過日。東京タワーの見える交差点で人と待ち合わせをした。同じところにいるはずなのになかなか会えず、電話を耳にくるくる回ってたら「あれかな？」と相手が見つけてくれたことで、向かいにいることが判明。互いに手を振り合い、小走りに対面の歩道に渡った。後から考えたら、シュチュエーションがドラマみたいで笑った。仕事ですけども！

稽古見学に、界隈ではかなり有名なある方がいらしてびっくり。接点ないのに、どうやって見つけたんだろう。一流の方って好奇心が枯渇することがない印象がある。あと行動力。お忙しいのにありがたい。お好みの朗読スタイルかはわからないけど。本番も観に来てくれたらいいなぁ。

先日、1月の #潮騒の祈り のお客様二人から感想を聞く機会があった。いずれもidenshi195初観劇。なんと「ずっと作品と繋がっている感覚がある」という。半年以上経った今も、作品が自分の中にあるらしい。初めて聞く内容で驚いた。ありがたい。そして不思議。 なにがどうしてそうなるのか、自分で科学的に解明できるわけではない。ただ予想はつく。没入感を高める手法を用いているので、それが要因のひとつになっている気がする。ソレにより、人によっては語り手と同じように「物語そのもの」になる現象（状態？）が起きるのかも。 またお客様から朗読劇の可能性を教えていただいた気分。

引きこもりを抜け出して、先日、能を観てきた。金春会定期能。お目当ては辻井八郎さんの『通盛』。ツレが井上貴覚さん。このお二人の共演はハズレがない。毎回引き込まれる。 辻井さんの謡は、面（おもて）をかけていても聞きとりやすい。それも好きな理由。 能、二曲目の『蝉丸』は櫻間右陣さん。初めて観る方。ちょっと驚いたのが、櫻間さんだけでなくツレの阪本昴平さんも聞きとりやすく耳に心地よかった。完全に自分のコンディションの関係で半分寝てしまったので、体調が万全なときに櫻間さんの能をまた観たいと思った。 （時間切れで三曲目の『鉄輪』の前に退出）

グルテンフリー生活に憧れている。しかし実行できる気がしない。

幼児のころ、カーディガンやセーターを着たとき、中のブラウスが肘まで上がってしまったのを、母が袖口から手を入れて引っ張ってくれるのが好きだったんだよね。 なんで好きだったのか最近やっと言語化できるようになった。その時間だけは「わたしだけのお母さん」だったからだと思う。

とちくるって卵黄の味噌漬けを仕込みました。4日後が楽しみ。

裏金と統一教会との繋がりが票が伸びなかった原因だったとしか思えないのだけど、その議員が力を持ち続ける党だということか……

AV3カードを何年かぶりに申請した。映画館で観る頻度を少し上げたくて。 （AV3カードとは映像三団体連絡会会員証のことで、加盟してる映画館では割引料金で観られるのです）

まるまる無料配信はかなり思いきった試みです。最初で最後になるかもしれません。ぜひこの機会をお見逃しなく。 大塚明夫さん、大島朋恵さんに加え、今回は配信しない別チームのキャストも合わせると、合計6人の俳優が『眼球綺譚/再生』に出演という繋がりもあり〼

やはり商業で活動している俳優の律儀さマメさは目を見張るものがある。多忙な中でも自分の言葉で発信を続けている。手を抜かない。それが信用のひとつとなり、次の仕事を生むんだろうな。プロを目指す人、プロであり続けたい人が、プロの姿勢を学ばないのは勿体無いよね。

創造神に作品愛をぶつける民と化しております。『眼球綺譚』は初めて触れた綾辻作品です。 短編集の一作目が「再生」。つまり「再生」が初めて読んだ作品なのです。 あの日から約四半世紀。こうして雑誌で対談させていただける日が来ようとは、当時の自分が知ったら腰を抜かします。

病を食い物にしていると判断されそうなドキュメンタリー番組を観てしまった。 自立支援施設の代表者が、刑務所から出所した依存症者に振り回される様子を追う。偏見の助長が狙い？ 代表にも制作サイドにも正しい知識がないのか、医療や専門機関、自助グループに繋げるような場面がない。住居の提供と寄り添いは美しいが、説教で病は回復しない。当然のことながら被写体は再犯。「思いは届かなかった」という的外れなナレーション。裏切られても挫けず活動は続けていく姿を見せる姿で結び。 一面的な視点からの美談と、偏見の助長。真正面から向き合っている支援団体からクレームがくるのでは？ と心配になるほどの構成だった。

