睡眠アイスを食べたキュアアルカナシャドウは今、夢の中にいる。
〝楽しもう〟と柔らかな肌に触れたようとした刹那───
ベッドルームの窓ガラスが割れ、鼓膜を破る破裂音と閃光が俺の眼を焼き、頭に響く鈍痛で意識は遠く遠くへ…
気がつくと、裸電球が垂れ下がっている薄暗い場所で目を覚ましていた。
血とガソリンの匂い。
部屋の隅には赤黒いシミ。
コツコツと乾いた革靴の音が響く。
俺の心臓はやたらと煩く脈打つ。
鉄のドアが開き、トレンチコートの男が一言つぶやいた。
『シカゴ支部だ』と。
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