81本目の作品は月姫リメイク（Switch,PS4）天才奈須きのこが描く長編伝奇ビジュアルノベル。ともかくプレイすれば氏の描く作品、世界観がこれほど世に受け入れられた理由が分かると思う。そこを断つと生命が壊れる死の線を見る能力をもつ青年が、いわくつきの美しい少女と出会い非現実的な世界に引き込まれていく。実はこのリメイクは、かつての作品の半分を描いているだけで残り半分も後日発売されます。早く読みたくて仕方ないので、奈須きのこさん＆タイプムーン頑張って！！

80本目の紹介は、がんばれ！大工の源さん（SFC）。アーケードやファミコンで大人気だった大工の源さんがスーパーファミコンにやってきた！さすがは老舗アイレムの作品で、ゲームプレイもグラフィックも一流の出来栄え。横スクロールプラットフォームアクションが好きならば買っておいて損はない作品です。難易度選択が可能なのも親切でよい！ファミコンの源さんはプレミア化してるし、アーケードはプレイ手段がないし、大工の源さんコレクションがまたれる！

79本目の紹介はハームフルパーク（PS）見た目は可愛いが、中身はかなり骨太な横スクロールシューティング。個人的には操作感や雰囲気がPCEの名作マジカルチェイスに似ているような気がしなくもない。さすがはPSということで、動いてる画面はかんなり綺麗で、個性的なボスキャラ達もインパクトつよし。ソフトは目ん玉飛び出るくらいプレミア化していますが、実はPSアーカイブスだと数百円で気軽に買えますよ〜

78本目の紹介はゼノギアス（PS）至高のRPGなので、みなやるべし！何より壮大なストーリーが素晴らしい。世界の成り立ち、人類の誕生、発展を描き切るストーリーが納期に比して壮大すぎたため、後半サウンドノベルみたいになってしまうが、それでも素晴らしい。エンカウント率や迷いやすいマップ等いまやると厳しい点はあるけれど、そういった難点を打ち消して余りある感動を得られると思う。どうにかリメイクしてくれないかな〜。あとBGMの飛翔はベストRPGBGMと言っても過言ではありません。

77本目の紹介はブレイブリーセカンド！作中のノリが変とか叩かれ、公式にもブレイブリーデフォルト2が発売されるなど、なかったことにされている感が凄いけど、きちんとRPGとして面白いので、自信をもってオススメできる一作です。前作には劣るが、シナリオ上のびっくり要素もあります。個人的には、SFみがあるシナリオも推しポイント。物語はガッツリ1の続編なので、1好きだった人はぜひやってみて欲しい。エンディングはサードがあるであろう感満点だったが、わいは今でも待ってますよ！

76本目の紹介は忍者龍剣伝（アーケード）。ファミコンで大人気だった忍者龍剣伝、実はアーケードでも稼働していたんだけれど、内容はまさかのベルトスクロールアクションで、舞台はアメリカ！ストーリーもアメリカ大統領を誘拐した犯罪組織を追うというもので、ファミコンシリーズとは関連がない。操作性は快適で、相手の首をつかんで投げ飛ばす首切り投げが斬新。敵も味方もムキムキマッチョでいつもと少し違った忍者龍剣伝が楽しめます。いまやるならアーケードアーカイブスがオススメです！

75本目の紹介は新世紀エヴァンゲリオン鋼鉄のガールフレンド（PS等）。エヴァの完全新作アドベンチャーゲーム。舞台はまだ展開がシリアスになる前の、学園物的雰囲気の頃、謎の転校生霧島マヤをめぐってシンジの気持ちが揺れ動く。エピソードとしてとても良いので映画化して欲しいくらい。エンディングで流れる高橋洋子の「予感」も物語とシンクロしていてめちゃくちゃよい。わいはPC-9821版を発売日に買ってクリアし、社会人になってからもPS版クリアしたが、やはり良かった。ちょっと短かすぎるのだけが難点だな。

74本目の紹介は街（PSP、サターン等）ご存知、実写サウンドノベルの金字塔。渋谷の街を舞台に、個性的な8人の主人公達の運命が交差していく。主人公達の視点を切り替えながらそれぞれの物語を進めていくのだけれど、どのストーリーもスピーディーで面白く、また笑える要素満載なので、あっというまにクリアまで物語が進んでいく。ひとりの主人公の起こした行動が他の主人公のフラグとなっていたり、ゲームでしか表現できない独特のシナリオ展開は見事という他なく、とんでもない発明だと思う。後に同システムは428やタイムトラベラーズといった名作を産み出すがもっと作って欲しい！いま街をやるならPSP版が一番やりやすいかなあ。