ちまちまと手洗いしていた衣装の洗濯がようやく完了。毎回何かしら色移りするのも、味わいになっていて良き。また来年！ （やるかどうかは秋ごろの判断。願いを込めて言うだけ言っておくスタイル） あの衣装も「視覚情報としての個を消す」ことで、俳優の存在や声そのものの本来の個性が際立つ効果を生んでるのだと、改めて思う。2017年の本公演からたくさんの俳優が袖を通しているのも、本線とは別にあるひとつの長いドラマのよう。今年で85人。数字で簡単に語れるものではないのだけど、100人に届くまで続けたら、また新たなステージが現れるのかもしれないと少し思っている。

いつか出演して欲しいと思っていた俳優さんが、なんとうちの創作に興味を持ってくれていた。そして稽古を見に来てくれた。……という夢を見た。正夢にならんかな。

すいかの浅漬けも美味しかった。きゅうりに近い食感。

「セリフを言う」というのは文字をただ音にすることじゃない。すぐに音にしたがる人ほどセリフに真実味がない。音にする前にやることがある。朗読も同じ。養成所と名のつくところで、ソコをちゃんと教えてるところあるのかな。「養成」とは何か。オーディションやWSをしていると考える機会が自然と増える。

すいかの皮が食べられると知って、試しにスープにしてみた。たしかに冬瓜っぽくて美味しかった。 macaro-ni.jp/76436

今日は自分のもうひとつの誕生日。ノンアル人生も15歳。今日から16年目がスタートです。 8/19は敬愛するドラマーの誕生日でもあります。毎年共に歳を重ねられる喜びを噛み締めています。 これからもノンアル族断酒組として、目標を持たず「今日一日」を過ごしていきます。

過日、2023年のThe Trial Session『朗読 原爆詩集』のキャスト数名からお誘いを受け、短い時間ながら豊かなひとときを過ごしました。中にはあの本番以来の方も。 あの時の経験が、二度のオーディションで活き、役を獲得できたとの報告を受けて嬉しくなる。 会っていなかった時間が嘘のように、雑談にも花が咲く。共に原爆詩集に向き合ったことで、戦争や命の大切さ、業界のハラスメントの問題や人の尊厳についてなども、自然と話題に上る。 本番付きの連続12回に発展させたことで、より強い繋がりを感じる人が増えました。各々が信じた場所でこれからも活躍できますように。

演出に気に入られれば役が貰えると考えている俳優とは、驚くほど会話が噛み合わない。自己肯定感が低いことをアピールしてくる人も、作品を体現することより自意識の方にエネルギーが多く向かうので、こちらがどんなに頑張っても、限られた稽古期間で観客に届ける質にするのは難しい。 一方、探究心がある人は、声で映像をつくることも、作品そのものになることも稽古中に体得してくれる傾向が高い。前述の二者よりも、キャスティングの可能性は高まる。 稽古中に稽古以外のことに時間を取られると、場の集中力が分散する。これは本当に無駄だと感じてしまう。idenshi195の稽古場は創作の場。

今回は、初演時のようなことが起きないよう、試演会も行い、医療資格を持つスタッフに全ステージに帯同してもらい、共感覚の強い方にも安心して観劇いただけるよう万全の体制を整えて上演します。

秋の公演の詳細です。 綾辻行人先生の短編集より2作を、複数チーム、総勢19人のキャストでお届けします。 〈出演〉
大塚明夫
春名風花
大島朋恵
鈴木彰紀
村上ヨウ
水戸將弘 のぐち和美
深田祐来
こもだまり
内田莉紗
小柴大始
平井友梨
山下亜矢香 日ヶ久保香
近藤 茶
遠野沙樹
黒野大悟
篠原 夢
七緒 趣 --- ▼プレミアチケット 09月01日(月) - 15日(月)販売 stage.corich.jp/stage_main/3... ▼各種前売券 09月22日(月)22:00発売 t.livepocket.jp/t/195_2510 #眼球綺譚_再生

朗読キネマ #眼球綺譚_再生 10月29日〜11月09日 Performing Gallery & Cafe 絵空箱 Session 〜即興で語られるもうひとつの『眼球綺譚』〜 内田莉紗 こもだまり 平井友梨 山下亜矢香 11月03日(月祝)18:00 ※アフタートーク付 ※idenshi195の強みを最大限に生かした1回限りの組み合わせのステージです --- ✅プレミアチケット 09月01日(月) - 15日(月)販売 stage.corich.jp/stage_main/3... ✅各種前売券 09月22日(月)22:00発売 t.livepocket.jp/t/195_2510

