創作とは己の中に地層のように積み重なってきた経験や体験や感動や日常や見たもの感じたことをこねくり回して再構築することだと思っており、そのこねくり回す過程で己以外の何か違うものが入り込むと何となく薄味になるというか、下っ腹に響くようなものにならないというか、そんな感覚がある。
特に漠然と「誰でもいいから良いといわれるものにしたい」と思っているととっ散らかる気がする。
特定の誰かを狙い撃ちしたい!なら書き手の欲望が詰まっているから結果にアプローチしやすい気もする。
少なくとも自分は、自分のヘキを煮詰めてこねくり回してようやく出たものを並べることしかできない。
13 days ago