朝日新聞読書面に、ヘイゼル・プライア『ペンギンにさよならをいう方法』（圷香織訳:東京創元社）の書評を書きました。85歳ヴェロニカの行動力と、雛ペンギンの愛らしさがたまりません！

朝日新聞読書面にイ・ユリさん「ブロッコリーパンチ』（山口さやか訳/リトルモア）の書評を書きました。かさかさした心に寄り添ってくれる短編集です。

朝日新聞読書面に佐々木愛さん『じゃないほうの歌い方』（文藝春秋）の書評を書きました。登場人物全員が愛おしくてたまらない！じゃないほう、にいる全ての人に届けたい物語です。

朝日新聞読書面に、綿矢りささん『激しく煌めく短い命』（文藝春秋）の書評を書きました。ボーイ・ミーツ・ガールならぬガール・ミーツ・ガールとして、秀逸なシーンから始まる物語です。

朝日新聞読書面に、桐野夏生さん『ダークネスさん（新潮社）の書評を書きました。あのミロにまた会えるなんて！　息子のハルオも登場し、ミロシリーズオールスターな一冊でもあります。

書きました。損傷の激しいご遺体を、ご遺族が対面できるように復元処置を行う納棺師たち、それぞれのドラマです。

発売中の「週刊文春」（8月28日号）、文春図書館で額賀 澪さん『天才望遠鏡』（文藝春秋）の書評を書きました。額賀さんのデビュー10周年を飾るに相応しい、読み応えのある連作短編集です。

朝日新聞読書面に朝倉かすみさん『棺桶も花もいらない』（U-NEXT）の書評をかきました。

完熟梅が届いたので、梅仕事。

朝日新聞読書面に、瀬尾まいこさん『ありか』（水鈴社）の書評を書きました。様々な家族を描いてきた瀬尾さんの新刊です。シングルマザーの美空と5歳の娘ひかりの日々が尊くて、もう！

朝日新聞読書面に、佐藤正午さん『熟柿』（角川書店）の書評を書きました。読後、タイトルにもなっている「熟柿」の意味が、心に深く落ちてきます。

朝日新聞読書面に、加藤シゲアキさん『ミアキス・シンフォニー』（マガジンハウス）の書評を書きました。

朝日新聞読書面に、町田そのこさん『月とアマリリス』（小学館）の書評を書きました。他人事ではなく、自分事の痛みとしても読みました。ひとはひとで歪むこともあるし、ひとの強さを糧にして立ち上がることもできる。

朝日新聞読書面に、嶽本野ばらさん『ピクニック部』（小学館）の書評を書きました。

朝日新聞読書面に、村山由佳さん『PRIZE 』（文藝春秋）の書評を書きました。小説の〝至高〟を目指す作家と編集者の物語です。もうすぐ直木賞選考会、というタイミングで書けてよかった。

朝日新聞読書面に、石田夏穂さん『ミスター・チームリーダー』（新潮社）の書評を書きました。ボディビルを描くのはデビュー作『我が友、スミス』（集英社）以来。主人公・後藤の脂肪ディスりに笑っているうちに、とんでもない展開に。

朝日新聞読書面に、一穂ミチさん『恋とか愛とかやさしさなら』（小学館）の書評を書きました。一穂さんからの問いかけを、私たちは考え続けなければならないと思いました。

朝日新聞読書面に、金原ひとみさん『ナチュラルボーンチキン」（河出書房新社）の書評を書きました。45歳の主人公の人生を変えていく、二十代女子・平木さんが、もう最&高！

朝日新聞読書面に、上畠菜緒さん『イグアナの花園』（集英社）の書評を書きました。爬虫類か大の苦手な私なのに、本書に出てくるイグアナのソトが、愛おしくてたまらなくなりました。

朝日新聞読書面「売れてる本」で、一穂ミチさん『ツミデミック』（光文社）の書評を書きました。コロナ禍での日々と〝罪〟の物語。

朝日新聞読書面に、草生亜紀子さん「逃げても、逃げてもシェイクスピア　翻訳家・松岡和子の仕事』（新潮社）の書評を書きました。

朝日新聞の読書面に、原田ひ香さん『定食屋「雑」』（双葉社）の書評を書きました。

アンチヒーロー、長谷川博己の顔演技、野村万作みがあるなぁと思って見ていたら、野村万作本人が出て来て、本家！　となった。

「本の雑誌」5月号、北上次郎ならこれ推すね、で書いたのは、阿部暁子さん『カラフル』（集英社）です。夢を諦めなければならなかった二人ーー高校生男子と車椅子ユーザーの高校生女子ーー。目黒さーん、阿部さんの新刊、いいよー！

「虎に翼」が良すぎて、朝のひと時が幸せ。華族の令嬢にも弁護士夫人にもそれぞれに抱えている鬱屈がある。その見せ方が巧い。

「ブギウギ」のオープニングタイトルに最後まで不気味さを感じていた身にとって、「虎に翼」のオープニングは素敵感増し増しだし、朝から米津くんの♪知らねーけれど、というフレーズを聴けるの最&高

