読みました。
スティーヴン・ミルハウザー
柴田元幸 訳
『夜の声』
8つの物語からなる短篇集。
どれもが不思議で変な物語だけれど、心理描写と情景描写がとても良くて、どんどん続きを読みたくなる。
どれも「夜の声」に関する物語。
明るく爽やかな雰囲気が一瞬にして不穏な空気感になる。
ある事件に対しての町の人たちの感情の揺れ。
妻の妄想と暴走。
兄と弟で眠りの競争をする。
などなど。
「こういうのはみんなただのお話だから」と書かれているところもまた良し。
・物語とは起こりもしないことを語る。起こりうるけれど、起こらない。でも起こりうる。
来月もまたミルハウザーの何かを読みたい(希望)。
about 1 month ago