伊雑で、雑に火傷がない世界線に不運で飛ばされしまった伊は、声を聞く前に男の名前が雑だと分かって呼んでしまった。
この世界線の雑は伊を知らないので警戒されて全く相手にされず、余所者の、見知らぬ忍を怪しんで遠ざけるんだけど、口布を外した顔が好み過ぎて本来なら尋問にかけたっておかしくない事を知ってる伊を泳がせることにした。雑の顔と名前が一致するものはそれほど多くないからそれだけで不審だ。
手元に置いていると、雑があぐらをかいて座るのや、大口を開けて食べるのを見て優しく、嬉しそうに笑うので、雑はだんだん胸が苦しくなって、ある夜に「お前はいったい何」って尋ねる。伊は「貴方には必要のない者です」と答えて
9 days ago