4月から、書評委員を務めることになりました。最初の書評で書いたのは、中島京子さんの『うらはぐさ風土記』（集英社）です。

五条先生ーーー！！！

所詮食用にするものに、クラシックを聴かせると味が良くなる、とか、なんだかもう、人間の欲って、と思ってしまう。
もちろん、モーツァルトを聴いて美味しくなった豚肉と、聴かないで育った豚肉の味が、天と地の差がある、と言うのなら、美味しい豚肉のほうがいいけれど、そこまでではないんじゃないの？　や、もし、そこまでならごめんなさい。
これって、突き詰めると、人間至上主義はどうよ？　ってなると思うんだけど、人間至上主義になるのはこの世界ではそういうお約束というか、前提だから、ごめんなさい。

佐藤正午『冬に子どもが生まれる』（小学館）を読了後、佐藤正午と村上春樹の違いについてぼんやり考えている。

発売中の、「週刊新潮」2/22日号の「読書万巻」に、宮島未奈さん『成瀬は信じた道をいく』（新潮社）の書評を書きました。成瀬はやっぱり最高‼️

ボニー・ガルマス『化学の授業をはじめます。』（鈴木美朋訳／文藝春秋）に、帯コメントを寄せました。「料理は化学です」という言葉に！　となった人は迷わず読むべし。全女性と全犬好きの人に、大、大、大お勧めです！

本日の朝日新聞読書欄、「売れてる本」に万城目学さん『八月の御所グラウンド』の書評を書きました。万城目さんにしか書けない青春小説です。未読の方は、ぜひ！

どちらもお勧め！　綿矢りささん『パッパキ北京』（集英社）と川上佐都さん『今日のかたすみ』（ポプラ社。写真はプルーフです）。『パッキパキ北京」は、「本の雑誌」3月号の「北上次郎ならこれ推すね」で書評を書きました。

松本人志氏がテレビから消えても私は全然構わない。松本氏を擁護する人たちがいることがびっくり。
擁護派は松本氏の性加害を否定している（ように思える。Twitterからの感想だけど）みたいだけど、松本氏ファンにとっては、女性に「俺の子を産め」と迫ることこそを、松本氏しぐさとしてよしとしていたんじゃないの？（松本氏しぐさというか、そういうことをギャグにしてしまうスタンス。笑いにしてしまえば何でもOK、という。いじり、の根っこを作ったのは、こういう松本氏しぐさがある、と私は思っている。）　
なんにせよ、タレント一人の犯罪疑惑で、自民党の裏金問題が霞んでしまうのは、業腹なり。

お正月のお目覚めは、虎屋の雪紅梅。

どちらもお勧め！楊 双子『台湾漫遊鉄道のふたり』（三浦裕子訳／中央公論新社）と伊予原 新さん『宙わたる教室』（文藝春秋）

読んでいる間、ずっとわくわくどきどきした。青崎有吾さん『地雷グリコ』（KADOKAWA）。コンゲーム小説のストールを羽織って、本格ミステリのドレスを纏った青春小説！　凄い、凄い！

18歳。生きていてくれてるだけでも凄いのに、ご飯も食べて、ちゃんとトイレで排泄して、気が向けば甘えてくれるうちのおじいちゃん猫、みんな褒めてー、という気持。

突然ネットが不通になって、ほぼまる２日。先ほどようやく復活しました。どうやら、街路樹の伐採時に光ケーブルが切断されてしまった模様。 当初は建物内の配線の不具合かと思われたのが、NTTの高所作業車が出動するなど、結構な大ごとになってしまった…… NTTの方からは、ご不便をおかけして申し訳ありません、と謝られたけど、本来謝るべきは伐採した業者だと思う。 ネットが復活して良かったけど、なんかこう、モヤっとする。 たい

井上荒野さんの『照子と瑠衣』（祥伝社）、本当に良いので、みんな読んでー！　と思う。映画「テルマ&ルイーズ」を観て以来、三十余年、ずっと心に残っていた棘を、荒野さんのこの本がとってくれた。瀧羽麻子さんの『東家の四兄弟』（祥伝社）も、良いよー！

旧Twitterで知った、アカウント名「はみがき」氏。上海に駐在している五十代と思しき男性なんだけど、いわゆるktv小姐と「恋に落ち」ている真っ最中。釣りなのかマジもんなのか不明なんだけど、どうか釣りであって欲しい、と思うレベルで、色々とモヤる。ただいまは、彼女の経歴がぜんぶ嘘だと分かって、悩んでいる模様。

この連休中の個人的な野望、大根餅を作る！　を達成した（ここに至るまで2回失敗してるのは秘密）。

テールスープ完成。トータルで10時間くらい煮込みました。

国産牛テールが20%オフだったので。テールスープ作ります。

ある書店員さんの信じがたい言動を知り、うげげげっ、となった昨夜。素晴らしい書店員さんがいる一方で、なんか勘違いしてしまっている人もいるんだな。

マストドンさえ使いこなせていない身ですが、blue sky初めてみました。