73本目の紹介はバーチャファイター3tb！一番好きな格闘ゲームで、高校生の時は平日はドリームキャストで練習し、休日は近所のゲーセンでやり込んだ思い出の作品。個人的にはシリーズで唯一搭載された軸ずらし用のエスケープボタンが爽快で、本作と同じくエスケープボタンが搭載されたサターンのファイターズメガミックスも大好きだった。偉大すぎる2の続編ということもあり、作風には賛否があったのだが、昨年いきなりバーチャ3オンラインがゲームセンターで稼働開始するなど、根強い人気がうかがえる。というかバーチャ3オンライン現行機に移植して！

72本目の紹介はカエルのために鐘は鳴る（GB）。パズルRPGとでも表現すればよいのか、独特のゲームシステムがゲームボーイという端末の特性にジャストフィットした怪作。明るいユーモアに満ちた世界で、愛と友情のために主人公が奮闘する。あっこここうすれば良いんじゃね？というヒラメキがハマったときは凄く気持ちよいし、丁寧に誘導してくれているので、詰まってしまうことも少ないはず。任天堂オンラインに追加が予告されていながらなかなか来ないのはもしやリメイク作成中！？万人にオススメできる名作です

71本目はぽっぷるメイル（メガCD）金に汚いエルフの賞金稼ぎメイル（cv林原めぐみ）がくりひろげるドタバタ珍道中。横スクロール式のアクションRPGで、途中仲間にくわわる魔法使いや怪獣にキャラ切り替えすることもでき、それぞれの長所を生かしながら攻略していく。わいはメガCD版をやったけど、SFCやPCエンジンにも移植されている。さすがはファルコムの作品で、安心のクオリティであり、ぜひやってみて欲しい。お金を貯めて装備を強化して、コツコツ進めていこう！メガドラミニ2にも収録されています。

70本目は神咒神威神楽曙之光（vita）鎖国を続ける葦原中津国は開国を迫る西洋列強に対抗する力を得るため、化外とよばれる人外が支配する東国の平定を決意する。自由奔放に生きる歌舞伎者、坂上覇吐は東国征伐の総大将である久雅竜胆に一目惚れをし、、ともかく戦闘の描写が圧倒的なんだけど、それもそのはずDies Iraeと同じ、神座万象シリーズの一作。というかDies Iraeプレイ済みであれば、そーいうことか！！！と鳥肌が立つ展開。ともかくクオリティもスケールも凄まじいので、ぜひプレイしてみて欲しい。大傑作です！

69本目の紹介は新熱血硬派くにおたちの挽歌（SFC）！今作ではいきなりくにおたちは濡れ衣を着せられ、収監されるところから物語がスタートする。ストーリーも最後までヘビーな展開なので、くにおくんものでは結構異色な作品。いつものアクションRPG的なシステムではなく、無骨なベルトスクロールアクション！最近Switchでもリバイバルしており、リバーシティガールでおなじみキョウコやミサコでもプレイ可能なので、未プレイな人もぜひ一度試してみて欲しい！

68本目の紹介はミスターヘリの大冒険（アーケード）！見た目は凄い可愛いけど、メーカーはあのIREM、そうめちゃくちゃ難しいんです！個人的にはR-Typeより、ネオジオの巨頭パルスターより難しく、一面からフルスロットルで迎撃してきます。それだけにジリジリとでもステージクリアしていくとガッツポーズがでます。ラスボスは制限時間やら周りの雑魚敵（カチカチ）やらで、ステートセーブふるに活用しても、攻略に難儀します。今度発売されるアイレムコレクションvol2に収録されるようなので、やあやあわれこそは！という人はチャレンジしてみてください。PCエンジン版もあるよ！

67本目の紹介は北斗の拳（マスターシステム）知る人ぞ知る北斗の拳ゲームのうちでいちにを争う名作。横スクロールステージクリア型アクションで、ステージには中ボスとボスが配置されている。しかもラオウ倒すまでの原作に準拠しているので、あのシンやサウザー、ラオウと戦えるのだ！難易度はかなり高いがやってみる価値ある作品で、原作ファンほど熱く燃え上がるはず。海外評価も高いです。マスターシステムのプレイ環境なくともPS2のセガエイジスにリメイク版とともに収録されているので、オススメです

