

「ハンドメイズテイル」ファイナルシーズン 2話まで セリーナは相変わらずセリーナ。 彼女の中の選民思想が彼女を孤独にしているのは誰が見ても明らかなのに、本人だけは自分を客観視できずにいる。 今までも何度も繰り返し描かれてきたセリーナの自己陶酔スイッチが入る瞬間が面白い。 delusional

ルークが絵に描いたような理想的な夫すぎる。 ジューンとの距離の取り方も受け入れ方も。 ニックはギレアドの外でうまく生きられる自信がないのだと思う。

セリーナはディズニーとか好きそう。

「ハンドメイズテイル」を観ている。 セリーナとジューンは双子のように似ていて、だからこそフレッドもジューンに執着したんだろうけど、セリーナはどんなときでも常に夢見ているし、ジューンはどんなときでも常に現実を見ている。

世界から核兵器をなくせますように。

「ハンドメイズテイル」のファイナルシーズン配信が近いので頑張って少しずつ観ている。 シーズンを重ねる毎にそれぞれの登場人物に血肉がついてきて面白くなってくると同時にしんどさも増してくるので、メンタルがやられる。

「ファウンデーション」S2はエンタメ方向に振り切った感じだったけれど、S3は古き良きSFっぽくて順当に面白い。

高温に関する早期天候情報。 8/3頃からも気温がかなり高くなる見込みです。この時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性がいつもより高まっているときに発表される情報です。最新の天気予報や熱中症警戒アラートをうまく使って暑さ対策をしてください。

「ファウンデーション」S3 3話 登場人物それぞれの心理描写が面白い回だった。 ミュールの中にある、他人を操れるからこその恐れ。 時代とともに変化する3人の皇帝たち。 変化を恐れるデマーゼル。

暑すぎない？

命に係わる危険な暑さになります。 7/23は北海道〜九州で広く猛暑日予報です。最高気温は関東で39℃、東海で38℃、北海道と熊本では40℃予報の地域もあります。暑さを我慢したり我慢させたりすると死にます。特に小さなお子さまや高齢者の体調に留意。自分は大丈夫と思わずに万全の暑さ対策を！！

時評、いつも各紙の掲載が一段落した月末に上げるようにしてましたが、今月だけはこのタイミングで。 7/16北日本新聞から。 書いたり話したりする仕事をしていると、膨大な「書かない／話さない」こともあり、本来はこれもそうなんですが、いまこの仕事を受けているならば、書かざるをえないだろうなと。 それはありがたいことかもしれないと思いますし、与えられた場で書くべきだと思うことを精いっぱい書くだけだと思って、あと五ヶ月やっていきます。 選挙に行く前に、読んでもらえたらと。

ブラタモリかと思ったら別番組が始まってびっくりした。 ブラタモリはどうなったの？

「セヴェランス」以降気になる作品がなさすぎて「スモーク」の存在に気づいていなかった。 こちらも観よう。

「ファウンデーション」S3はS1や2よりも面白くなりそう。

異常な暑さへの備えまとめです。 暑さ対策にハンディファンがよく使われていますが、気温35℃以上での使用は逆に危険です。水に濡らすタイプの冷感タオルなどを首にあてて風をあてると効果的です。熱中症対策のアイテムも確認しておきましょう。

共同通信社配信の時評連載、折り返しになる六月も全国各紙に掲載されました。 掲載ほぼ済んだということで、掲載紙面から6/13信濃毎日新聞さん。 全12回、どこかで扱えないかと思っていたのが、「宗教」の話題。 より正確には「宗教・信仰を侮らない」ことを、どのタイミングかで時事に寄せて書かなくてはと思っていました。 このテーマは、いずれは自分の専門性から書けることをどこかでちゃんと…と思っていますが、ちょうど映画『教皇選挙』がヒットするなか、奇しくも実際のコンクラーベも始まり、新教皇が即位ということで、これはここだろうと。 これで折り返し地点。 激動の2025年の渦中であと半年がんばります。

日時や場所を指定した地震予知はすべてデマです。現代の科学技術ではそのようなことはできません。デマに振り回されずに、日頃から備えるようにしましょう。