お年頃になった若♀にお見合いの話が毎日山のようにくるため、どうしようかと頭を悩ませる父に「おとっつぁん、私見合いをしましょうか?」と申し出る若♀。
突然の爆弾発言に驚いている兄や達を尻目に「ただね。私、結婚するなら仁よりも頭が良くて男前で、佐よりも身体が大きくて力持ちな人じゃないと嫌なの」
妻によく似た笑顔でそう告げる愛娘に思わず笑い出す藤。「そりゃあ見つけるのは大変だ、…とりあえずこの中にはいないようだし、私の方から断っておこうね」
「ありがとう、おとっつぁん」
「いいんだよ、お前には誰よりも幸せになって欲しいんだ。並の男なんかにやりゃあしないよ」
若♀の頭を優しく撫でると、文の返事をすべく
14 days ago