66本目の紹介は忍者龍剣伝（PCE,FC）テクモの横スクロールドラマチックアクションゲーム！ステージ間にエピソードシーンがガッツリ入るのは当時としてはとても新鮮だった。操作性もよく、クリアしていく喜びがストレートに味わえる作りが素晴らしい。難易度は後半急上昇し、特にラストステージは道中長いし、ラスボスは三段改あるのに一度でもやられると、またラストステージの最初からというなかなかの鬼仕様。それだけにクリアしたときは大きくガッツポーズです。グラフィックはPCエンジン版に軍配があがるが、ゲーム性はファミコン版も素晴らしいですぞ！名作です

65本目の紹介はプレイブリーデフォルト（3DS）！初期ファイナルファンタジーを彷彿とさせるストーリー、ジョブシステムなのだが、最後に施されたある仕掛けが、本作がファイナルファンタジーではない異色のゲームであることを思い知らせてくれる。予備知識がない人はとても幸運なので、ネットで調べることなく、本作をプレイしてみよう。ジョブを育ててアビリティを獲得していく育成システムはFF5よろしく、やっぱり面白いので、昔RPGが好きだった層にもぶっささるし、最近のRPGのようにオリジナル要素てんこもりでなく、ある種シンプルな作りであるのもこの作品の長所。RPG史に残るべき傑作ですぞ！

64本目の紹介はヘンタイプリズン（PC）。Fateしかり、月姫しかりエロゲーからとんでもない傑作が生まれることは稀にあるんだが、本作もそんな一作。なんであればコンシューマ移植やアニメ化も期待したいところだが、内容的に18禁にしかなりえないのよな笑　矯正不可能の烙印を押された性犯罪者だけが収監される監獄のような島で熱いヒューマンドラマが始まってしまうんだからゲームって面白いですよぬ！登場するキャラクターがほんと個性的でかつ、ギャグのセンスがめちゃくちゃ尖っている。ノベルゲーがすきならぜひ一度プレイしてみて欲しい！しかしてクソ森アペンドはまだですか？

63本目の紹介はレイトン教授VS逆転裁判（3DS）！あの成歩堂龍一とレイトン教授が夢の共演！イロモノゲームだな？と思わせておいて、中身はガッツリ逆転裁判なので、特にシリーズのファンは安心して手を出してみて欲しい。魔法が存在する世界に、なるほどくんと真宵ちゃんが迷い込むんだけど、ストーリーがほんとしっかりしていて、ちゃんと裁判しておりクオリティがかなり高い。お笑い要素もハイレベル！今なら3DS版かなりお安く手に入るので、やったことない人はぜひ買ってみてください。

62本目の紹介はコカコーラキッド（ゲームギア）！いわゆる横スクロールプラットフォームアクションなんだが、モーションがスムーズで操作性がかなり良い。荒削りなゲームも多い中で、きちんと作りこまれている。なお、ゲーム中でコカコーラをゲットするとちゃんと体力回復しますw 携帯機作品なので、正直ボリュームは抑えめではあるものの、出来は良いので一度は触ってみて欲しい。ややプレミア化してしまっているのが難点。任天堂さん、ゲームギア作品も任天堂オンラインで配信しましょうや！

61本目の紹介はロボティクスノーツエリート（Vita等）。主人公は対戦型ゲームキルバラで全国一を目指す青年だが、幼なじみが計画する実物大アニメロボの制作に巻き込まれ。。。まさに青春！！って感じの物語展開と思わせておいて、徐々に世界を巻き込む不穏な陰謀が明らかになっていく頃には物語に夢中になっていること請け合い！登場人物がみんな良い味だしてるんだわ。なおシュタインズゲートと世界線を共有していて、あっと驚く登場人物がキーマンとして登場するぞい！

60本目の紹介はミッキーのマジカルアドベンチャー！カプコンの作るミッキーアクションにハズレなし！たまにカプコンゲキムズミッキーゲームほりこんでくるけど、本作はまだマイルドなので、安心してプレイしてみて欲しい。手に入れたコスチュームによる特殊操作能力を駆使してステージクリアしていこう！こういうストレートな横スクロールアクションって最近減ったよね。こんなジャンルなんぼでもあって良いので、またガンガン作って欲しいなあ。子供にも安心してプレイさせることができるゲームです。