朗読キネマ #眼球綺譚_再生 10月29日〜11月09日 Performing Gallery & Cafe 絵空箱 ♦︎『再生』黒 大塚明夫 大島朋恵 11月07日(金)15:00 11月08日(土)18:00 --- ✅プレミアチケット 09月01日(月) - 15日(月)販売 stage.corich.jp/stage_main/3... ✅各種前売券 09月22日(月)22:00発売 t.livepocket.jp/t/195_2510

朗読キネマ #眼球綺譚_再生 10月29日〜11月09日 Performing Gallery & Cafe 絵空箱 ♦️『再生』赤 村上ヨウ 七緒趣 11月01日(土)12:00 11月06日(木)19:00 11月09日(日)12:00 --- ✅プレミアチケット 09月01日(月) - 15日(月)販売 stage.corich.jp/stage_main/3... ✅各種前売券 09月22日(月)22:00発売 t.livepocket.jp/t/195_2510

朗読キネマ #眼球綺譚_再生 10月29日〜11月09日 Performing Gallery & Cafe 絵空箱 ♢『再生』白 春名風花 鈴木彰紀 10月29日(水)19:00 10月31日(金)15:00 11月02日(日)15:00 11月02日(月祝)12:00 --- ✅プレミアチケット 09月01日(月) - 15日(月)販売 stage.corich.jp/stage_main/3... ✅各種前売券 09月22日(月)22:00発売 t.livepocket.jp/t/195_2510

朗読キネマ #眼球綺譚_再生 10月29日〜11月09日 Performing Gallery & Cafe 絵空箱 ⚫️『眼球綺譚』朔 鈴木彰紀 近藤茶 小柴大始 水戸將弘 10月30日(木)19:00 11月01日(土)15:00 11月05日(水)15:00 11月08日(土)15:00 11月09日(日)15:00 --- ✅プレミアチケット 09月01日(月) - 15日(月)販売 stage.corich.jp/stage_main/3... ✅各種前売券 09月22日(月)22:00発売 t.livepocket.jp/t/195_2510

朗読キネマ #眼球綺譚_再生 10月29日〜11月09日 Performing Gallery & Cafe 絵空箱 🟡『眼球綺譚』望 のぐち和美 日ヶ久保香 遠野沙樹 こもだまり 10月31日(金) 19:00 11月02日(日) 12:00 11月05日(水) 19:00 11月06日(木) 15:00 11月08日(土) 12:00 --- ✅プレミアチケット 09月01日(月) - 15日(月)販売 stage.corich.jp/stage_main/3... ✅各種前売券 09月22日(月)22:00発売 t.livepocket.jp/t/195_2510

朗読キネマ #眼球綺譚_再生 10月29日〜11月09日 Performing Gallery & Cafe 絵空箱 ⭕️『眼球綺譚』蝕 大島朋恵 黒野大悟 篠原夢 深田祐来 10月30日(木) 15:00 11月01日(土) 18:00 11月03日(月祝) 15:00 11月07日(金) 19:00 11月09日(日) 18:00 --- ✅プレミアチケット 09月01日(月) - 15日(月)販売 stage.corich.jp/stage_main/3... ✅各種前売券 09月22日(月)22:00発売 t.livepocket.jp/t/195_2510

『語り継ぐあの八月を』 編著：加世田智秋 記憶が定かでないのだけど、20年近く前、吉永小百合さんの朗読か美輪明宏さんの舞台に行ったときに買った本。 先日、久しぶりに読みましに。

「戦後」がいつまでも続きますように。 当時を知る方がいなくなりつつある今、そして世界の片隅で続く戦火を前に、祈るだけではなく、自分には何ができるかを考えていきたいです。

嫌な感じのする朗読の語り口だなと思う方の雑談を耳にして腑に落ちる。全方位に上から目線。作家に対しても聴き手に対してもそう。その性格が語りに滲み出てるんだろうな。なまじ知識があるから、権威に弱い人や受け身な人は惹きつけられていく。 わかりやすいのはコミニュケーションが成立していないところ。雑談のテイで一人で喋っている。相手の話に耳を傾けない。絶対に関わり合いを持ちたくないタイプ。

展覧会から次の場所に行くまで、世界の平和を希い、命を愛した櫻井さんのことばかり想っていた。

写真展『ヒロシマ1945』行ってきました。原爆投下直後から年末までの広島の様子と、被爆された方々の様子。 峠三吉の詩のなかにある「焼け爛れたヒロシマの」「眼をお饅頭のように焼かれた」という言葉がよみがえりました。 来場者には小学校低学年らしきお子さんを連れた方が何組もいました。ひとつの希望の姿でした。東京写真美術館にて8/17迄。

