自然史博物館主催の鳥のさえずりを聴くイベントに参加したことをキッカケに、それまで「鳥の鳴き声」として十把一絡に処理されていた音が、「シジュウカラの鳴き声」「ヤマガラの鳴き声」「ヒヨドリの鳴き声」「ツバメの鳴き声」といった解像度で聞こえるようになり、日常生活で野鳥の鳴き声がどんどん耳に入ってくるようになった。音の鳴る方向を意識して観察すると、街中や公園で多様な野鳥が息付いていて、色んな姿を見せてくれる。今朝も家の前の電線に巣立ったばかりのツバメの雛が等間隔に並んでいて、親鳥から餌をもらっている姿を見られた。知識によって世界の見え方が変わる体験をこの年齢でもできたことが結構嬉しい。
4 months ago