59本目の紹介は、終のステラ（steam、携帯アプリ等）。地球はAI機械群に支配され、人類は息を潜めながら隠れ暮らしている終末世界。運び屋である主人公は、ヒトになりたがる少女型アンドロイドの輸送を託される。田中ロミオ氏が描くストーリーはなんとも儚く美しい。プレイ時間は10時間くらいなんだけど、読み終わったあとは大冒険を終えた後のような満足感と終わってしまった寂しさを感じる傑作です。ノベルゲーム好きな人は迷わずやってみてください。名作です

58本目の紹介はイース！昔友達がひたすら敵に突撃しているのをみて、どうやって攻撃や防御を判定しているのか謎で仕方なかったが、やってみてはじめて理解できた！コンパクトなゲームデザインだが、レベルを上げる楽しみ、ストーリー、音楽とあらゆる要素がレベル高くおさまっている傑作。コウモリボスやラスボスに何回も蹴散らされてはやり直したのが懐かしい。今から遊んでも充分楽しいので、やったことない人はぜひ！PSPのイースクロニクルは1も2もついてくるしオススメです！

57本目の紹介は熱闘パワフル甲子園。いわゆる栄冠ナインを一本のゲームとして発売した作品。栄冠ナインと携帯ゲームの相性は素晴らしくて、やめ時を見失ってしまう面白さ。高校野球の監督としてチームを鍛え上げ、君だけの名門野球部を育て上げよう。ゲームバランスもちょうど良くて、運も味方につければ春、夏連覇も充分可能！通常モードの他、たった一年で甲子園をめざすひと夏の甲子園モード、マネージャーをすごろくで育てる来たれマネージャーモード、通常モードで育てたチームでトライする激闘サバイバルモードも搭載されており、遊びごたえ充分！

56本目の紹介は、バディミッションBOND（switch）。ヒーローを目指す正義の警察官ルーク、怪盗ビースト、元忍者のモクマ、天才詐欺師のチェズレイが闇の犯罪組織DISCARDを追うミステリーアドベンチャーゲーム。考えてみると、この作品のように男同士の友情を中心に据えたストーリー展開って結構珍しいよなあ。読後感もとても良い。ゲームシステムも独自性が高いし、ちょっとでも気になるならぜひ一度プレイしてみてください！

55本目の紹介は、うたわれるもの 散りゆく者への子守唄（vita等）。壮大なスケールで描かれるうたわれるもの三部作の第一作目。戦闘シーンはいわゆる戦術シミュレーションゲームで、戦闘と戦闘の間に重厚なボリュームのノベルシーンが挿入される形式。とにもかくにも物語が素晴らしいので、ノベルゲーが好きな人は迷わず手に取って欲しい。戦闘の難易度は高くないので、普段シミュレーションゲームやらない人でも安心の作りになっています。ストーリーはいわゆる異世界転生系のように思わせて実は、、、あとは自らプレイして確かめて欲しい！ほんとストーリー良いし、三部作全部いいんだよ

54本目の紹介はソニックスーパースターズ（switch等）。まさにソニック版「こういうので良いんだよ！」的な作品。俺たちの二次元ソニックが帰ってきた！！めちゃくちゃ面白いし、画面は綺麗だし、ソニック作品を10以上クリアしてきたわいからは何の文句もない素晴らしい作品。こんなに素晴らしい作品なのに発売時期がマリオワンダーとかぶってしまい、いまいち影に隠れてしまったあたりがなんともSEGAらしいと言うか、、、ともかくめちゃくちゃ面白いから往年のファンもご新規さんもみんなプレイせよ！

53本目の紹介はネメシス（ゲームボーイ）当時、あのグラディウスが寝転びながらプレイできる！と大興奮して購入したのが懐かしい。全五ステージは変化に富んでいて、今プレイしても楽しい傑作横スクロールシューティングゲーム。緻密なグラフィックもさることながら、BGMがめちゃくちゃ良くて、ゲームボーイの電子音にマッチしてるのよ。あの頃のKONAMIの凄さをヒシヒシ感じられる傑作です

