段々と神々の絵が増えていく。 好きな世界に埋没している時間はあっという間だけど、とても幸せ。

「建御名方富命」2025 先日旅してきた諏訪大社四社。 最後に訪れた本宮は、他の宮とは一線を画し、緊張感に満ちていた。 武田信玄が崇めた軍神としての側面の他、かなりの霊力を持つ方でもあったと伝わる。

建御名方（2025）ラフスケッチ。 武田信玄が崇拝したと言われる武神。出雲系。 先日、諏訪大社四宮にお詣りし、最後に本宮で手を合わせました。 古事記にある建御名方の描写は、実際の姿とはかなり乖離しているものと個人的には思っています。

東雲　Shinonome （2024） 龍の絵のご依頼を受け、閃いたイメージを形にしました。 色鉛筆とアクリル絵の具、それから伝わりにくいかとは思いますが、龍の身体と山にかかる雲に、純銀箔を蒔いています。

瀬織津姫（2024） Recently, I have begun to paint pictures on the theme of Japanese deities. Researching ancient deities is like wading into a deep forest, but it is a very enjoyable and happy act.

月の女神（2023） いつの頃からか、自然と毎年の年賀状に神様の絵を描くようになりました。 能動的に何か描きたいものを探すのではなく、自分の中の無意識が自ずと答えを出しているような、、そんな感じです。

八千矛　祭祀Ver.（2024）

八千矛　Yachihoko（2024） Yachihoko was the eighth king of the ancient Land of Izumo. He is the most familiar and still widely revered deity of the Japanese people.

八千矛　Ⅱ（2024） 弥生時代の大国主は、アイラインを刺青で入れていたという。 出雲王家に伝わる口伝によれば、王族の祖はインドから来たとのこと。エキゾチックな顔立ちに印象的なアイラインを引いた姿を想像しながら描きました。

坐御諸山上神 ~みもろのやまのうえにますかみ(2024) 奈良の桜井にある、日本最古の神社と伝わる大神神社の御神体は、拝殿の向こうの三輪山そのものですが、その実体は大きな白蛇だと言われています。正体を隠し、夜な夜な姫君の元へ通ったという男神の姿を描きました。