「文学賞の在り方について問われる時代になった」という話を聞いた率直な感想は、「人間が書いていない文章を評価する、というのは確かに難しい」。
小説は、究極的には言葉ひとつずつにその表現を使っている理由や意図が隠れていて、読み手もそれを紐解いていく。文章の評価は同時に書き手の評価にもなっているから、その前提が崩れると深読みする意味がなくなってしまうのかも。
人間の関与が薄くなってしまう(ということが分かった状態で読む)と、文章や物語を表面上の記述通りでしか受け取ることしかできなくなりそう。不完全であるが故の面白さ(ミスなのか作者の狙いなのか?)も減っちゃいそう。「それっぽい」で終わっちゃう。
11 days ago