51本目の紹介はEve newgeneration (PS2）。なんとシナリオはあの打越鋼太郎さんで、期待を裏切らない謎に満ちあふれたストーリー展開は見事の一言。Ghost enemiesやrebirth terrorといった新世代EVEから入った新しいファン層にもぜひ触れて欲しいPS2時代の名作です。今作も私立探偵の小次郎と内閣情報調査室所属のまりなの視点を切り替えてプレイするマルチサイトシステムを搭載しており、プレイ感覚はいつものEVE。グイグイとストーリーに引き込まれていくこと請け合いなので、ぜひ一度手に取ってみてください！

51本目の紹介はラクロアンヒーローズ！ファミコンやスーファミのナイトガンダム物語は名作ですが、ゲームボーイだってまけちゃあいません！超序盤の敵の強さは流石に昔のRPGだなあと思わされますが、がっつり始めれば今でも十分に楽しめる本格RPGになってます。ゲームボーイということで、いつでもどこでもセーブできるのは有り難かった。実は攻略順はわりと自由度が高かったりする（レベル上げは必須）。名作ですぞい！

50本目の紹介はワールドエンドエコノミカ（Switch 等）金融がメインテーマに据えられた一風変わったノベルゲーム。月で産まれた主人公は類まれなる金儲けの才能をもっており、その才能を如何なく発揮し、活躍していくのだが、、、主人公の成長物語でもあり、壮大なボーイミーツガール作品でもある。ストーリーが素晴らしくて、ともかく読後感が良いのでぜひ最後までプレイして欲しい名作。石田衣良の「波の上の魔術師」なみに鮮やかな手口にシビれることうけあい。ともかくノベルゲー好きな人はマストプレイの傑作ですよ！

49本目の紹介はグリザイアの果実（Switch、vita等）。今となっては膨大な数に登るグリザイアシリーズの原点にして至高のノベルゲーム。訳ありな少女達だけが在籍する私立美浜学園に、これまた超訳ありな主人公風見雄二が転入するところから物語がはじまる。パッケージだけみると普通の美少女ゲームなのだが、下敷きにしている世界設定はかなりハードボイルド。それでいて一作目は登場人物の心情の移り変わりに焦点があてられていて、ある種の純文学のような味わいすらあるという贅沢さ。野球で無理やり例えると160キロで飛んでくるフォークボールみたいな凄まじいポテンシャルと衝撃がほとばしっている本作をみんな是非プレイして

48本目の紹介は信長の野望将星録（PC、PS等）。なんといっても箱庭マップシステムが秀逸で、田畑を耕し、街道を整備するなど内政の成果がマップに反映されるのがとても新鮮で楽しかった。戦闘はかなりシンプルだけれども、野戦は内政と同じマップでおこなわれるので、世界が繋がってるというか、没入感を高めてくれます。いろいろコンシューマに移植はされているけれど、マップの広さが段違いなので、ぜひパソコン版のプレイをすすめたい作品。Steamにあります！セールなら1000円しないよ。信長の野望覇王伝とならんで、信長入門作品として強烈にオススメです

47本目の紹介はEVER17(PS2等）。ゲームでしかできないアッとおどろくトリックの鮮やかさといったらない。ネタバレ避けるべしなので何も言わないがともかく、事前情報を何も入れずに本作を攻略し、ストーリー終盤で、「そういうことかー！！」と叫んで欲しい。正直、このゲームのためだけにPS2を買い直すほどの価値があると思っています。ノベルゲーが好きならば避けては通れない、もはや古典と言って良い作品だと思います。近未来深海ミステリーSFを是非一度味わってみてください！

46本目の紹介はコナミワイワイワールド2(ファミコン）！ゴエモンやシモン、ウパといったコナミの人気キャラ達が大集合するお祭りアクションゲーム。メトロイドヴァニア風の探索アクションだった前作と異なり、今回は横スクロールステージクリア型に。難しい前作と異なり、迷うこともないし、難易度も適度なので、当時きちんとクリアできた子供達も多かったんじゃないかな？グラフィックも、まさにファミコン後期といった感じで素晴らしいし、なにせあのころのコナミですからクオリティは凄まじく高く、ステージも変化に富んでいてオススメです！