「稽古が始まったら◆◆さんのサインをもらってきて欲しい」とキャストに頼む人がいるようで困惑。 稽古場は創作の場。何をしに稽古場に来ると思っているのか。プロの俳優として出演するキャストにそんなことを頼むのも失礼。自分の知り合いの信用をガタ落ちさせるようなことを頼むなよ。素人さんなら場の意味を知らないから仕方ない面もあるけど、業界の人間だったとしたら創作の場をバカにしてる。 万一、本人との関係性もできる前からそんな動きをするような人がいたら、「“ファン”に出演料は払えません」とハッキリと言うだろうな。 創作に対して潔癖すぎる自覚はあるけど、さすがにナイ。

同郷の演劇仲間が、剣道漫画『剣に焦ぐ』を教えてくれた。原作者が有段者、しかも同郷とのことでこんなの読まないわけにはいかぬ！と読みはじめました。 暴力性を持て余していたヤンチャ少年が、才能を見出され剣の道に目覚めていくという王道な導入。 経験者あるあるな場面がいくつも出てきて懐かしい。普段から剣道経験が演出に役立ってることをちょいちょい発信してて良かった！ 原作者のインタビューも発見。 〈前編〉 8dabe.com/2025/03/07/k...

宴席が好きなのは今も変わらない。酒を卒業したことで離れた人もいたけれど、つまりそれは酒でしか繋がれない縁だったというのがわかってむしろ良かった。 （その人にとっては、わたしと過ごす時間より酒の方が魅力あるものなのだ） 軽口や冗談でも無理に飲ませようとする人とは相性が合わないので、自然と疎遠になる。 飲酒時代に比べて今のほうが人間関係が健全かつ充実している。

わたしがノンアル族（断酒組）だと知らず、日本酒をくださる方がいる。飲まないからとその場で返すのはご厚意に申し訳ないので、ありがたくお気持ちは頂戴して、酒そのものは実家の家族や酒が飲める友人に頼んで飲んでもらうことにしている。

国宝もかなり前に鑑賞済みで、今はちびりちびりと原作を読んでいます。上映期間中になんとか読み切って、また映画を観にいくんだ！

恐ろしい。2週間ほったらかしにしていた。拡散が必要な時期はつい治安の悪い古巣に入り浸ってしまう。

idenshi195的に怒涛の5日間です。 7/17木 ・単発WS（基礎編） ・眼球綺譚稽古 7/18金-16:00より ・眼球綺譚WIP（試演会） ヒアリング交流会 7/19土〜21月祝 ・スペシャルWS 第2行程 7/21月祝-18:00 ・The Trial Session 朗読 原爆詩集 本番

ファクトチェックをちゃんとやる報道機関一覧とかあったらいいのにな。

二作品、それぞれ複数チームで挑む本公演は、総勢19人のキャストでお届けします。 ますはオファーキャストからの発表です。idenshi195出演経験のある方ばかり。再びご一緒できる喜びを噛み締めています。 発表は明日以降に続きます！ #眼球綺譚_再生

半月放置していました。 スペシャルWSの集大成である公演『朗読 原爆詩集』と、秋公演の試演会andヒアリング交流会の準備と、キャスト選考と発表に向けた準備が同時進行で進んでおり、脳がオーバーヒート。 強力な制作スタッフのおかげで、なんとかキャスト発表まで辿り着きました。 ちなみに原爆詩集の方は、こっちでお知らせする間もなく完売しました。

昨日は気圧に負けてグロッキーでした。ふっかつ。

『国宝』まだ観てないのだけど、周囲から聞こえてくる評判の良さに、関係者でもないのに「そうじゃろう、そうじゃろう」となぜか得意げな気分になってしまうわたくし。 原作：吉田修一 脚本：奥寺佐渡子 監督：李相日 主演：吉沢亮 で面白くないわけがないのよ。 個人的には、伝統芸能×任侠だなんて、オレ得な映画でしかない。観るのが楽しみ。（膀胱との攻防は心配だけど）

一次審査のストレスで、何を食べてもお腹を下すターンに。お腹が弱いのは子どもの頃からだから慣れっこだし、一生付き合う覚悟だからSNSに書くことでもないんだけど、食べると罰を受けてるみたいでいやになっちゃう！ というだけの叫び。心配は無用です。

徹夜明けで昼夜のWSを乗り越えたら、やっぱり泥のように眠ってしまうのです。若い頃は２日寝なくても平気だったのに、もう無理はできない年齢になってしまった。そして起きたら胃が痛いという。（寝る直前にモノを食べた自分が悪い）

とてもなく楽しみにしていた映画『国宝』の本編の長さに戦慄している。175分。尿意に勝てる気がしない。でもスクリーンで観たい。どうしたら。