読了記録
『影に対して 母をめぐる物語』遠藤周作 新潮文庫
今年の共通テストの大問ニに表題作が採用された。主人公の子供の頃の父親や父親の姉の母親への言動がイヤすぎて、これXにつぶやいたら「撃てます」「三枚におろせます」「埋める山あります」ってリプが延々とくるヤツじゃん、いや時代時代、と自分に言い聞かせながら読むがあまりに腹立たしいので文庫本を買ってしまった。読み通してみると母親はエキセントリックな性格で、平凡が一番と言う父親は彼女をもて余すだろうし、大人になった主人公は自分の妻を「お前なんか」と言う。誰がいちばん悪いということはない、生きるだけで他者を巻き込んでしまうのだな。
1 day ago