45本目の紹介は魔境伝説（PCエンジン）。知る人ぞ知るPCエンジン横スクロールアクションゲームの傑作であり、日本では知名度いまいちだが海外の評価がかなり高い作品。イメージとしてはメトロイドヴァニア化する前の悪魔城ドラキュラみたいな感じであり、操作性がかなり良い。昔のゲームゆえ歯ごたえはあるけれど、パターン覚えることで充分対処可能だし、ついつい先へすすんでみたくなる見事なステージ展開だし、アクションゲームファンはぜひ一度手にとってみて欲しい。BGMもとても良いですぞ！

44本目の紹介はシュタインズゲート！実は子供の頃総当たり式のアドベンチャーゲームに心折られて以来20年くらいまったくアドベンチャーゲームやってなかったんだけど、PSplusのフリープレイでシュタインズゲートと出会い、その面白さに腰を抜かし、以来アドベンチャーゲーム、ノベルゲームの大ファンになった。ともかくストーリーは先が気になりすぎて辞めどきを見失うほどであり、主人公岡部の他、脇を固めるキャラクターも個性は揃いで魅力が凄い。ノベルゲームとして頭一つ抜き出た存在なので、やったことない人はぜひ一度手に取って欲しい！普段ノベルゲーやらない人にこそ触れて欲しい、飛ぶぞ！

43本目の紹介はなんと珍しい任天堂製縦スクロールシューティングゲームであるソーラーストライカー（ゲームボーイ）。プロデューサーは横井軍平氏で内容は質実剛健、モノクロでもしっかり楽しめるシューティングゲームです。難易度も適度でゲームボーイのオーディエンスをしっかり把握した上で制作されている。ゲームボーイでシューティングをお探しならば、ネメシスとこれは鉄板でオススメできます！

42本目の紹介はスターパロジャー！身も蓋もなく言ってしまうとハドソン版パロディウスなんだが、そこはやはりハドソン、シューティングゲーとしてすごく高品質に作り込んでいて、CDロムロムだから音声も入ってます！代表作スーパースターソルジャーよろしく、がっつり縦シューで全8ステージ。各ステージともカラフルでまさにお祭りゲーム。今プレイするならPCエンジンミニか実機でプレイだな。できれば現行機でもプレイできる環境を用意して欲しいな〜

41本目の紹介は魔城伝説（MSX）！全8ステージの縦スクロールシューティング。シンプルなシステムだが、ミニマルなBGMが変にテンションを高めてくれて、気がついたら凄い夢中になってしまうんだよな。昔の作品だけど、ちゃんとステージごとにボスがいるし、一ステージの長さやパワーアップアイテムの頻度とか何もかもが丁度よいんだよね。今プレイするならPSアーカイブスのコナミアンティークスMSXコレクションvol2の購入がオススメですな！任天堂もはやくバーチャルコンソールサービスを復活させてほしいですな

40本目の紹介は、G1グランプリ（3DS）。競馬シミュレーションゲームなんだが、テンポもよく、実によく出来ていて、シリーズ化されればウイポ、ダビスタに並ぶ第三極になれたのでは？と思うくらい。一頭強い馬できるまではなかなかにハードなんだけど、名馬を掛け合わせ大爆発を起こせばスーパー強い馬を産み出すことも可能で、軌道に乗り出した時の楽しさといったらない。レースに勝ったらカードが引けて、そのカードを組み合わせて繁殖したりできるので、ついついやめどきを見失って延々とやってしまう良作ゲームです。競馬が好きなら、今からでも遅くないので一度プレイしてみることをオススメする名作ゲームです！

39本目の紹介はこの世の果てで恋を唄う少女YUNO。あの菅野ひろゆきさんの作品で、いくつもの並列世界を渡り歩きながら、消えた父をめぐる謎を解き明かしていく傑作アドベンチャーゲーム。最初はミステリーものかな？という雰囲気で物語ははじまるんだけど、徐々に展開がSFじみていくころには、もう物語に夢中になっており、更に後半、舞台設定が大転換し、、とドンドン驚きの真相が詰め込まれていて、まあ先が気になる気になる。ゲームの構造としても唯一無二といっていいほどオリジナリティがあるし、アドベンチャーゲーム好きならぜひ一度はプレイしておきたい作品です

38本目の紹介は高橋名人の大冒険島。みんなご存知高橋名人の大冒険島がスーファミで大パワーアップして登場。ファミコンの初作やバグってハニーは意味がわからないほど高難易度だったが、今作は随分ユーザーフレンドリーになり、ボス戦も個性に富んでいて楽しく万人にオススメできる横スクロールアクションゲームとなっている。グラフィックもスーファミにふさわしい品質。ファミコン版しかプレイしてない人にはぜひ本作とPCEの新冒険島を遊んでみてほしい

37本目の紹介は、魔法使いの夜。あらゆるネタバレをしたくないので、紹介が非常に難しいのだけれど、奈須きのこ氏の才能が爆発した素晴らしいノベルゲームなのでともかくプレイして欲しい。奈須きのこ氏の作品では、科学の力でも実現可能な現象を引き起こすのは魔術。人の世の理、物理法則や因果律すら破ってしまうのは魔法という区分があり、歴史上魔法にたどり着いたのは5人。その一人である少女、そして魔法を中心に素晴らしく魅力的なキャラ達が物語を転がしていく。Fate、月姫、魔法使いの夜は、ノベルゲームとして世界観の作り込みと、キャラクターの魅力が尋常ではないので、どれからでも良いから早くプレイするんだ！

36本目の作品はR-TYPE。1987年製とは思えない緻密なグラフィックは圧巻で、後世のシューティングゲームに与えた影響は計り知れない。とかく難しいと語られがちだが、ステージ1〜3あたりは実は難易度は控えめで、初心者も魅了する工夫がほどこされており、大ヒットしたことも頷ける。また後半のステージも、尋常じゃない反射神経をもとめられるわけではなく、むしろ最適な行動パターンを頭と指先に叩き込むことで道がひらけていく中毒性の高い構成となっている。というわけで、ガッツリ取り組めば攻略は可能なので、やったことない人も前半ステージだけでもプレイすることを強くオススメします

35本目の紹介は雷子。正直最初は、単に武将を女体化しただけで、三国志演義をなぞっていくのね〜くらいに侮ってたんですよ、ところがどっこい中盤のある仕掛けが発動するとストーリーラインがガラっと激動していくんですね。この衝撃は凄まじくて、ぜひ三国志が好きな人にプレイして欲しいです。ノベルゲーパートと戦闘パートにわかれていて、戦闘パートはいわゆる戦術シミュレーションみたいな感じで進行します。難易度は抑えめですが、一部めっちゃ強いボスはいますが、まあシナリオやり直す形で、レベル上げはガンガンできるので心配ご無用です。三国志編はきちんと終わるが、壮大な物語は続いていきます（いつか完結させて）

34本目の作品はスーパー魂斗羅（ファミコン）。大人気横スクロールガンアクションの二作目！ゲームも大変面白いが、ファミコンの限界にチャレンジするかのようなグラフィックは圧巻の一言。BGMもめちゃくちゃカッコイイし、やはり80〜90年代のKONAMIって凄いんだなと改めて思い知らされる。アーケード版も面白いんだけど、ファミコン版は長く遊べるように、3ステージ増えた全8ステージ。グラフィックをそのままアーケードから持ってはこれないが、その分他の要素で楽しませてあげようというサービス精神が素晴らしい。魂斗羅コレクションに収録されてるのでアクションゲーム好きなら是非プレイを！

33本目の紹介は沙羅曼蛇。ゆきゃすいまる少年が初めてクリアしたシューティングゲーム（ファミコン版）。簡単というわけではないんだが、繰り返しプレイしたらきちんと上手くなってクリアできる難易度が絶妙だったな。またファミコン版のクリアカセットがカッコよかったのよ。横スクロールステージと縦スクロールステージがあるのも、当時新鮮だった。ステージ背景はややグロテスクではあるんだが、異星人との対決という雰囲気が良いんだよな。今プレイするなら沙羅曼蛇2も収録されているPSPの沙羅曼蛇コレクションがオススメです！

32本目の紹介はマリオワンダー！正直マリオメーカー2でたとき、これ以降は既存のステージ焼き直しだろうし、まあそれでも面白いからいいか！くらいに思ってたんだが、恐るべし任天堂、まさかここにきてまったく新しい二次元マリオを開発してしまうとは。。一見普通のマリオがはじまるんだが、ステージ毎に配置されたワンダーシードをとると、まるで別ゲームのように操作感が切り替わる。ここまで作り込めるのはマリオゆえ莫大な利益が見込めることと、任天堂の体力だわなあ。改めてマリオを作ることの凄さ、こだわり、意地のようなものを感じました。ゲームが好きな全ての人に手にとってほしい名作です